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2010年06月30日

2010年6月の走行距離

ESCAPE:310.32km
Esola:112.63km
梅雨の割にはあまり降らなかったのでそこそこ。
Esolaの走行距離がやや多いのは妹に一時期貸していたため。

2010年06月27日

『球場のシンデレラ』とか『18 エイティーン』とか『Throwing Heart』とか『高校野球道Girl's』とか

女子野球作品について、twitterやtumblrでは話題にしたり、めがきゅーうぃきにもこっそり追加してたりするんですが、このブログでは触れてない作品がいくつかあるのでささっと紹介してみましょう。

球場(ボールパーク)のシンデレラ

掲示板で福田さんに教えてもらいました。
芳文社のまんがタイムオリジナルにて2010年3月号から連載中です。
新設された(架空の)女子プロ野球リーグを舞台にした4コマ漫画。
作者は小坂俊史さん。多くの4コマ作品を手掛けているだけあってなかなかおもしろいです。
タイトルのシンデレラは現実の女子プロ野球リーグに合わせたのかと思いきや、小坂さんのブログのエントリによると全くの偶然との事。
単行本化はしばらく先かなあ。

18 エイティーン

大分前にちゆ12歳のニュースで存在を知ったんですがタイトルも作者もわからずずっと気になってました。思い切って2chの少コミスレで質問し、ようやくタイトルと作者が判明。
試合中に打球をぶつけて父を意識不明においやった相手を見返すため、女子高生の姫里真央がプロ野球に挑むという話。
「その日…伝説の少女がマウンドに立った」という大仰な煽り文句がアレだとか、女子高生相手にプロ選手が女の腐ったようなイジメするなよとか、そもそも選手がどれも高校生にしかみえないとか、現役選手で初めて殿堂入りって殿堂入りの条件は引退後5年以上だろとか、殿堂入りしてるのに選手としての業績が史上最年少のベストナインって微妙じゃねとか、ツッコミどころが満載です。
2005年の段階でこんな作品を出しちゃうのがヤバいです。駄作も多い女子野球コミックの中でもなかなか底辺。わざわざ読む価値は無いなあ。

Throwing Heart(スローリングハート)

これも掲示板で大島進藤さんに教えてもらいました。
亡くなった姉に憧れて女子野球部に入部した少女の話。
成年コミックですので、良い子のみんなは読んじゃいけません。帯によると“成年コミック業界初の野球少女連載”とのこと。確かに単発ではありそうだけど(ここで紹介したやつとか)連載モノはないだろうなあ。
成年コミックですが、意外と言ったら失礼ですがちゃんと野球してます。キャラもなかなか魅力的だし、絵も可愛い。
ただ、成年コミックのお約束として各話に必ずHシーンが入っていて、それがストーリーと乖離してて無理やりHシーンを入れてましたという感じになってるのが惜しいところ。毎回Hシーンを入れつつストーリーも進めなくちゃいけないんだから、連載モノの成年コミックって難しいよねえ。
Hシーンはひとつを除いて和姦ものなので、陵辱ものが苦手でも大丈夫。
カバー裏には各キャラクターの『パワプロ』風能力が記載されてます。『パワプロ』好きなのかなと思ったら、作者さんのサイトを見たら同人誌(もちろん18禁の)も出してるんですね。欲しいかも。
個人的にはHシーン無しの一般向け作品でも十分いけたんじゃないかなあと思います。その方がキャラクターやストーリーに重点を当てられて更におもしろかったかと。でもまあ(Amazonのポイントがあったとはいえ)新品を購入する価値は十分あったかな。

◆高校野球道Girl's in ニコニコ動画

私的にはもはや懐かしさすらあった『高校野球道Girl's』なんですが、いつの間にかニコニコ動画でいくつも実況動画がつくられるなど、私の知らぬ間に盛り上がってた模様。
ニコニコ動画における『高校野球道Girl's』についてはニコニコ大百科にまとめられてます。→高校野球道Girl'sとは (コウコウヤキュウドウガールズとは) - ニコニコ大百科


すべてのきっかけとなった糸冬Pのアイマス野球道Girl's。
アイドルのみならず、御巫姉妹などの固定キャラや汎用キャラモ上手く個性付けしてておもしろいです。2年半もやってるのにまだ5年目なので、先が見えないのが欠点ですかね。


こちらは有志にチームを募って行われたトーナメント戦。
何食わぬ顔で『花咲く乙女のための嬉遊曲』の成林高校が参戦していてビックリ。
3番から6番の強打っぷりとか、嵐先輩の広い守備範囲とか、姫の投げることにしか興味無さっぷりとか、乃雪の超鈍足(バットに当たればほぼ成功のこのゲームで送りバントやスクイズでアウトになるほど)とか、思い通りの育成が難しいゲームなのに上手く再現しているなあ。

『大正野球娘。4』の感想も書きたかったけど、それはまた今度、気が向いたら。

2010年06月23日

燃えよマリーンズ!2000

私がマリーンズを本格的に応援するようになったのは2000年の事なので、もう10年経つんですな。
千葉に住んでいて、ジョニー黒木という選手に興味を抱いたのでなんとなく応援はしていたのだけど、試合中継を観たり、ちゃんと応援するようになったのはその頃から。初めて千葉マリンスタジアムに行ったのもこの年でした。この年、2回マリスタに行って、2試合とも初様がホームラン打ったんだよなあ。
そんな10年前の、マリーンズファンになったばかりの頃の私がつくった替え歌が旧サイトから発掘されました。見てみたら懐かしくなったので、当時をちょっと振り返ってみようかと思います。
あ、言うまでも無く山本正之作詞作曲の『燃えよドラゴンズ!』の替え歌です。マサユキストになったのはさらに昔ですから。

遠い夜空に こだまする
カモメの羽ばたき 耳にして
マリンスタジアム 詰め掛けた
僕らをじいんと しびれさす
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

1番諸積 塁に出て
2番サブロー ヒットエンドラン
3番福浦 タイムリー
4番石井が ホームラン
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

神話を作れよ ボーリック
初芝 堀よ 打ちまくれ
ガッツで守れよ 清水将
小坂よ ベースを駆け巡れ
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

サンデー晋吾が 勝ちを取り
黒木よ 今こそ 蘇れ
投げ抜け ロバーツ 清水直
武藤よ 後藤よ 返り咲け
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

ウォーレン 河野に 川井 和田
吉田 竹清 中を継ぐ
鉄腕・藤田が 後を断ち
最後に 小林雅が行く
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

大塚 立川 早川と
橋本 吉鶴 平井 佐藤
酒井 山本 松本だ
本西 バリーに 秦 巌
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

牛を倒して ハム食べて
獅子の牙折り 鷹落とし
そして青波 乗り越えて
カモメは悠々 天に舞う
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

僕もあなたも 願ってた
祈る気持ちで 待っていた
それは一言 優勝だ
山本監督の 胴上げだ
いいぞ頑張れ マリーンズ
燃えよマリーンズ

がんばれがんばれ マリーンズ
燃えよマリーンズ

なんだか懐かしい名前が並んでますね。
今も現役でマリーンズに在籍している選手はサブロー、福浦、堀、大塚、小野のみ。薮田、里崎はまだまだ戦力になっておらず、塀内は高卒ルーキーでした。
ちなみに西村監督は当時、二軍外野守備走塁コーチを務めていました。

福浦、石井、ボーリック、初芝と続く打線は雰囲気だけならなかなか強力、ってファーストとサードが4人いるぞと思ったら、この頃福浦は外野守ってたんだよなー。足遅いのに。危なっかしかったことは覚えてるけど、今の大松や竹原よりもヤバかったっけ?
こんなオーダーが実際にあったかどうかは覚えてません。当時の私の理想のオーダーだったんじゃないかと思います。

ロバーツとかバリーとか、ああいたなあそんな選手、って感じ。ミラーとかよりは戦力になってたと思うけど、ネタ外人ってほどでも無かったので全然覚えてないや。この年はノットという外国人投手も途中入団してますが、尚更覚えてません。
武藤も後藤も返り咲く事は無かったなあ…。

せっかくなので当時のマリーンズについても簡単に振り返ってみます。
前年の99年は山本功児新監督の元、七夕には一時首位に立つなど最下位から脱出。エース黒木に加え、武藤、小林雅の三本柱が確立し、ジャイアンツから大砲・石井浩男が加入して投打の柱ができたことから、シーズン開始前はパ・リーグのダークホースとして期待されてました。
ところが、開幕してみれば、期待されていた三本柱は崩壊、石井も怪我と不調で4番の役目を果たせず、4月を5勝17敗という散々な成績で終えます。
その後は盛り返すものの、ファイターズに6勝20敗と大きく負け越したこともあり、結局5位に終わってしまいました。

しかし、酷いだけのシーズンという訳ではなく、後のマリーンズを背負う選手たちの台頭が見えた年でもありました。
まず、小野がサンデー晋吾と呼ばれブレイクし、不振のジョニーの穴を埋めます。最終的には松坂を抑えて最高勝率のタイトルを獲得。
また、2年目の藤田が70試合登板し最多ホールドを、小坂が2度目の盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得しています。この頃のマリーンズ、弱い割には毎年タイトルホルダーがいたんですよね。
先発は失格だった小林雅がリリーフに回ると別人のように活躍し、守護神として長年君臨することとなります。劇場王としての印象の強いコバマサですが、この年から03年くらいまでは無敵のクローザーでした。
同じポジションに石井が加入したことに刺激を得た福浦が3割近い打率をマーク。翌年にはファーストのポジションを完全に奪い首位打者を獲得します。
期待されていたサブローがようやく才能の開花の片りんをみせたのもこの年でした。翌年からは不振に陥り、本格的なブレークは05年を待たないといけませんが(つーかサブローはいまだにブレイクしてない気もする…)。

「黒木よ 今こそ 蘇れ」という詞がありますが、これは前半戦不振だったジョニーに復活して欲しいという気持ちがこもってます。
前年までの酷使による怪我の影響で、キャンプでまともに調整できなかったために極度の不振に陥ったジョニー。しかし、アテネオリンピックを経て見事に復活、後半戦は7連勝で最終的には2ケタ勝利を上げました。
そして翌01年は開幕から神がかり的なピッチングを続けることとなります。あの年、ジョニーが最後まで無事に投げ続けることができたら間違いなく20勝していたと思います。ジョニーの離脱で失速したマリーンズも、もしかしたら優勝していたかもしれません。
結局、あの頃のボールがジョニーに戻ってくることはありませんでした。それでも、野球の神様に魅入られていたようなジョニーのピッチングを観ることができたのは幸運だったと思います。

さて、例年通りのBクラスに終わった2000年のマリーンズですが、この後も低迷を続けます。マリーンズファンが優勝の美酒を味わうのは数年後、青い目の魔術師の帰還を待たねばいけません。
10年の間、嬉しいこと、悲しいこと、悔しいことが色々ありました。なんでこんなチームのファンをやってるんだろうと思ったことも何度もありますが、気が付けばマリーンズファンであることは切っても切れない私の一部分になってしまっていました。
きっと、10年後も"MARINES IS MY LIFE"なんだろうなあ。

2010年06月15日

私の選ぶベストナイン'10

久しぶりの更新になっちゃいました。
他人のサイトだと3日更新が無いと気になったりするのに自分のサイトは2ヶ月放置してても気にならない。ふしぎ!
twitterやtumblrで更新してると、なんかガスが抜けちゃうというか、更新しなきゃって気持ちが溜まらないのよねえ。twitterにはtwitterの、ブログにはブログの魅力があるのでどちらも生かしたいのだけど、やる気の問題ばかりはなあ。
まあ、あまり放置するのもなんだし、書くべきネタが無いわけじゃないのでボチボチやっていきましょう。

久しぶりに更新したときは女子野球ネタ、というのが当ブログのお約束。っつーことで軽めのネタでひとつ。
もう何年も前に私の選ぶベストナインなんてページを作って私のベストナインも上げたりしたのだけど、あれから早数年。その後、様々な女子野球作品も出て新しいお気に入りの選手も増えたので、私の選ぶベストナイン2010年版をまにょまにょっと大発表。

菊坂胡蝶 (東邦星華女学院/大正野球娘。)
御巫虎杖 (-/高校野球道Girl's)
葛城高嶺 (白鳳学園高/花咲くオトメのための嬉遊曲)
氷室いずみ (如月女子高/プリンセスナイン)
桜田桃子 (朝香女子高/無敵のビーナス)
氷室乃雪 (成林高/花咲くオトメのための嬉遊曲)
東ユキ (如月女子高/プリンセスナイン)
鈴川小梅 (東邦星華女学院/大正野球娘。)
林恭子 (霞ヶ浦高/ドキドキプリティリーグ)

以前のベストナインではDHや中継ぎ、抑えも入れたけど、今回は純然たるベストナイン。選手名はめがきゅーうぃきの選手ページへのリンクです。
他の選手との兼ね合いで虎杖さんはサードからセカンドへ、ユキはレフトからライトに移ってもらってます。乃雪のライトとか勘弁してほしいので。
前回から連続での選出はいずみさん、桃子ちゃん、ユキ、林さんの4人。新しく加わったのは『大正野球娘。』『花咲くオトメのための嬉遊曲』の前回はまだ発売されてなかった作品から。『高校野球道Girl's』は発売してたかなあ…。
ピッチャーの林さん、ショートの高嶺、レフトの乃雪は大好きなキャラなので即決。ファーストの桜田さん、サードのいずみさん、ライトのユキもポジション的に他にライバルがいないのであまり迷うこと無く選出。
迷ったのは外野もうひとりとセカンド。『大正野球娘。』の中で胡蝶が特別好き、ってわけでもないのだけど、足が速くて守れる外野手(レフトが穴過ぎるので)ということで選出。あ、胡蝶はもちろんアニメ版で。
セカンドは前回同様、奈留緒でも良かったのだけど足の速さで虎杖さんを選出。紅葉も考えたのだけど、そうすると『花咲くオトメのための嬉遊曲』のキャラばかりになっちゃうので。葛城-菊坂-大井-氷室って打順にすると西岡-荻野-井口-テギュンと続くマリーンズ打線っぽくなってかなりときめいたんだけど。
キャッチャーの小梅もどっちかといえば消去法の結果。『Diamond9!』の矢吹先輩も考えたんだけど、ちょっと弱い。今回は選外だったけど、次回やるときは『D×H』の来音が入るかも。かなり好き。

うん、自分で書いてても「だから何?」って感じのアレですが気にしない方向で。
もし「俺のベストナインはこれだ!」なんてのがありましたら教えて下さいな。
次はまた2015年ごろにベストナインを選出しよう。…気の長い話だ。