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2010年10月02日

2010ファーム日本選手権 鳴尾浜タイガースvs浦和マリーンズ

Twitterでさんざんつぶやいたのでブログは…と思ったけど、こんなときじゃなきゃ最近はブログ更新しないのでさくっと書いちゃうことにしよう。

というわけで、前日の一軍のクライマックスシリーズ出場決定の興奮も冷めやらない中、浦和マリーンズがイースタン代表としてウェスタン代表の鳴尾浜タイガースと対決する、ファーム日本選手権をHARD OFF ECOスタジアム新潟で観戦してきました。

今年はマリーンズの試合を生で観るのは初めて。年に一回くらいは上京してマリーンズの試合を観るようにしてるんだけど、今年は主に経済的な理由で行くチャンスが無かった。それがまさかこんな形で観戦の機会が訪れようとは。
地元の球場でファーム日本選手権が開催されて、それに参加するのがマリーンズだってんだから、そうそう無い幸運っぷりだな。

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HARD OFF ECOスタジアム新潟、昨年の開場以来行かねばとずっと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わなかった。初めて行くのがマリーンズ戦というのはまあ私らしい。

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新しいだけあって綺麗だし、解放感もあっていい球場だなあ。
マリスタに比べるとちょっと小ぢんまりした印象もあるけど、その辺も地方球場らしくていい雰囲気。

今日の新潟は久しぶりに夏が戻ってきたみたいで絶好の野球日和だった。
お陰でスタジアム内は凄い暑さだった。座席が熱くなって座れないくらい。さすがに夕方はかなり涼しくなったけど、

お客さんの入りはちょっと寂しめ。タイガース側の方が多かったのは、まあ仕方ないがちょっと悔しい。
外野席にはジントシオさんを始め、応援団の方々も来ていた模様。昨夜マリンで試合があったのにご苦労様です。
Twitterによると多くのマリーンズファンが新潟に集結していたらしい。レプリカユニフォームや選手Tシャツのファンもたくさん。ちなみに私もMキャップ&背番号26Tシャツで観戦してました。
あとは、少年野球のチームや高校生、地元の家族連れやおじいちゃんなど、せっかく地元で野球やるんだから行ってみんべーみたいなお客さんもたくさん。このあたりも地方球場のおもしろいところ。

試合は7回までタイガースの蕭にパーフェクトに抑えられ、守っても四球や守りのミスで失点を重ねて4対0と苦しい展開。
ところが8回、4番細谷が初ヒットを放つと後続も続き、満塁で代打・金澤がタイムリー。さらにワイルドピッチで2点奪い一点差に詰め寄る。
こうなると勢いはマリーンズ。9回、ランナー12塁で竹原が同点タイムリー! さらに満塁とすると押し出し四球で逆転!
粘るタイガースも9回裏に同点に追いつき延長戦に突入するも、10回、またも満塁とすると今度は押し出しデッドボールで勝ち越し。
10回裏は一死13塁と長打が出れば逆転サヨナラの場面となるも、ライトへのファールフライでなぜか一塁ランナーが飛び出してタッチアウト。マリーンズが大逆転勝利を決めた。

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胴上げされる慶彦監督。iPhoneなので写りがアレですが。

いやあ、なんともグダグダな試合だった。
6点のうち、ワイルドピッチと押し出しで4点取ってるからなー。
マリーンズの方も勝ったとはいえ、守りのミスが多く、四球からの失点もあり、とても褒められた内容じゃなかった。観戦に来ていた野球少年たちは決して見習わないように。
まあ何はともあれ勝てて良かった。

3安打放った細谷がMVP。打撃はもちろん守備でも軽快なところを見せていた。正人や塀ちゃんよりは細谷を上げておくべきだったんじゃね? って気もするが一軍でベンチを温めるよりはファームで実戦を積んでた方がよかったのかも。一軍の内野の壁は厚いけど、今後の成長に期待。

そして竹原。一軍では依怙贔屓のように使い続けられたのに凡打を繰り返してたけど、今日は見事な同点タイムリーだった。今日のバッティングで今年の一軍での数々の凡打は忘れてやることにする。来年はあの打撃を一軍で見せてくれ。

すでにコーチ就任が決定してる大塚がすでにコーチとして普通にバッティングピッチャーや一塁ベースコーチやっていた。そもそも出場資格満たしてないし、登録もコーチだったりする。
一軍での引退試合が無かったこともあり、試合終了後、大塚の応援歌が何度も歌われていた。私も最後の大塚明体操をやったよ。ゴーゴーオオツカアキラ!

戦力外となった堀さんの出番があるかとひそかに期待していたのだけど、ベンチ入りもしてなかったらしい。うーむ、マリーンズのユニフォームを着て打席に立つ堀幸一の姿を、最後にもう一度見たかった。

タイガースの新潟出身選手・横山。試合前に記念の花束をもらっていたし、10回表に登板した時も一際大きな歓声を浴びていた。
が、結果は1被安打2四死球で降板。替わった石川が打たれたため敗戦投手になってしまうという不運っぷり。
延長が無かったら登板の機会自体が無かったので、出番があっただけ良かったと思おう。地元の知人縁者がみんな集まってただろうに可哀想だけど、プロだからね。

いつもはネット観戦のファンとしてはやっぱり生で応援できるのは楽しかった。
やたらに盛り上がる神戸の応援やらチャンステーマも、内野席からとはいえやれて良かった。球場ではどちらかというと「観戦」を優先したい方なんだけど、やっぱり「応援」で盛り上がりたいって気持ちもあるのよね。こんな機会だったんだから、外野で観戦でも良かったかも。

中盤まではどうなるかと思ったけど、最終的には逆転勝利、マリーンズファンとしては堪らない試合でした。
初の新潟スタジアムでの野球観戦が、こんなにおもしろい試合で良かった。
細谷を始め、今日出場した選手たちがマリンスタジアムの一軍の試合で活躍する日を期待しつつ、勝利の喜びに浸りたいと思う。