1999年12月・雷鳴編
12月1日(水)
今日から12月である。
この日記の各月には『〜編』というタイトルがついている。
別に深い意味もないし、日記の内容とはなんら関係はない。
それにしても、12月に『雷鳴編』は季節外れ、と思うかもしれない。
だが、新潟出身の私にとっては、雷は冬のものだ。
ちょうどこの時期になると、新潟の空は一日中ぶ厚い雲に覆われる。
やがて夕方になると、みぞれ混じりの雨とともにかみなりが鳴り出す。
"雪よりも厳しい"ともいわれる横なぐりの風とともに、みぞれが自転車で下校する私に容赦無く襲い掛かる。
雨具は着込んでいるが、風で思うように自転車は前に進まず、むきだしの顔を針のようにみぞれが刺す。
そして背後からは急き立てるかのように雷鳴が鳴り響く。
誰とも知らぬ相手に恨み言をつぶやきながらも、胸には不思議な昂揚感が確かに存在するのだった。
関東に住むようになってしばらくたつが、未だに穏やかな天気が続く関東の冬はなんだか落ち着かない。
あの感覚が懐かしい、とも思うのだが、やっぱり泣き言を繰り返しながら自転車をこぎたくなんかないや。
12月2日(木)
何気なく本屋に立ち寄った私は、自分の目を疑った。
いや、自分の目に映ったものを理解できないでいた。
しばしの自失の後、緩慢に活動を再開した思考が網膜からの情報を理解したとき、私はまるでハルボゼ(メロン)を叩き割ったような衝撃を味わった。
と、いうわけで、『アルスラーン戦記』の第10巻が発売されていたのである。
7年ぶりの新刊である。
7年というと中学3年生が大学2年生になる年月だ(おや?)。
ああ、長かったなあ。
気が付けば、アルスラーン陛下やエラムの年齢も追い越してしまった。
次の新刊が出るころにはダリューンやナルサスも追い越してしまうのかなあ。
なんか新しいゲームがほしくなって、秋葉原へ。
迷ったが、『Lの季節』を購入。
なんか、世界観の根幹となる設定がアレだが、個々のシナリオは悪くないし、キャラもいいし、声優もそこそこいいところを使ってるし(どーでもいーがまた田村ゆかりが出てやがる。今年何本目だ?)、OPムービーも美麗だし、及第点は付けられる。うん、なかなかおもしろい。
12月9日(木)
風邪で一日寝ていた。
私は意外と丈夫なタチで、滅多に病気の類にはかからないのだが、若さと体力にまかせて不摂生な生活を送っているので年に1回くらいは寝込むこともある。
夕方になるとかなり楽になり熱も下がったのだが、午前中は非常に苦しかった。それもベイスターズの選手やホークスの工藤のことが鼻の奥の方でぐるぐる巡っている、などという非常にヤなうなされ方だった。子供の頃に見た溺れる夢とかの方がまだいくらかましだな。
12月13日(月)
風邪はほとんど直って、体の方はなんともないのだが、喉が痛い。
仕方なく、あめをなめまくっているので、ほとんど主食があめ状態である。
主食があめ、といえば、日記復刻編にも登場した、長岡に住む母方のJijyである。
ここ数年、主な栄養の摂取方法があめ玉で、BOX買い(と、言うんかなあ)が基本らしい。不摂生の連続首位打者のような生活を送っているくせに別に病気にもならずぴんぴんとしている。
ここ何年か、会いに行く度に「これで会うのも最後かもしれないなあ」などと言っているんだが、なかなかしぶとく、来年で95歳である。
この正月も、またじーさんに"最後のあいさつ"をしてくるとしますか。
12月17日(金)
秋葉原の石丸電気で『山本正之'99 女神の自由』を購入。
その足で高田馬場へ。面影橋のバオバブ学園アトリエで行われる正之さんの極秘のLIVE『リクエストショー』に参加。
リクエストショーは初参加だったのだが、とても楽しかった。
帰宅後、さっさと寝て『女神の自由』は明日じっくりと聴くつもりだったのだが、眠れないので結局聴いてしまう。
やわらかで、力強い、優しさにあふれた素敵なアルバムだった。
このアルバムにはちょっとした思い入れがあったりするのだが、それはまた今度の機会に。
12月22日(水)
『みちのく秘湯恋物語kai』を購入。
朱鷺子ちゃん、相変わらず花札つえーや。
勝率3割くらいだもんなあ。いくら撮影権利のストックが増えたり、1回にもらえる撮影権利が増えてもあの強さはオニである。
新規グラフィックは嬉しいんだが、岸上さんの絵が変わりすぎ。ほとんど別人。なんかロリィ入ってるし。おかげで亜絵里は可愛くなったが。
当然といえば当然だが、18推だったサターン版と比べて温泉シーンが明らかにパワーダウンしているのも残念。
改訂版を出すのはいいけど、おんなじネタで何度も勝負するのはどうなんだろうねえ。
12月24日(金)
冬コミに行くつもりだったんだが、パンフも買ってないし、めんどーなのでやめて、トイレ掃除をする。
夜、冬コミに参加した妹が泊まりにくる。
妹が持ってきた『どこでもいっしょ』をやる。
選んだのはネコで、名前は妹の発案で"きみこ"。
ガンダム用語ばかり入れていたら、「ドワッジを食べたらおなかをこわした」だの「ノラザクレロがゴミを荒らす」だの「げきついやしゅくせいがうまくなると人間になれる」だの「ドズルさまとデートした夢を見た」だの言いまくって面白い。
12月25日(土)
やっぱり冬コミ行かず。
妹の友だちも私の部屋に泊まることになっていたのだが、私の部屋で3人もマトモに寝れずはずもなく、結局、徹夜で『カードキャプターさくら』のビデオを観ていた。
12月26日(日)
冬コミ最終日。
一応冬コミに行く。が、FOGブースでCDを買って、ギャルゲースペースを覗いてさっさと帰った。
帰りに寄った秋葉原で春のスパロボライブCDを中古で購入。ささきいさおさんは素晴らしい。
12月27日(月)
妹と一緒に鈍行を乗り継いで実家へ帰る。思ったより寒くなくて安心する。
弟の買った『ときメモ2』を早速プレイ。
OPはなかなか良い。
幼年期はイマイチ操作性が悪かったり、ポリゴンキャラがいやーんな感じだったが、まあよし。
伊達に前作を30回もプレイしていないのでシステム関係に苦労はしない。前作と大きな変化は無いとはいえ、全体的に洗練されている。グラフィックも格段に良くなってるし(あれより悪くは出来ないだろうけどさ)。全編を流れるときメモテイストは変わらず、うれしい。
期待のEVSは、まあがんばってるな、という感じ。技術的には凄いんだろうけど、やっぱちょいと不自然。本名を入力してプレイするとまた違うのだろうけど。あれだけでメモリーカードを11ブロック使う上に、光か香澄さんのどちらかしかできないのはどうかと思うぞ。
ファーストプレイなのでとりあえず光狙い。前作の詩織と違って難度は高くない。幼年期との絡みのイベントとかもあって盛り上げてくれる。ちゃんとハッピーED。
全体的に言えば、Zではなくてmk-II、という感じだろうか。ガンダムからZガンダムくらいの進化を期待していたけど、実際はガンダムmk-IIだった。とはいえ、やはりおもしろい。期待は裏切らない出来ではあった。
12月28日(火)
高校時代の仲間と集まる。
4人で麻雀の予定だったが、例によってN先輩が8時間の遅刻のために出来ず、街をうろついたり、サターンの『Mr.BONES』をやったりしていた。
夕方からN先輩を交えて飲み。そんなに飲んでないつもりだったが、飲み代が一人当たり5000円を越えてしまった。むう。
12月30日(木)
『ときメモ2』セカンドプレイ。
次は香澄さん攻略かな、などと思っていたら、なぜか伊集院メイを攻略している私。
くそう、かわいいじゃんか。
それにしても、やっぱり今年は田村ゆかりで終わるのね・・・。
12月31日(金)
大掃除の手伝いをしたり、突然中学時代の友人たちから呼び出されたりしたが、特に問題なく終わる。
眠いので11時に寝てしまった。年越しに起きていなかったのって何年ぶりだろう。何か嬉しいぞ。
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