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2007年10月24日

『数学ガール』

“彼女"とは共に歩いていくはずだった。

“彼女”と別れてしまったのは、私が歩みを止めてしまったから。
“彼女”と別れたとき、私がどう感じたのかもう覚えていない。悲しかったのか、悔しかったのか、それとも、ホッとしたのだったか。
会おうと思えばいつでも会えたのに会わなかった。もう拘りなんて無い、そう考えていたこと自体が拘りだったのかも知れない。

“彼女”と別れてから数年。一冊の本が“彼女”と再会させてくれた。
久しぶりに会った“彼女”は、あの頃と全く変わっていなかった。
ああ、そういえばこの人はこんなに美しかったんだ。そんなことも忘れていた自分に驚いた。



“彼女”の名前は“数学”という。

なんちゃって。ま、ウソは書いてないよな。

数学ガール数学ガール
結城 浩


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んで、私と“彼女”を再会させてくれたのがこの本。きっかけはAmazon先生になぜかオススメされたから。
数学書や参考書ではないし、かといって小説というには数式が多すぎる。啓蒙書というのも違うかな。
主人公の“僕”と二人の少女が、数学を通して語り合い、向かい合う、そんな物語。

数学の内容としては高校数学から大学レベルまでさまざま。
正直、何年も数学から離れていた私には難しい部分もあって、ちゃんと数式を追いかけ切れていない部分も多い。
自分の数学の知識が相当抜け落ちていることに我ながら愕然としましたわよ、ホント。
何年かぶりに、紙に数式を書き綴るなんてこともやりました。
昔、確かに感じていた、問題を解くときのワクワク感、美しい解法で答えを導いたときの解放感を思い出した。
数学って、おもしろいもんだったんだよな…。

あの頃のような関係には戻れないけど、今なら“彼女”とまた違った関係を築けるんじゃないかと思う。
とりあえず、高校生向けの数学の参考書でも買ってこようかな。



「数学に戻ろう。ねえ、次は何を考える?」
「先輩! また明日も数学しましょうね!」

2007年10月21日

『トゥルーラブストーリー2』をウン年ぶりにやってみた

さてさて、今回引っ張り出してきたゲームは『トゥルーラブストーリー2』です。
『TLS』シリーズは大好きな作品で、特にこの『2』はシリーズ最高傑作(『キミキス』も含めて)だと思ってます。

各学期に好きなキャラがいるんで迷ったけど、今回は3学期ディスクでプレイ。
今作はディスク3枚組なんだけど、それぞれが1学期・2学期・3学期に対応している。もちろん、イベントや登場キャラクターもディスクごとに違っているという過剰なまでのボリューム。
『2』がこれだったから、その後のシリーズ作品に物足りなさがあったんだよねえ。

OPアニメだけは微妙なんだよなー。ディスクごとに別のOPを用意した点は買うけど。
『1』→『R』→『2』とだんだんアニメの出来が悪くなった気がする。曲はいいんだけどねー。

昔のセーブデータを引っ張り出すと、総クリア回数28回。1プレイが短く、攻略可能キャラが10人+隠し1人ということを考えればそう驚くほどでもないか。まあ、今なら全キャラクリアもするかどうか疑問だけど。

校内を徘徊して女の子との出会い仲良くなるのはシリーズ共通なんだけど、どこに女の子がいるのか分からなかった『1』『R』と違い、イベントが起きそうな箇所にはマークがつくようになっている。
ただこのマークが曲者で、誰のイベントが起こるかわからず、マークがついていても必ずイベントが起こるわけではなかったりする。
なので、狙ったイベントが起きなかったり、意中でない女の子のイベントばかりが起こったりなんてことも頻繁に起こる。
そんなこともあって、後の『サマデ』や『キミキス』では、出会う女の子が明示されたり、イベントの発生条件が緩くなっていたんだけど、それはそれでつまらなかったりする。『2』くらいのバランスがちょうどいい気がするなー。

狙いの娘を一途にストーキングするのもいいけど、チェーンイベントの無いキャラクターの攻略はそれほど難しくない。キャラクター同士の人間関係を描いたイベントが多いのも今作の特徴なので、適当にイベントマークのついた場所をうろついてみるのも楽しい。色々なキャラクターの様々な表情や人間関係が見られて、賑やかな学園生活を満喫できます。

しかし、なんでこのゲーム、こんなに私のツボのキャラが多いんだ? 攻略対象キャラの半分以上がストライクゾーンってゲームも珍しい。
そんな中、昔は割とどうでもよかった早苗ちゃんだけど、歳を経てみると、いいキャラだな~この娘。感心すると瞳をキラキラさせるのがカワイイ。
出演声優陣が豪華なのはもちろんなんだけど、川上とも子に内気で一途な幼なじみをやらせたり、長沢美樹にクールな転校生をやらせたりとキャスティングも絶妙。

『TLS』のキモといえばやはり下校会話。あのドキドキ感は異常。
女の子をデートに誘うには会話を盛り上げないといけないんだけど、会話を盛り上げすぎても恥ずかしがって女の子は途中で帰ってしまう。
もちろん下校中なんで、駅やバス停にたどり着いた時点でタイムアップ。
つまり、女の子のハートゲージと駅やバス停までの距離に気を配りながら会話を選び盛り上げていく必要があるわけだ。
一緒に帰る以前にイベントが起きていればそれについて話題を振ることもできるし、女の子の方から話題を振ってきたりもする(しかも自分で振ってきた話題で照れて帰っちゃったりもする)。
また、女の子と仲良くなっていくと制限時間が長くなったりもする。お互い少しでも一緒にいたいので同じ道でもゆっくり歩いているわけだ。
会話の途中で女の子がふと視線を逸らせたり、黙ってみつめてきたりと、細かい表情の変化や演出も非常に凝っている。
シチュエーションとシステムをこれほど見事に融合させたものはそうそう無いんじゃないかと思う。
ちなみに、久しぶりにプレイしたんで、下校途中で3回くらいかすみに逃げられました。もー照れ屋さんなんだからー。

『トゥルー』といえば幼なじみ、そして川上とも子スキーの私。しかもウン年ぶりにプレイするとなるとかすみ狙いでプレイせざるをえない。
『1』ののぞみみたいな幼なじみも良いけど、かすみみたいに一途に想い続ける幼なじみも良いなー。
下校会話でドキドキさせすぎてデートの約束が出来ず、2,3回リセットはしたものの、見事にトゥルーエンド達成。
下校会話で、みつめる、ほめる、手を握るの三連コンボを決められなかったのは心残りっちゃあ心残り。

ギャルゲー史上に残る作品で、今プレイしても色褪せない名作だと思う。
1プレイがそれほど長くなく、その割にイベントも盛りだくさん。3枚組なので学期ごとのイベントも楽しめるので、何回プレイしても飽きずに楽しめる。

夕焼けの放課後、彼女と二人で歩く帰り道を、もう一度、体験してみてください。

2007年10月19日

ファイターズ、パ・リーグ完全制覇!

リーグ戦優勝に続いて、クライマックスシリーズも制覇。
小笠原、新庄、岡島が抜けた戦力での優勝はお見事でした。戦力的には劣っていても、昨年よりチームとしての強さは上だったと思う。
日本シリーズもパ・リーグの代表として頑張ってもらいたい。

クライマックスシリーズ最終戦で惜しくも敗れ去ったマリーンズ。
成瀬は責められないよな。成瀬がいなかったらクライマックスシリーズどころか、イーグルスとAクラス争いしてただろうから。
今年は怪我人は続出や主力の不調でありながら、ペナントレースは2位。なんだかんだ言ってよく戦ったと思う。
来年こそは、3年ぶりのパ・リーグ優勝、そして日本一を奪回してほしい。

……あと28年はさすがに待てないからね。

2007年10月14日

DRAGON GATE 『THE GATE OF VICTORY』 新潟大会

今年4月に続いて2回目のドラゲーの観戦。
妹や友人を誘ったけど、フられたので独りで観戦。

会場は今年いっぱいで閉鎖するらしい新潟フェイズ。来年から中小団体はどこで試合するんだろう?
入場すると会場にはJAM Projectの歌が流れていた。テーマ曲『DRAGON STORM 2007』をJAM Projectが歌っているのは知ってたけど、直接関係ないアルバムの曲まで会場で流しているとは思わなかった。更にはJAM ProjectのアルバムやDVDまで売ってるし。
せっかくなので『DRAGON STORM 2007』のCDを購入。実は旧バージョンの方が好きなのはナイショだ。
クジも1回だけ挑戦。ガチャガチャのフィギュアでした。

試合結果と感想は以下。

<第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○堀口元気、吉野正人、土井成樹
(9分59秒 急所攻撃からのバックスライド・フロム・ヘル)
●ホルヘ・リベラ、K-ness.、望月成晃

第1試合とは思えない豪華なメンツ。
が、試合は結構ドタバタした感じ。ちょっと期待しすぎたかな。
堀口のバックスライド・フロム・ヘルを生で観られたのは感動。例えるなら志賀のアニキの丸め込みくらい。

しかし、Gammaも岸和田もいないマッスルアウトローズって存在感が微妙になっちゃったなー。またユニット再編があるのかね?

<第2試合 3WAYマッチ 30分1本勝負>
○CIMA vs. 新井健一郎 vs. ●“ハリウッド”ストーカー市川
(10分46秒 市川のイス攻撃の自爆→体固め)

怪我から回復しきっていないCIMAとアラケンがなんと第2試合に登場。
まさか、ドラゲーでスローモーションが観られるとは思いませんでした。『マッスル』かよ。
しっかし、市っちゃんはホント身体張ってるなー。

<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○斎藤 了
(8分9秒 ドラゴンスープレックス・ホールド)
●大野勇樹

チャレンジマッチなのかネタ試合なのかはっきりしてほしかったです。

<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○神田裕之、ドン・フジイ
(12分37秒 ダイビング・エルボードロップ→体固め)
●m.c.KZ.、サイバー・コング

若手のm.c.KZ.の教育マッチ。
DJキャラでTシャツを着たまま試合するので最初は気に食わなかったけど、Tシャツを取られてベテラン二人の攻めにひたすら耐えるm.c.K.Zはなかなか頑張っていた。

<メーンイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
YAMATO、B×Bハルク、○鷹木信悟
(16分57秒 パンピング・ボンバー→体固め)
●アンソニー・W・森、ドラゴン・キッド、横須賀享

ハルクとYAMATOはまだ欠場中だと思ってたんで、試合とダンスが観られてラッキー。
さすがはメインイベントといった感じで、個々の選手が持ち味を魅せるよい試合だったんでなかろうか(YAMATOはあまり印象に残ってないけど)。
中でも一番印象に残ったのは鷹木。デビューしたての頃の悪冠一色にボコられてた頃しか知らなかったんで、堂々とメインを張れるくらい逞しくなっていてビックリした。
締めのマイクアピールも鷹木が務めた。知らないうちに興行の締めを任せられるような選手になっていたんだなあ。

今年4月の新潟大会が良かったんで期待してたんだけど、正直今回はイマイチ。
点数は甘めにつけて70点といったところ。メインがいい試合だったので救われたけど、凡戦だったらどうなってたことか…。
マッチメイクのバランスも悪かったと思う。次回はCIMAの体調が万全であることを願おう。

2007年10月08日

山本正之 新潟リクエストショー

新潟で2日連続の山本正之LIVE、新潟初のリクエストショー開催、そして私にとって7年ぶりのリクエストショー!
このエントリを書くまで(例によって)間が空いちゃったんで、詳細は省略。
ちなみに、ライヴの詳しい模様はニューヨークこい物語こちらの記事が詳しいのでどぞ。

そんなわけで、リクエストショーで初めて落札しました。
とまとさんの実家から発掘されたというアニメ関連の品々。
『あ~る』のイメージアルバムや『銀河熱風オンセンガー』の企画書という超レアなアイテムも。
落札金額は一応ひみつにしておきます。まあ、私のお小遣いで払える額ですので、ビックリするほどではないです。

リクエスト曲は『イタダキマンの歌』(『タイムボカン』DVD-BOXの特典用につくられた“本当の”イタダキマン主題歌)をお願いしたんだけど、ちょっと衒いすぎだったかも…。素直に『熱血ファイターズの歌2007』(あるのか?)辺りをお願いするんだったかなー。一応は前もって候補をいくつか考えてたんだけど、実際にリクエストするとなると緊張しちゃって頭が回らなかった。その辺は次回以降の課題ってことで。

会場で会社の先輩方4人とばったり出会ってビックリ。
しかも、前日の『ヒーローは永遠に』にも来ていたそうで(私は気付かなかったが)しっかり目撃されていたらしい。
更に、去年のマサユキ前線のときも、まだ入社前でお互い知り合っていなかったけれども、あの狭い部屋に一緒にいたらしい。なんだかなー。

久しぶりのリクエストショー、非常に楽しい、素敵な時間を過ごしました。
前日のアピタと合わせて、たっぷりマサユキ分を補給させてもらいました。
東京のコンサートにも折を見てまた行くけれど、前線でもリクエストショーでもよいので新潟にもまた来てほしいな。

正之さん、待ってますよ。

2007年10月07日

BSN秋のスペシャルライブ ヒーローは永遠に in アピタ ~懐かしのアニメソングスペシャル~

恒例となりつつあるBSN&アピタによるアニメソングライヴ『ヒーローは永遠に』、今回のゲストは山本正之さん。
新潟在住マサユキストの私が行かずして誰が行くんだ、ということでもちろん行ってきました。

せっかく良い天気なので家からアピタまで自転車で行くことに。
家から会場までは、ほとんど直線で信号も少ない田んぼ道なので、通勤のときと違ってかっ飛ばせるので快適。自転車に乗るには一番いい季節になったなあ。

会場は新潟市郊外の大型スーパー・アピタ亀田店。
正之さん自身も記憶がないという、オープンスペースのコンサート。しかも日曜日なので、家族連れなどの買い物客で賑わった中で行われた。
こういう形でのコンサートはオファーがあっても受けないという正之さんが来てくれたというのはBSNの快挙といっていいだろう。前説で登場したBSNラジオの営業・Kさんによると、10年間断られ続けたとのこと。
そしてこのKさん、かなりのマサユキストに違いない。だって「自分としてはタイムボカンシリーズは別に歌ってくれなくてもいい」なんて台詞、普通言えないよ。
今回のことにしても、『素晴らしき 山本正之の世界』にしても、Kさんが尽力してくれたんだろうなあ。感謝。

今回の曲目は以下の通り。

タイムボカン
ヤッターマンの歌
オタスケマンの歌
ゼンダライオン
燃えよドラゴンズ2007 Exactly Version
大義援オモカゲマン
一騎打ち!川中島ブルース
ヤッターキング
嗚呼!逆転王
逆転イッパツマン!3C

今回はなんと全曲カラオケでの歌唱。
AJFやアニソン限定コンサートでも必ずアコギコーナーはあるので、全くギター無しのマサユキライヴって初めてじゃなかろうか。
アニソンだけだと思っていたけど、『大義援オモカゲマン』や新潟ゆかりの歴史モノ『一騎打ち!川中島ブルース』まで歌ってくれたのは嬉しい誤算。『一騎打ち!川中島ブルース』をカラオケで歌うのは初めてとか。
J9とか『あ~る』あたりも1,2曲はあるかと思ったんだけど、オリジナル曲以外は全部『タイムボカン』シリーズからでした。そこはちょっと残念だけど、しょうがないか。

いつもと雰囲気の違うコンサートだったけど、正之さんはやっぱりライヴが上手いというか、似合ってるなあ。
観客に合いの手を促したり、ステージから降りて観客と握手したりとサービスも旺盛。
正之さん自身、楽しんで歌ってくれているのが伝わってきてこちらも嬉しくなった。
曲の合間のトークも、色々いい話が聴けました。「新潟に住んじゃおうかと」という言葉はリップサービスだろうけど、やっぱり嬉しいな。

1時間ちょっとという短い時間ではあったけど、非常に楽しいコンサートだった。
正之さんのコンサートは何度も行ったけど、普段のコンサートやアニソン限定ライヴなんかとは一味違う、正之さんの別の魅力を引き出してくれていたと思う。
また、スーパーのオープンスペースという特殊な環境、正之さんをよく知らない人もたくさんいたと思うけど、そういう人たちにも山本正之の魅力が伝わったんじゃないかな。
改めて、素晴らしいイベントを開催してくれたBSNとアピタに感謝を。

なお、今回のコンサートの模様は10月14日(日)16:25より放送されます。聴取可能な方は是非お聴き下さいな。

2007年10月06日

俺達の誇り

俺達の誇り 千葉マリーンズ
どんなときも 俺達がついてるぜ
突っ走れ 勝利のために
さあ行こうぜ 千葉マリーンズ
ララララララララーラー

かつて、マリーンズが万年Bクラスの弱小球団だった頃、何故マリーンズが俺達の誇りかと問われたとしたら、迷わず「黒木がいるから」と答えていただろう。
そして、その気持ちは今でも変わっていない。

負け犬根性の染み付いたチームにあって、ジョニーの雄姿は俺達の誇りだった。
どんなに連敗が続いても、優勝の望みが潰えたとしても、ジョニーは決して諦めなかった。
チームのため、そしてファンのため。身を削って必死に投げ続けた。

数年の時を経て、マリーンズが勝利の栄光を掴んだとき、すでにジョニーにチームの中心にいる力は残っていなかった。
ジョニーがチームを離れた後に、彼があれほど欲していた勝利がチームにもたらされたことは、運命の皮肉なんて言葉では言い表せない。

ジョニーがマリーンズ以外のチームに入っていたら、こんな苦難に満ちた野球人生を送らなくて済んだんじゃないかと思う。
他の球団ならば、ジョニーが自らの身を削って投げ続け、結果として肩や肘を壊すことも無かっただろう。念願の優勝を果たしたときに自分がまったく戦力にならないなんてことも無く、エースとしてチームの勝利に貢献し、今頃はメジャーリーグで活躍してたかもしれない。
マリーンズのユニフォームを着たゆえに多くの苦難を背負ったジョニー。それなのに彼は、「世界一のファンがいる千葉で、13年間プレーできたのが一番の思い出。幸せでした。ファンの皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と言ってくれた。
ジョニーにもらったたくさんのもの、何万分の一かは俺達の声援は返せていたのだろうか。

正直、覚悟していた部分もある。
ジョニーがマリーンズにとって特別な選手だとは言え、5年も戦力になっていない選手だ。マリーンズ球団を責めることはできない(これで吉井が解雇されなかったりしたら別だが)。
マリーンズで現役を終えてほしかった、なんていうのはきっとファンのエゴだろう。
マリーンズ以外のユニフォームを着たジョニーの姿は想像できないけど、ボロボロになって、燃え尽きるまで、野球を続けてほしい。
たとえジョニーがどんなユニフォームを着ていても、声援を送り続けるから。



だって、今でも、いつまでも、ジョニーは“俺達の誇り”なんだから。