« 2011年03月 | メイン | 2011年05月 »

2011年04月30日

舞台版『銀英伝』のDVDを観た

まさかの舞台化ということで話題になった舞台版の銀英伝。
観に行くことはできなかったけどDVD化されたので、妹と共同購入して視聴したのでちょろっと感想など。

今回は銀河帝国編ということでヤンを始め同盟・フェザーン側のキャラクターの出番は無し。
原作第1巻のアスターテ会戦から原作2巻のリップシュタット戦役までを描く。

帝国はもともと舞台劇に近い雰囲気があるので原作のイメージにかなり近い感じ。
キャストもイメージを壊すような人はいなかった。全員日本人でも違和感なし。あ、いや、メルカッツ提督が禿げてたくらい。我らが殿こと松坂桃李くんもラインハルトを熱演してました。
どうするのかと思ってた艦隊戦も多数のダンサーを使った演出でこれはアリだなーと。さすがに戦術云々を見せるまでは行かないけど舞台ならばこれで十分。

ストーリーも特に中盤までは文句無し。次は原作のこのセリフが来るな、というシーンをハズさないのが気持ちいい。原作のエピソードの取捨選択も的確。
オリジナルのシーンで、フリードリヒIV世に語らせたり、キルヒアイスとアンネローゼのラブシーンを入れたりのも上手かった。

ただヴェスターラントの辺りから怪しくなってくる。
ブラウンシュヴァイク公のヴェスターラントへの核攻撃を実施前からキルヒアイスが知ってるのはまだわかる。核攻撃前にラインハルトとキルヒアイスを対峙させることでより両者の対立を深めることができるから。
それなのに、ヴェスターラントの惨劇を知ってラインハルトがあっさりキルヒアイスに従えばよかったと後悔して落ち込んじゃうんだよなあ。
ラインハルトの弱さや優しさを見せたいのかもしれなかったのかもしれないけど、ここはラインハルトが覇道のために冷酷さを選ぶ覚悟したんだからすぐ後悔させちゃダメでしょ。
しかもそうすると、アンスバッハとの対面の時キルヒアイスが武器の所持を認められなかったのと矛盾しちゃうし。
中盤までは原作をよく理解していると感心させられてたのに、なんで一番大事なところを改悪しちゃうかなあ。

あと、ラインハルトが皇帝への復讐のためだけに戦っていた、みたいな描き方も違和感。もちろんそれは大きな要因だけど、それだけじゃ無いよね。フリードリヒIV世の描き方は良かったんだけど、ラインハルトの人間を小さくしちゃってる。

本筋と関係無いところだとアンスバッハがムダに活躍しすぎ。リヒテンラーデ侯殺すわ、オーベルシュタインにヴェスターラント核攻撃をリークするわ、ブラインシュヴァイク公も騙して殺すわ、もちろんキルヒアイスは殺すわ…。
ヴェスターラントを含めてリップシュタット戦役の部分は疑問な部分が多いわ。

とまあ、原作厨として色々文句をつけたけど、十分合格点をあげられる出来。
シナリオに不満はあるとは言え、雰囲気は十分。生で観てたらもっと感動できたと思う。
次は同盟編かなあと思ってたら、6月にロイエンタールとミッターマイヤーの外伝が舞台化されるらしい。生で観るのは難しいけど、次もDVD化に期待したい。

2011年04月06日

はじめての…

ウワァァァwww!!!! ジコッタァァァwwwww!!!!!

つーわけで、人生初の交通事故に遭いました。

昨日の朝の通勤時、場所は新潟駅近くの一方通行の道路。
道路の左側は路上駐車場もあるので駐停車している車が何台も止まってる。
いつものように自転車で停車しているタクシーの右側を通り抜けようとしたら、ちょうど開けようとした運転席側のドアとぶつかり盛大に転倒。頭と左膝を強打。
頭から落下したものの俺は三沢さんのように後ろ髪で受身を取り、などということは無かったけど、ヘルメットを被ってたお陰で多少くらくらしただけで済んだ。

意識はしっかりしてるし、膝の方も立てないほどじゃなかったけど、タクシーの運転手が救急車を呼んだので、一応救急車の中で検査。救急車初体験。
このとき、「救急車なう」とかTwitterにツイートしたら弟の嫁さんがえらく心配して家に電話かけてきたらしい。なんという義妹の鑑。
たいしたことは無さそうってことで、救急車ではなくタクシー会社の別のタクシーで病院へ。ちょっと救急車に乗って行きたいと思ったのはナイショだ。

膝のレントゲンと頭部のCTスキャンを撮ってもらったけど、骨折もなく脳の内出血なども無し。
治療後は警察に行って事故の調書を取りました。こちらも初体験。

膝の方は昨日の午後はかなり痛んだけど、今日一日安静にしてたら痛みも引いたので、あと1回医者に行けば問題なさそう。
自転車の方も多少ブレーキが歪んだくらいで無事っぽい。駅の駐輪場に置いてきたので近いうちにマルシンさんで点検してもらおう。

不幸中の幸いというか、ぶつかったのがタクシーだったので保険会社からすぐ連絡があり、治療費やら休んだ分の給料も補償してくれるとのこと。
自転車の修理代や破けた背広のズボンの代金もちゃんと払ってもらえるっぽいし。

いやあ、今回ほどヘルメットを被ってて良かったと思った日は無いね。
結構な勢いで打ったので、ヘルメット無かったらかなりやばかったと思う。
これから俺は積極的自転車ヘルメット推進派になるよ。2chの自転車板でヘルメット被る被らないで揉めてる時はヘルメット着用派側で粘着するよ。

いつもは停車している車の横を通るときは「ドアが開くかも」というのを頭に入れてるし、車間距離も空けるようにするんだけど、今回はちょっと油断していたなあ。
幸い大きな怪我を負うこともなかったので、これを機にもう一度道路を走ることについて見つめ直そう。
これを読んでいる人、特に自転車に乗る人は、自転車は車道を高速で移動する、一歩間違えば大きな事故に合う可能性のある乗り物であるってことをもう一度認識してもらえれば幸い。
あと、Twitter上で沢山の方に心配してもらいました。個別にお礼のリプライはしたけど、改めて感謝を。