『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』観てきました
わが新潟でもようやく劇場版『マクロスF』が公開となりました。上映館のユナイテッドシネマは月曜日はメンズデーで1000円ということで行ってきました。
一応テレビシリーズは全話視聴済。
シリーズ作品は初代テレビシリーズ、『愛・おぼえていますか』、『マクロスプラス』、『マクロス7』を視聴済。好きなのは『マクロス7』かな-、作品の出来は置いといて。
今回の劇場版はテレビシリーズをベースに再構成。2部構成で今回の『虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』が前編となる。
最初の方は、キャラクターの関係や設定をアレンジして上手くまとめてるなーなどと思いつつ鑑賞。テレビシリーズは2クールだけだった割にはストーリー的に冗長で散漫な印象があったけど、アルトとシェリル、ランカの関係を重視して描くことによってかなりすっきり印象。
お陰でナナセが出てなかったらしいが、存在自体をすっかり忘れてたので無問題(ひでえ)。
などとテレビシリーズとの違いとか新曲とかファミマ自重とかを気にしながら観ていられたのは中盤まで。
後半はもう映像と音楽に圧倒されっぱなしでした。
シェリルとランカ、二人の歌姫の熱唱をバックに、大画面いっぱいに美麗なCGで描かれた戦闘シーンが間断なく繰り広げられる。
『マクロス』シリーズのテーマというのは“戦争”と“文化”と“愛”、それぞれを象徴するのが“バルキリー”であり“歌”であり“三角関係”だと思っているのだけど、その3つの要素をすべてぶち込んだ凄い映像でした。
『マクロスF』という作品自体が今までの『マクロス』シリーズの集大成的な作品でもあるのだけど、今回の劇場版はそれを更に高水準に昇華したと言えるんじゃないかな。
特に『ライオン』が流れ出したときはマジでやばかった。ストーリーではなく、映像の凄さで泣きそうになるとは思わなかったよ。
なんか我ながら褒め過ぎって感がありますが、ホント観といて損はないかと。超一流のエンタテインメントに仕上がっていると思います。
BDも購入して、居間の40V型テレビで今度はじっくり観たいなあ。
完結編となる『サヨナラノツバサ』も今から期待大です。