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2010年02月28日

2010年2月の走行距離

ESCAPE:75.89km
Esola:17.20km
2月はずっと雪に埋もれていたからこんなもんだな。

2010年02月18日

さよならだけの人生に

コメディアン・俳優の藤田まことさんが亡くなった。

asahi.com(朝日新聞社):俳優の藤田まことさん死去 「必殺」シリーズなど人気 - 芸能一般 - 映画・音楽・芸能
藤田まことさん死去:逆境にも涙をのんで仕事人 - 毎日jp(毎日新聞)
訃報:藤田まことさん76歳=俳優「てなもんや」「必殺」 - 毎日jp(毎日新聞)
【藤田まことさん死去】堀内孝雄さん「どれだけ励みになったか…」 - MSN産経ニュース

『必殺仕事人』の再放送も好きだったけど、やっぱり私にとっては『はぐれ刑事純情派』の安浦刑事。
『はぐれ刑事純情派』は大好きなドラマで、第13シリーズくらいまでは毎週欠かさず観てたなあ。


第10シリーズまでの主題歌を集めたベスト盤。堀内孝雄さんの主題歌に加え、印象深いメインテーマ、藤田まことさん、眞野あずささんのデュエット曲『銀の糸』も収録されています。
今夜は藤田さんを偲びつつ、聴いて過ごしたいと思います。


TVシリーズの全主題歌集も出ていたのか。ポチらなければ…。

2010年02月17日

『個人教授』をウン年ぶりにやってみた

さてさて、世間はちょうど受験シーズン真っ最中、受験生の皆さんはラジメニ大明神に祈りつつ、めぐさんに合格コールで名前を読まれる事を夢見て最後の追い込みに励んでいる事でしょう。
だから、というわけじゃないけど、今回、久しぶりに“ウン年ぶりにやってみた”のはこちら。

毎日コミュニケーションズの育成&恋愛シミュレーション『個人教授』です。
発売元の毎日コミュニケーションズ、当時はゲームソフトの制作だけでなく、ゲーム関連書籍も多数発行していたけれどゲーム関連事業からはすでに撤退している模様。

大学生の主人公が受験を控えた高校3年生の家庭教師となり、教え子を合格へ導くゲーム。
また、家庭教師だけやっていればいいわけではなく、大学の講義を受けたり、家庭教師以外のバイトをやったり、彼女とデートしたり、友人と麻雀したり合コンに行ったり、サークルに参加したりなど、大学生活をシミュレーションするゲームでもある。
つーかこの主人公、リア充過ぎね? 最初から彼女いるし。いやまあ、ギャルゲーの主人公は多かれ少なかれリア充だけど、大学の生活に妙にリアリティがあるので余計そういう印象を受けるな。

ゲームは週の初めに一週間の予定を選択し、それに従いスケジュールが進んでいく。
週末に教え子をデートに誘ったり、彼女や友人の誘われて一緒に遊んだりする事も可能。
ここで曲者なのは、友人や彼女に誘われると断れず強制的にスケジュールが変更される場合がある事。大学の講義に出られないくらいならまだしも、家庭教師の時間まで強制的につぶされる事もある。主人公は家庭教師先に電話を入れるような甲斐性が無いため発生すると非常に困る。
友人と仲良くするメリットはデートの時に車を借りられるかどうかくらいなんだけど、付き合いが悪いと強制的に連れて行かれる事が多くなるので、上手く付き合っていく必要がある。

メインとなる家庭教師の部分は、教え子の成績を見ながら毎回教える教科を選択していく。
教える最中に教え子から質問される事があり、正解すると当然評価が上がる。
その教え子からの質問なんだけど、一応は国・数・英・理・社の5教科に関連してはいるんだけど、実際は教養問題のクイズ。アタック25に出てくるような問題ばかりだったりする。
そのためプレイする際には国語辞典や英和・和英辞典が必須だった。今ならば辞書が無くても検索すれば大体の問題は解答可能。Google先生は偉大だ。
また、家庭教師の際にはお土産を持って行く事も可能で、お菓子や小物をプレゼントすれば喜ぶし、参考書をあげると学力が上がる。特に参考書のプレゼントは重要で、家庭教師で稼いだお金をつぎ込んで参考書を教え子に貢ぎまくるのが攻略の肝だったりする。なんだか本末転倒な気もしますが。

教え子の主人公に対する評価は友好度・ラブラブ度・信頼度・保護者信頼度の4つに分かれており、主人公の行動によってそれぞれの評価が上下する。
上がる値もあれば下がる値もあるのがポイントで、前述の参考書を送った場合は教え子の友好度・ラブラブ度は下がるけど保護者の信頼が上がったりするし、デートの行き先も教え子の評価は上がるけど、保護者信頼度が下がる(親の受けが悪い)場所があったりする。
この頃のギャルゲーは『ときメモ』など育成系ゲームの影響が多かったので、今作のように様々な数字が上下するのはいかにも当時らしいゲームシステム。評価の数字はイベントの発生条件などに関わってくるけど、イマイチわかりにくいのが難点ではある。

他にも細かい部分でも様々なこだわりがある。
デートの行き先や食事で教え子の評価が上下するのはまあ他のゲームでもあるけど、デートの時に乗っていく車によっても評価が変わるなんてゲームは他にないだろう。当然、教え子によって好みがあり、教え子には好かれるけど保護者の受けの悪い車種もある。
また、デート先のカラオケボックスで歌える曲もやたら凝っており、有名な曲のパロディ(『残酷な女神のペーゼ』とか)が18曲も用意されている上に、すべてにそれっぽいメロディが用意されてたりする。原曲と微妙に違うのが気持ち悪いいいパロディです。

キャラデザは原画は藤川太さん。後に『創世のアクエリオン』のキャラデザを担当していてビックリしました。
今風の萌えって感じな絵柄じゃなく、リアリティを伴ったキャラデザでかなり好みです。
会話シーンでは口パクは勿論、台詞の途中でキャラのポーズや表情が変わるので本当に会話しているような印象を受ける。台詞の途中でポーズや表情が変わるギャルゲーって他に『アマガミ』くらいしか記憶がない。こういう部分の演出は素晴らしいと思う。

メインヒロインのキャストは藤野かほる、吉田小奈美、手塚ちはる、草地章江、久川綾、菅原祥子と懐かしさすら覚える面々。久川さん以外はとんと名前を見なくなったなあ。
OPは藤野さん、EDは菅原さんが歌唱。OPテーマは映像も含めて結構好きです。

BGMも派手さはないけど、おしゃれな雰囲気でいい感じかと。

欠点をあげるとすれば、プレイ時間が長めで単調になりやすいところ。この時期のギャルゲーでは結構多いんだけど、育成が淡々と進んでたまにイベントが起こる、ってな感じなので、今やると物足りなくなる事が多い。
また、イベントの発生条件が分かりにくく、攻略本無しでやるとイベントがほとんど見られない事が多い。私も今回のプレイではちひろのイベントを二つほど見損ねてしまった。
クリアするための難度自体はそれほど高くないんだけど、イベントがなかなか起きないので余計単調な印象を受けてしまう。
あとはクイズがやたら難しい事も欠点と言えば欠点か。辞書引いたりググったりするのが面倒な人は攻略本に頼った方がいいかもしれない。

ウン年ぶりにやってみたわけですが、今回はtwitterで実況してみました。
私の実況に加えて反応してくれた方のツイートも含めてTogetterでまとめました。
Togetter(トゥギャッター) - まとめ「『個人教授』をウン年ぶりにやってみた」

まとめて見るといい感じなので、今後も“ウン年ぶりにやってみた”ときにはtwitterでツイートすることにしよう。

上に挙げたような欠点はあるけれど、ゲームとしてのバランスや完成度も高く、なかなかこういう雰囲気のあるゲームは他にないので、興味のある方はプレイをオススメします。
Amazonの中古で数百円で購入可能だけど、ゲーム・アーカイヴでも出して欲しいなー。

2010年02月16日

『D×H』とか『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』とか

女子野球ネタを色々。

◆D×H

Amazon先生にオススメされて購入。Amazon先生には俺の趣味・嗜好をすべて把握されているな…。
まったくノーマークだったんだけど、何だコレ、おもしろいんだけど!

主人公・風間大地は名門校の四番打者で甲子園でもホームランを打ったほどの選手だったが怪我で肩を痛め野球を引退、田舎の高校に転校してきた。
そんな大地に勝負を挑む野球部の部長・空野ハルカ。彼女は自分が勝ったら野球部に入部するように大地に迫る。

ヒロインのハルカは愛すべき直情バカ。暴走する事もあるけど自分の気持ちに素直で、野球と大地への好意もストレートで可愛い。
大地の方も、野球を辞めて転校してきた割には鬱屈もしておらず、ハルカに巻き込まれて始めた野球を楽しんでる。
なんか登場人物の言動が変に捻くれて無くて、自分の気持ちに素直に行動しているのが、読んでて凄く気持ちいいんだよなー。


「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」とか「はいてない」という言葉が思い浮かびます。
ちみっこがユニフォームの上だけ着て下はスパッツのみとは、この発想は無かった! 萌えるんですけど!


大地の従妹で捕手の風間来音、現役女子プロ野球選手・星野飛鳥の二人の女性キャラも非常に魅力的。来音は太眉、飛鳥はアンダースローと私のツボをピンポイントに突いてくる辺りがニクい。

タイトルの『D×H』は指名打者のDHと大地とハルカの頭文字から。
肩を壊して投げられなくなっても打撃には問題無いなら左投げの一塁手に転向が現実的な選択肢だと思うのだけど、それを指摘するのは野暮ってもんかな?
作者が新潟出身なのもさりげに親近感。表紙カバーを外すと見られるおまけマンガにも新潟ネタあったし。
まったくノーマークの作品だったけど、これはかなりの当たりかも。今後の展開が楽しみすぎる。

◆もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

女子野球ものではなく、女子マネージャもの。前から気になっていて買おうかどうか迷ってたんだけど、本屋で挿絵を見て速攻購入。
高校野球部の女子マネージャーが企業の経営術を用いて文字通り野球部を“マネジメント”していく話。
ドラッガーの『マネジメント』は勿論読んでないし、経営学に関しても門外漢なので、野球好き、ラノベ好きとしての視点で読んだけれど、なかなかおもしろかった。
私のような素人でも“マネジメント”というものがどういうものか何となく分かったので、経営学の入門書としてもいいんじゃないでしょうか。
小説としてみると文章があまり上手く無いので物足りない部分もある。主人公のみなみや親友の夕紀はなかなかいいキャラクターではあるんだけど、もっと魅力を引き出せたんじゃないかなと思う。
まあやり過ぎると萌えオタしか楽しめなくなるのでこれくらいでいいのかもしれないけど。
個人的にはボビーがコレを読んでどんな感想を抱くか聞いてみたいなー。

◆(現実の)女子野球の今

真っ直ぐ、前を――:高校進学を控えた、女子中学生球児たちに!
長谷川晶一さんが女子野球の名門・花咲徳栄高校女子硬式野球部を取材した記事が『中学野球小僧』に6ページにわたって掲載されています。
驚いたのは、高校に入って女子野球部があったから、と言う理由で入部した選手が何人もいる事。高校の女子野球部の選手って野球がやりた一心で親元を離れ寮生活をしてでも野球をしたい、って娘ばかりだと思ってたので、こういうある意味気楽な理由で入部する娘たちがいるというのは意外でした。
もちろん、これは非常にいい事だと思う。女子野球が特別なものから当たり前のものに変わっていっているということだから。少しづつだけど女子野球の裾野は広がっているのです。

asahi.com:大崎のスーパー野球少女/中学県選抜に-マイタウン宮城
ついでにこちらのニュースも紹介。県代表ってのはすごいね。

2010年02月15日

『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』観てきました

わが新潟でもようやく劇場版『マクロスF』が公開となりました。上映館のユナイテッドシネマは月曜日はメンズデーで1000円ということで行ってきました。

一応テレビシリーズは全話視聴済。
シリーズ作品は初代テレビシリーズ、『愛・おぼえていますか』、『マクロスプラス』、『マクロス7』を視聴済。好きなのは『マクロス7』かな-、作品の出来は置いといて。
今回の劇場版はテレビシリーズをベースに再構成。2部構成で今回の『虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』が前編となる。

最初の方は、キャラクターの関係や設定をアレンジして上手くまとめてるなーなどと思いつつ鑑賞。テレビシリーズは2クールだけだった割にはストーリー的に冗長で散漫な印象があったけど、アルトとシェリル、ランカの関係を重視して描くことによってかなりすっきり印象。
お陰でナナセが出てなかったらしいが、存在自体をすっかり忘れてたので無問題(ひでえ)。

などとテレビシリーズとの違いとか新曲とかファミマ自重とかを気にしながら観ていられたのは中盤まで。
後半はもう映像と音楽に圧倒されっぱなしでした。
シェリルとランカ、二人の歌姫の熱唱をバックに、大画面いっぱいに美麗なCGで描かれた戦闘シーンが間断なく繰り広げられる。
『マクロス』シリーズのテーマというのは“戦争”と“文化”と“愛”、それぞれを象徴するのが“バルキリー”であり“歌”であり“三角関係”だと思っているのだけど、その3つの要素をすべてぶち込んだ凄い映像でした。
『マクロスF』という作品自体が今までの『マクロス』シリーズの集大成的な作品でもあるのだけど、今回の劇場版はそれを更に高水準に昇華したと言えるんじゃないかな。
特に『ライオン』が流れ出したときはマジでやばかった。ストーリーではなく、映像の凄さで泣きそうになるとは思わなかったよ。

なんか我ながら褒め過ぎって感がありますが、ホント観といて損はないかと。超一流のエンタテインメントに仕上がっていると思います。
BDも購入して、居間の40V型テレビで今度はじっくり観たいなあ。
完結編となる『サヨナラノツバサ』も今から期待大です。

2010年02月03日

『キラリが捕るッ』

ヤフオクで『キラリが捕るッ』全6巻セットを600円で落札(送料650円)。
1~4巻をすでに持ってたのだけど、古本屋でも滅多に見あたらないレアアイテムなので仕方ない。


(出品者様の画像を拝借)
1巻の発売が2000年だからもう10年前の作品。当時からチェックはしてたんだけど、ぶっちゃけあんまり好みじゃなかったので買ってなかったんだよね。まさかこんなに入手困難になるとは思わんかったよ。

せっかくなので簡単に内容を紹介。
掲載誌は休刊前のWeekly漫画アクション。作者は現在も青年誌で連載を持つ高橋のぼる。
八百長事件で球界を追放された父の無念を晴らすため、主人公・美輪キラリはプロ野球チーム・東京ジャッカルズに捕手として入団する。
キラリが周囲の選手やファンの反発を受けながら成長していき、弱小チームのジャッカルズがキラリの加入によって変わっていき、リーグ制覇、日本一を目指すチームに変わっていく。
ストーリーとしては女子野球もののお約束展開ですな。
絵が好みじゃないことと、ちょっと下品な展開が多かったせいで当時は敬遠していたけど、読み返してみると野球ものとしては結構しっかりといて、終盤の展開はなかなか熱い。

前述の通り入手困難で手に取る機会も少ないと思うけれども、それなりに読める野球漫画なので興味がある方は一読を。



めがきゅーうぃきの美輪キラリの項も更新したじぇ。ネタバレを含むので(気にする人はいないだろうけど)ご注意を。

2010年02月02日

iPhone買いました

今まで使っていた携帯の2年縛りが切れたのでそろそろ機種変更を考える。
今まで使っていたのはSoftBank 911T。ワンセグやGPS搭載の全部入り携帯。2年以上前の端末とはいえなかなかいい機種だと思うんだけど、所詮はガラケー。スマートフォンに比べれば、柔軟性、機能性、カスタマイズ性が物足りない。

なんだかんだ言って新しい物好きな私。色んなところで話題になっているし、twitterユーザにも使用者が多いので以前からiPhoneに興味津々だった。
Softbankの3G機種にするか色々迷ったけれども、パケットし放題の割引キャンペーンもやっていたので思い切ってiPhoneに機種変更。
例によって一括購入で64800円。月々の支払いが24か月の間1920円引き(46080円)。ソフトバンクのポイントで9000円引き。 更にヨドバシのポイント還元10%ということで実質負担金数千円でゲット。Softbankの新スーパーボーナスに加入して機種変更する場合は一括購入するとショップのポイントが使えるのでお得です。手持ちのお金に余裕がある場合はおすすめです。


購入してから約1週間、色々アプリを試したり、本屋でiPhone関連書籍を読み倒したりしていじりまくってる。
無料・有料合わせておもしろそうなアプリを色々ダウンロード。やっぱりやりたいことに合わせてアプリをインストールできるのが便利で楽しい。
スクリーンをタッチして操作するってのは思ってた以上に直感的で使いやすいね。文字入力のフリック入力も私は結構やりやすい。普通の携帯で文字入力するよりはずっと楽だ。
解説しているサイトや書籍が多いので、何かやりたいことがあれば調べるとすぐ答えが見つかるのも良い。
アップルの製品らしく、データフォルダが参照できなかったり、PCとデータをやりとりするためにはiTunesが必須だったりと使いにくい点もあるけど、アプリや工夫次第でなんとかなる。
個人的に辛いのがSoftbankの公式コンテンツにアクセスできないので、NOAHの公式サイトにアクセスできないこと。iPhoneにするかどうか一番迷ったのもここだったりする。仕方ないので妹の携帯で見させてもらおう。NOAHも新日みたいにPC公式サイトもっと充実させればいいのに。

あと嬉しい誤算としては、ヨドバシで機種交換したのでUSIMカードを返却する必要が無く、911Tの通話・ネット以外の機能がそのまま使えること。ワンセグもカメラもミュージックプレイヤーのそのまま使えるので第2のケータイ人生も頑張ってもらいましょう。

私にとって、携帯電話っていうのは電話機と言うよりは色々遊べる“おもちゃ”なんだよなあ。
この新しい“おもちゃ”も遊び倒してやろうと思います。