春野亜希(はるの あき)
[登場作品] 若草野球部狂想曲
[経歴・所属] 若草高
[身長・体重]
[スリーサイズ]
[血液型]
[生年月日]
[投打] 右右
[背番号]
[ポジション] 三塁手
[声優・俳優]
『若草野球部狂想曲』のヒロイン。
女子でありながらも、頼りないキャプテンに代わってチームをまとめる若草野球部の中心的存在。
野球を何よりも愛し、誰よりも勝負に情熱を燃やす少女。
着替えを覗かれる、という最悪の出会いをした西宮光児とは事あるごとに喧嘩を繰り広げるが、光児の実力と勝負に対する情熱は認めている。
女みたいに女々しくなく、凛々しく勇ましく、スレンダーな体型で、意外と家庭的、というのはチームメイトで幼なじみの六甲道稔の評。
女子ゆえに一発長打を狙えるパワーは無いが、ミートは上手くセンター返しを得意とする。対神戸学園戦用に特訓したプッシュ打法で神戸学園のエース・桑原の149km/hの速球を打ち返したこともある。
鉄壁の若宮内野陣のサードを守る。肩がやや弱いが、反射神経とボールに向かう闘志は男子にも引けを取らない。
熱狂的な阪神ファンであり、その点でも巨人ファンの光児とは対立する。タイガースの選手の名前の書かれた六〇式粉砕抜刀(バット)を常に携帯しており、主に光児ら男子部員のセクハラに対して用いられる。
親友の文月真由美とは光児を巡って恋のライバルになるはずなのだが、自分の色恋沙汰にはとんと疎く、何より恋愛より勝負を優先させる性格のために、なかなかラブコメ的展開にはならない。
チームメイトの六甲道、神戸学園の松原、若狭常陽の有馬らに好意を寄せられているが、本人は全く気づいていない。
第3巻『スプリング・ステップ』における親友・文月との対決はシリーズ最大の見せ場。
名前は阪神タイガースの“春の”キャンプが“安芸”で行われていたことからだと思われる。
携帯の着信メロディは世界一有名なネズミのテーマ曲(=元阪神タイガーズの真弓明信選手のテーマ曲でもある)。