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2007年09月27日

『みつめてナイト』を初めてやってみた

さて、“ウン年ぶりにやってみた”シリーズ(シリーズだったんかい!)なんですが、今回プレイした『みつめてナイト』実は初プレイだったりします。
『ときメモ』のコナミと『サクラ大戦』のレッドカンパニーが組んだということでも当時は話題になったっけ。
当時、評判の良いギャルゲーは一通りチェックしていたはずなのだが、なんでスルーしてたんだっけなー。ラジオの『ソフィアの純愛』は聴いてたんだけど。

ゲームシステムは、ビックリするほど『ときメモ』。世界がファンタジーになり、主人公の職業は傭兵になっているけど、コマンドでパラメータを上げ、休日は女の子とデートという『ときメモ』の基本はそのまんま。
ファンタジーなのにクリスマスのパーティとかバレンタインデーまで『ときメモ』を踏襲しなくてもいいと思うんだけどねー。
しかも、主人公は傭兵なのに、普段やることは訓練とバイト、あとは女の子(しかも女学生ばっかり)とのデートってのはどうなのよ。
一応、ときおり戦争イベントが発生するんだけど、ミニゲームみたいなもので(キャラにもよるが)それほど攻略に影響を及ぼすものでもなかったりする。

『ときメモ』との一番の違いは各キャラクターごとに固有のストーリーが用意されていて、キャラによってはストーリーイベントを通過しないと攻略できないところ。
『TLS』などもシリーズを重ねるにつれてストーリー性重視になっていったし、ギャルゲーがゲーム性重視からストーリー性重視に移行する過渡期のゲームといえるかもしれない。
私としては、ストーリーだけでもゲーム性だけでも物足りない部分があるので、こういうバランスのゲームが好きなんだけど、なかなかないのよねぇ。

攻略対象キャラが16人ってのは当時としてもかなり多め。しかも、小西寛子、岡田加奈子、桑島法子、岩男潤子、皆口裕子、水谷優子、西村ちなみ、長沢美樹、井上喜久子、新山志保、冬馬由美、今井由香、永島由子、國府田マリ子、山崎和佳奈という今ではちょっと有り得ない豪華キャスト。桑島法子がロリっ娘やってるのに時代を感じるなー。

キャストの豪華さ以外にも、ゲーム本編ではほとんど使われていない世界設定なんかもやたら凝ってるあたり、コナミが相当力を入れていたことが分かる。
多分、コナミとしてはマルチメディア展開も含めて続編やら関連作品をガンガン出す算段だったんだろうな。ただ期待してたほど売れなかったこと、続編の『みつめてナイトR』が微妙だったこと、あるいはギャルゲー市場の縮小なんかもあって、『ときメモ』ほどのムーブメントを起こせなかったというところか。

ファーストプレイなんでメインヒロインのソフィア狙いでプレイ。
一度はバットエンドになっちゃったけど、攻略サイトの手助けを借りてなんとかクリア。
今となってはパラメータ上げが単調だったり、多少テンポが悪かったりする部分もあるが、さすがはコナミで細かいところまで作り込んである。
1プレイもそれほど長くないので、せめてもう2、3周やっておきたいところ。

2007年09月21日

『キャプテン・ラヴ』をウン年ぶりにやってみた

先日の『Lの季節』に続いて、『キャプテン・ラヴ』を久しぶりにやってみた。

プレイ開始5分でエンクミの演技に悶絶。…ひ、久しぶりなんであの破壊力を忘れてたぜ。

条件有りシナリオ含め、全9話をすべて通過してクリア。
久しぶりにやったけど、昔やったときに比べて、意外と冷静にプレイできたなー。昔はついつい途中でサブヒロインに浮気してバッドエンドになっちゃったもんだけど。
オトナになったのか、ゲームに対する感情移入度が下がったのか。以前より葛藤を楽しめてないわけで、それはそれで勿体無いというか寂しい気もする。

一見するとバカゲーで、まあそれもあながち間違いじゃないんだけど、PS屈指の純愛ゲームとも言える。
恋愛ゲームは数有れど、このゲームほど深く恋愛について掘り下げたゲームってなかなか無いんじゃないかな。恋人同士の恋愛を中心としながら、友情や家族愛といったより広い意味での愛を描いている点も素晴らしい。

バカゲー的お笑いテイストとシリアスな恋愛モノのバランスがやっぱり絶妙。中盤のストーリーはかなり重くなっているんだけど、ところどころでちゃんと笑いがあるのでプレイが苦痛にならない。
ラブラブ党の個性的過ぎる面々もさながら、主人公の親友・杉江の目的のためなら手段を選ばない傍若無人っぷりが素晴らしい。関智一の力の抜けた演技がまたいいんだわ。

ゲーム開始時に選択したアンケートの結果がOPムービーに反映されたりとか、愛美の好意度が高いとおまけ画像が見られたりとか、アルバイトをするとキャラデザの雑君保プの4コマが見られたりと、細かいサービスや演出に手を抜いていないのも良いところ。
あと、OPムービーも名作。大好き。

中古ショップなどでも滅多に見かけないけど、PSギャルゲーの中でも屈指の名作。未プレイの人はなんとか入手してやってみてほしい。

2007年09月18日

トレカブームの残滓

ふらりと立ち寄った万代書店のトレカコーナーで思わず衝動買い。


『きゃんきゃんバニープルミエール2』、『星の丘学園物語 学園祭』、『プリンセスナイン』のトレカ。各セット200円。携帯のカメラなんで写りが悪いのはご勘弁。

90年代後半のギャルゲーバブルの時期はトレカブームとも重なっていたので、ギャルゲーもやたらとトレカ化されていたんだよね。
『Noel』や『メルティランサー』あたりのそこそこ有名なタイトルはまだしも、『ドリームジェネレーション 恋か?仕事か!?』や『エチュードプロローグ ~揺れ動く心のかたち~』のトレカもあってどうしようかと思った。
この辺のマイナータイトルなんて、ゲームをやったことのある人間だってほとんどいないだろうに、トレカまで買うヤツなんていたのかね?

ま、『ドキプリ』のトレカを箱買いした人間が言うことじゃないですが。

2007年09月15日

『やきゅつくONLINE』始めました

『ファミスタオンライン』も飽きてきたんで、男色ディーノもやっているらしいプロ野球チームをつくろう!ONLINE』を始めました。

おなじみのプロ野球チーム運営ゲームのオンライン版。
とはいえ、球団経営がメインのコンシューマ版とは大分趣が異なっている。
球団の社長というかGMになるのは一緒だが、プレイヤーのやれることは選手・スキルカードの獲得とチームオーダーの決定、あとは選手にスキルを付与したり、チームカラーを決定するくらい。
オープン戦で他のプレイヤーと賭け試合をやったり、CPUチームに勝利することによってポイントがもらえたりもするけども、球団運営にそれほど大きな影響を与えるわけでもない。

試合は時間が来ると自動的に始まり、結果が決まる。ペナントレースだと1日に12試合が行われ、プレイヤーはログインした後に今まで行われた試合の結果を確認することとなる。
当然、試合中の采配や選手交代には関与できず、結果を見ることしかできない。

それっておもしろいの? と思う人もいるだろうけど、これが結構おもしろい。
自分のチームの勝敗やチームの選手の成績に、お手軽に一喜一憂できるってのが気楽でよい。
実際に試合を観戦しなくても、スポーツ新聞の打撃成績、投手成績を眺めているだけでも楽しい。そんな私のような野球ファン向きかもしれないなー。
やれること自体が少ないせいもあって、1日30分もログインすれば十分というのも私に合ってる。
あと、他人と関わらなくてもプレイできるところも気楽でいいね。

あとはまあ、この手のカード収集型ゲームのお約束で、手持ちのカードと制限コスト内でいかに自分の理想のチームに近づけるか悩むのがやっぱ楽しい。
毎日1ポイントづつ使用できるコストが増えていくので、それに合わせて新しい選手を投入するのも、毎日ログインする糧になっているかな。ま、朝の忙しいときにログインしなくちゃいけないのが大変っちゃ大変なんだけど。

始めてから1ヶ月半が経ち、今は4回目のペナントレースの途中。
チーム名は『ファミスタ』に引き続き“新潟ジャンクフーズ”。
チームカラーは、マリーンズとベイスターズの選手を中心にオーダーを組んで“湾岸ダービー”を、無意識にベテランばかり集めてしまったので“ベテランの味”を発動させている。
戦積は、2回目のルーキーリーグで2位になったのが最高。今季は調子が良いかと思ったらまた大型連敗が始まり下降気味。リーグは問わないけど、一度くらいはリーグ優勝したいよなー。

一月辺りの料金も他のオンラインゲームと比べれば安いし、なによりお手軽なので、今後もまったりと続けていく予定。
…ジェフを提供するので、コバマサ出せる人は連絡ください。

2007年09月14日

『Lの季節』をウン年ぶりにやってみた

放置していた『第3次α』を最初からやり直していたんだけど、予想通り14話くらいで小隊編成が嫌になって投げ出してしまった。

そんなわけで、何か手軽にやれるゲームはないかと思ってゲームの棚を漁って引っ張り出したのは『Lの季節』。

最近、携帯アプリに移植されたり、発売から8年の歳月を経て『Lの季節2』の制作が発表されたりと、突如新たな展開が始まり驚きを隠せないわけだが。
好きなゲームではあるのだが、さすがにもう何年もやっていなかった。『2』の予習代わりにやっておくのもいいだろうと、ウン年ぶりにプレイ。

PS1のメモリカードに残っていたセーブデータをロードすると、普通にルート達成率100%になっていて我ながら苦笑。総プレイ時間は48時間。うーむ、若かったなー、俺。

現実界ルートで天羽さん狙いでスタート。
何も考えずに優柔不断なラブコメの主人公的選択肢を選んでいたら、当然のようにバッドエンド。
仕方ないので攻略サイトをチェックして、なんとか天羽さんのハッピーエンドに到達。やれやれ。

久しぶりにやったけど、やっぱりいいゲームだな。
ギャルゲーの定番ともいえるファンタジー要素入りの学園ものではあるのだが、幻想界ルートはともかく現実界ルートのストーリーは最近のエロゲやラノベに比べればきわめて地味。また、1ルート辺りのボリュームも決して多くない(分岐はやたら多いが)。
ただ、作品全体に流れる雰囲気というか空気が素晴らしい。特に、夕暮れの放課後の印象深さは『トゥルーラブストーリー2』と双璧。
こういう独特の雰囲気を持ったゲームって、最近は無いよな。最近のギャルゲーやエロゲーが失ったものは、ゲーム性だけでは無いのだ、多分。

『Lの季節』にはノベルゲームでありながらシステムもなかなか独特。
ノベルゲームなのに三人称だったり。
通常の選択肢以外に、キャラクターの言動に(プレイヤーが)口出しすることによって展開に変化があったり。
ルート分岐を表示できるゲームは他にもあるけれど、それが立体の3D表示でやたらと複雑に入り組んでいたり。
ファーストプレイではメインヒロインが死んでしまうバッドエンドにしか辿りつけなかったり。
などなど。ゲームとして生かしきれていなかったりもするんだけど、こういう不完全というか尖がった部分のあるゲームが好きなんだよね、私。

キャラクターデザインはぽよよんろっく渡辺明夫さん。最近の萌えぷに絵も嫌いじゃないが、『Lの季節』や『ずっといっしょ』の感じも好き。
渡辺さんが作画も担当したオープニングムービーはPSギャルゲーの中でも3本の指に入ると個人的には思っている(残り二つは『ドキプリ』と『キャプテン・ラヴ』な)。小松未歩の主題歌も作品にマッチしていて素晴らしい。

『2』が出る前に、幻想界ルートも1回くらいやっておきたいところ。
最後に、2chの『Lの季節』スレにUPされていた、盛プロデューサーの『2』に対するを抜粋しておこう。

>それならもう一度思い出を振り返ってもらえばいいんじゃないかと。
>あの懐かしさをもう一度体験してもらえばいいんじゃないかと。
>「あの放課後をもう一度作りたい」これは『2』の製作時に、スタッフに言った台詞です。
>秋の日の夕暮れ、片想いの女の子と、放課後の廊下を歩いた、あの思い出が帰ってきます。

期待してます。

2007年09月13日

『サスクハナ号の曳航III☆星のキャロライン』9月23日発売

もうすぐ『サスクハナ号の曳航III☆星のキャロライン』が発売されますね。
私もコンサートで1回聴いたっきりなので、楽しみにしてます。

そんな折、サスクハナ号に関するネタを見つけたので紹介。

歴史に詳しい人なら知っているだろうけど、サスクハナ号とは幕末に日本にやってきたペリーが乗っていた巡洋艦で、いわゆる“黒船”。
我々マサユキストはサスクハナ号と呼び親しんでいるけど、英語表記は"Susquehanna"、カタカナで現すとサスケハナあるいはサスクェハンナと書くのが一般的のようだ。
Wikipediaによると、なんと下田港ではサスクハナ号に乗ることが出来るらしい。

黒船サスケハナ-JTB 国内旅行

本物ではないとはいえ、サスクハナ号に実際に乗れるってのはすごいかも。
いつか下田に行くことがあったら、是非乗ってみたいなあ。

もうひとつ。
『サスクハナ号の曳航』において、正之少年が夏休みの最後の日につくっていたプラモデル。以前から、今でも手に入るのならほしいよなーなどと思ってたんだけど、ググってたら見つかりました。

1/150 黒船(サスケハナ)

さすがアオシマですな。まあ、正之さんの実家にずっと飾ってあったプラモデルとは違う商品だとは思うけど。
しかし、1万円という価格はともかく、船のプラモって作るの大変そうだなー。買ったとしても私に作れるかしら。ガンプラですら何年も作ってないってのに。

プラモ以外では食玩も出ているみたいです。

武外伝 帆 はん 第1弾 世界の帆船コレクションモデル『通販/ふむおでポン』

黒船としか表記されてないけど、サスクハナ号と考えていいんじゃないでしょうか。
こっちならば値段も安いし買いやすいかな。
サスクハナ号の模型を見ながら、『サスクハナ号の曳航』を聴くってのもいいかもしれないね。

サスクハナ号の曳航III☆星のキャロラインサスクハナ号の曳航III☆星のキャロライン
山本正之


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Amazonでは『サスクハナ号の曳航』『サスクハナ号の曳航II』も取り扱っているので、聴いたことの無い人はぜひ聴いてほしいな。

2007年09月03日

液晶モニタ購入

今まで使っていたCRTモニタはPCと一緒に買ったものなので、かれこれ4年ほど使ってるんだけど、コーティングは剥げてるし、デカいし、電気代は食うしで、そろそろ買い換えようと思っていた。
そんな折、もろもろのお祝いってことで両親がプレゼントしてくれるというので、ついに念願(ってほどでもないけど)の液晶モニタを購入しました。

MITSUBISHI 19型ワイド液晶ディスプレイ(ブラック) RDT192WM(BK)MITSUBISHI 19型ワイド液晶ディスプレイ(ブラック) RDT192WM(BK)


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三菱の19型ワイドモニタ、Mitsubishi Diamondcrysta WIDE RDT192WM
Amazonだとちょっと高めだけど、PCデポで29700円でゲット。
19インチワイド液晶が3万以下で買えるんだから、安くなったもんだよなー。
不安だったドット抜けも無くて一安心。
アスペクト比そのままでのフルスクリーン表示なんかもモニタ側で設定出来るので、18禁ゲームをやるときも安心。
今まで使っていたCRTモニタみたく、ボタンひとつで高輝度モードになったりしないけど、その辺はVisual Controllerを使えってことかな。
今のところモニタとしての機能では不満は無いけど、内蔵スピーカーだけは論外。おまけの機能とはいえとても聴けたもんじゃありません。

以前のままのPC環境だと無駄に広くて落ち着かないので、デスクトップ周りをいろいろ変更。
壁紙チェンジャーとしてFast Change !!を導入。
アスペクト比を維持したままの拡大や表示位置の変更ができるのが便利。他にも過剰ともいえる機能付き。

更にワイド画面を生かしてGoogle デスクトップも導入。
WinAmp Control Plug-inが便利だなー。あとは使いやすいRSSリーダーがあれば文句無しなんだけど。Google Readerと連携とか出来ないのかね。
ああ、あとデスクトップにアナログ時計があるというのは思っていた以上に落ち着く。時計はアナログじゃないとダメなんだよね。

そんなわけで、現状のデスクトップはこんな感じ。

最後に、モニタ購入の相談に乗ってくれたEさんとEさんに感謝。