PS |
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スーパーロボット大戦α外伝 |
ティアリングサーガ |
風雨来記 |
リトルプリンセス+1 マール王国の人形姫2 |
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トゥルーラブストーリー3 |
DC |
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こみっくパーティ |
久遠の絆再臨詔 |
プロ野球チームをつくろう&あそぼう2001 |
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顔のない月 |
きゃんきゃんバニープルミエール2 |
Canvas 〜セピア色のモチーフ〜 |
吸血殲鬼ヴェドゴニア |
キン肉マン 〜Muscle Fighting〜 |
こみっくパーティ |
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月姫 |
パーティーズブレイカー |
Phantom of Inferno |
フォークソング |
ベストプレープロ野球 |
夜が来る! |
今年はコンシューマのタイトルが激減。その代わりPCのソフトが半分以上を占める結果となった。 ゲームはコンシューマ派、の私としては忸怩たるものがあるのだが。 コンシューマの作品はシリーズもの、続編ものが多かった。新規作品が少なかったが、やった作品自体が少ないのでそこまで手が回らなかったといえる。 PCの作品はほとんどエロゲー。別に狙った訳ではなく、勝手に供給されるのだから仕方ない。実際PCのゲームで自腹を割いたのは3タイトルだけである(しかも中古)。 PCのタイトルの中にはいわゆる同人ゲームが含まれている。 |
主演男優賞 | ホームズ(ティアリングサーガ) |
主演女優賞 | 斎藤冬(風雨来記) |
助演男優賞 | ウピエル(吸血殲鬼ヴェドゴニア) |
助演女優賞 | かなめ(トゥルーラブストーリー3) |
私の好きなキャラのコーナー、というよりは印象に残ったキャラのコーナーというべきか。 主演男優賞。無個性なキャラの多いギャルゲー・エロゲーの主人公の中で一人頑張ったのは遠野志貴(『月姫』)。が、今までにないタイプの主人公として印象の強かったホームズに軍配が挙がった。 あーぱー吸血姫・アルクェイド(『月姫』)と黒衣のロリロリダンピール・モーラ(『吸血殲鬼ヴェドゴニア』)の一騎打ちと思われた主演女優賞はまさかの伏兵・斎藤冬嬢が獲得。キャラとしての萌え度は人外(失礼)2人の方が上だろうが、やはりいまだに思い出すと泣きそうになる、というくらいの思い入れがあるので。 その他の候補キャラとしては滝沢玉恵(『風雨来記』)、工藤翼子(『トゥルーラブストーリー3』)、御影すばる(『こみっくパーティ』)、アイン(『Phantom of Inferno』)など。 九品仏大志(『こみっくパーティ』)、乾有彦(『月姫』)、ギーラッハ(『吸血殲鬼ヴェドゴニア』)らが激しい競り合いを演じた助演男優賞は僅差でウピエルが受賞。やはり他キャラに比べてウピエルの印象が強かった。 翡翠(『月姫』)がダントツかと思われたが、「翡翠はヒロインだ!」という声が審査員からあがり主演女優賞とで票が分かれてしまうという事態が。シエル(って、先輩はヒロインじゃないんかい!)、弓塚さつき(ともに『月姫』)、クレア(『リトルプリンセス+1 マール王国の人形姫2』)、ユニ(『ティアリングサーガ』)らを抑えたのはかなめ。主人公の恋をサポートする双子の姉というまさに助演にふさわしい役割で受賞。 下馬評では『月姫』キャラが優位と見られていたが、結局一人の受賞者も出ないという意外な結果となった。 |
システム賞 | 風雨来記 |
シナリオ賞 | 月姫 |
グラフィック賞 | 風雨来記 |
サウンド賞 | 風雨来記 |
主題歌賞 | MOON TEARS (吸血殲鬼ヴェドゴニア) |
実は選考よりも何の部門を作るかの方が悩んでたり。 システム賞は『雨風来記』に。もう少し洗練されていればなお良かったのだが、目新しさを鑑みて選考。 シナリオ賞は激戦区。僅差で『月姫』が受賞。 グラフィック賞は『風雨来記』。北海道の美しい風景が未だに目に浮かぶ。 サウンド賞は『風雨来記』。サントラを聴いただけでゲームのシーンが蘇り泣きたくなる音楽はやはり外せないだろう。 主題歌賞は『ヴェドゴニア』のEDテーマ『MOON TEARS』。曲自体の良さもさることながら作品のイメージにマッチしたまさに主題歌。弥沙子EDで流れたときに涙した人も多いのではないか。 『風雨来記』が3部門を占めるという強さを見せた。私のFOG好き、岸上さん好き、風水さん好きなことを差し引いてもなかなかの健闘。 |
大賞 | (該当作無し) |
優秀作品賞 | プロ野球チームをつくろう&あそぼう2001 |
月姫 | |
吸血殲鬼ヴェドゴニア | |
審査員特別賞 | キン肉マン 〜Muscle Fighting〜 |
このゲーム大賞としては初の大賞作品無しとなった。 『プロ野球チームをつくろう&あそぼう2001』は本来なら大賞となってもおかしくないのだが、(私は初プレイだったとはいえ)定番タイトルとして定着していることと、野球ファン以外のプレイを考慮して優秀作品賞に留まった。 残る2作品はPCのノベル系ゲーム。日頃、「ノベルゲームなんてゲームブックから進歩していない」などと公言している私が2つも選ぶというのは意外と言えば意外。裏を返せばそれだけこの2作品の出来が良かったともいえる。 次点としては『風雨来記』、『Phantom of Inferno』、『スーパーロボット大戦α外伝』、『ティアリングサーガ』といった所か。 審査員特別賞は我々肉マニアを唸らせた衝撃の格闘ゲーム『キン肉マン 〜Muscle Fighting〜』が受賞。制作者の方々の『キン肉マン』への深い情熱に敬意を。 傾向として、コンシューマはプレイした数が少なかった分、良作揃い。逆にPCは玉石混交といった感じであった。 ジャンル的にノベル系ゲームが多かった。いや、ノベルゲーム、嫌いじゃないんだけどね。イマイチゲーム的楽しさを感じないのよね。 来年(といか今年=2002年)はもっと”ゲーム的な”ゲームをやりたいと思うのだが、コンシューマはそうそう多くのタイトルをプレイできないと思われるので、PC偏重=ノベルゲーム中心は変わらなさそうだ。 |