山本正之ライヴ 東京青山
『恋しい人よ』
ライヴレポート
約半年ぶりの正之さんの(普通の)ライブ。
大阪『愛しい人よ』、名古屋『可愛い人よ』と続いた三都連続ライブも、この東京青山がラスト。東京は「ザ・カルトショー」ということで(ちなみに大阪は「ザ・フリークショー」、名古屋は「モエドラガイセンショー」だった)レアな曲が聴けるのだろうと楽しみにしていた。
また、あのLAST RITUALから初めての(普通の)ライブということで、どんな風に正之ライブが変わるのかも気になるところだった。
いつもならLEXINGTONのインストが流れているところだが今日は無く、今までとは違う雰囲気。
やがて、開演時間が過ぎる。
観客のざわめきの中、正之さんが現れ、歌い出す。
LEXINGTON
いつもインストで流れているこの曲からライブが始まる。なんだか不思議な雰囲気。
一度、こういう風に始めてみたかったそうだ。
出だしで手拍子ができないと、ちょっと落ち着かないなあ。
今回のライブは正之さん一人で、いくちゃんやかめちゃんは不参加。
なんにも持ってこなくていい、と言ったらかめちゃんはほんとに何も持ってこなかったと怒っていた。
イヤイヤ社員旅行
OLの悲哀を歌った愚作シリーズの名曲(?)。
いや〜んいや〜んの部分もいいけど、ラストの部分もいい。
アナログの人
急速に進む社会のデジタル化についていけない寂しさを歌った曲。
『ステレオの歴史』にも通じる。
でも、レコードの音って時々無性に懐かしい。
サビの裏声がポイントかな。
大不況行進曲
久々の植木等風の曲。
明日から地下の倉庫の隣の部屋で、ってリアルすぎます。
燃えよファイターズ
日ハムの監督に大島氏(元・中日)が就任したため作曲したという不純な動機でつくった曲。
カッコイイ応援歌なのだけど、最後の最後で「いいぞがんばれドラゴンズ やっぱりドラゴンズ」になってしったのには会場爆笑。
ミイラとお姫様
『ザ★短編』に収録されている同名楽曲のフルバージョン。
フルバージョンでないと意味がわからないのだが、ようやくわかった。
ちなみに高校生の頃の作品だそうだ。
僕らのヒーロー超合金
まだ『ヤッターマン』も生まれていない頃に依頼され、没になったCMソング。
この曲の中に後の『ヤッターマン』や『ゼンダマン』のルーツがある、というと聞こえはいいが、全くおんなじフレーズが使われていたりする。
今回、オープニングのメドレーがなかったためか、妙に盛り上がる。
「やっぱみんなアニメオタクなんだよなあ!」ハイ、その通りです。
府中捕物控
もちろん3番まで。
ちなみにお金は全部赤十字に寄付したらしい。えらいぞ、ハカセ。
バイバイハイジャック
昭和40年代の出来事を集めたシングル文庫『府中捕物控』に収録したかったが、もちろん出来なかった。もちろん、アノ事件のことを歌った曲である。
哀愁のあるいい曲なのだが、CD化はやはりないだろうなあ。
仲良し共産党
続いて共産党の歌をアカペラで。
さびの「ふわっふわっ共産党」の部分はくせになります。
ここで4月より始まる新たなタイムボカンシリーズ、『怪盗キラメキマン』の主題歌をサビの部分だけ歌う。
18年ぶりにお茶の間のブラウン管に(って、古い表現だけど)山本正之のアニメソングが戻ってくるのだなあ。
ああ大和朝廷
"左"の歌ばかりでなく"右"の歌も、ということで『ああ大和朝廷』を1コーラス。
最後の「あああがらがらどんどんどん」では、条件反射的にひれ伏してしまう。
やっぱりみんな、洗脳されとるなあ。
ヨーグルトワルツ
『ミルクホールワルツ』と同じ頃作ったという、もうひとつのワルツ。
ワルツのリズムが心地好い、優しい、可愛いラブソング。
サスクハナ号の曳航2
『大王降臨』で発表された長編少年ドラマシリーズの大作。
今回も、涙が止まらなかった。
宿題
親友との絆の歌。
間奏には井原通雄氏の詩が挿入されている。
都市浮上
やはり『大王降臨』で発表された大作。
激しく、勇ましい命の咆哮。
次回のアルバムに収録希望。
オンリー・ハート
アルバム『女神の自由』に収録された珠玉のラブソング。
今回の三都連続ライブの「愛しい人よ」「可愛い人よ」「恋しい人よ」はこの曲からとられたものである。
聴けば聴くほど好きになっていく名曲である。
綺麗
アルバム『才能の宝庫』に収録されている大作。
名曲として知られているこの曲だが、実は今まで、いい曲だとは思っていたが、本当に心に響いてはいなかった。
だが、今回のライブで聴いて、ようやく心に届いた。
星々の海を越えた先に輝く、地球の姿が見えた気がした。
さらには『天体図鑑』『そよ子のスタイルブック』『女神の自由』などのフレーズが繰り返され、ひとつに溶け合っていった。
最後の曲にふさわしい曲である。
そして、「この儀式だけはやめられない」というアンコールである。
野菊の唄
やはり高校生の頃に作ったという曲。
素朴で素直な恋心を歌ったラブソング。
少年の夢は生きている
おなじみの名曲中の名曲。
説明も感想も不要だろう。
時間よ走れ
最後の曲。
時間よ走れ、と歌えるのは素敵なことだと思う。
少し、構成は今までと変わったけれど、正之さんの歌はやっぱりすごい。
新曲も多く、ライブならではのレアな曲も聴けた。
ああ、また正之さんのライブに行きたいな。
BACK [live]
BACK [masayuki]