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2007年02月20日

箱舟の船出と秋山準と

久しぶりに行った某レンタル店、プロレスのビデオも充実していたことを思い出して『PRO-WRESTLING NOAH バトル・レヴォリューション序章』を借りてきた。

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プロレス


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ノアの旗揚げからの約半年間を激闘を綴る総集編。
まだノア中継も始まってなかったので、この辺の試合はちゃんと観てなかったんだよね。
もう7年も前になるんだね。さすがに7年も昔だとみんな変わってるなー。三沢の腹とか、秋山の頭髪とか、金丸の髪型とか…。
セコンドに橋がいるなー、とか思ってみてたらもりしーだし! 体重50kg位違うぞ。
でも、田上のおとーちゃんは全然変わってないなー。スギ様やマサオもあんまり変わってない。
なんか、背が高くて顔もハンサムなレスラーが高山の隣にいるんだけど、こんな人ノアにいたっけ? バイソン・スミス?

それにしても、旗揚げからの半年間って、今となっては信じられないほど刺激的でドラマチックだよな。
そしてその中心には常に秋山準がいた。
旗揚げ興行2連戦でいきなり三沢、田上、小橋を撃破し、高山、大森らと共闘。
秋山たちの小橋包囲網に、怒りの黒小橋降臨。
大森さんの小橋との共闘と見せかけての裏切りと、血の制裁。
そして、有明コロシアムでの至高の決戦。
ノアは旗揚げから半年間が一番面白かったと言う人がいるけど、気持ちは分からんでもないよな。

そして、なにより素晴らしいのが有明決戦で小橋に敗れた後のインタビュー。
「ノアは最高ですか」との問いに答えて曰く、
「小橋建太が最高で、小橋建太がいるから自分はここにいる。そして小橋建太がいるから、ノアは最高」
旗揚げ以来半年、色々やってきて最後に出てきた台詞がコレ。
旗揚げからずっと仕掛けてきたことがすべて小橋LOVEだから、って言ってるようなもんだよな。まさに、ツンデレ秋山さんの真骨頂。

この頃の秋山サンを知っているからこそ、ここ最近の秋山準には歯がゆい思いしかしないんだよなー。当時、精神的には相当苦しかったってことも知ってるし、身体もボロボロだってことも分かるんだけど。
今は当時とは状況も違うし、今更あの頃のような激しい仕掛けをしてくれとは言わないけど、秋山準なら
旗揚げの頃とはまた違った形でノアを盛り上げることができると思う。
いや、ぶっちゃけノアを盛り上げるなんて考えてくれなくていい。秋山準というレスラー自身が輝いてほしい。

太陽が無くても、月は輝けるはずだから。

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