« 『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』 | メイン | 武蔵流は無敵なり »

2006年08月01日

Fate/play ball(なんでも女子野球 Fate/stay night編)

――体はバットで出来ている。



ということで、ひさしぶりの『なんでも女子野球』です。
前にやったのって3年前か…。ネタが無かった訳じゃないんですが。

今回のネタはTYPE-MOONのPCゲーム『Fate/stay night』、今更感もありますが、アニメ化もされたしPS2版も出るっつーことで。
とりあえず、チーム編成ははこんな感じ。

右 ライダー
二 カレン
三 キャスター
遊 セイバー
捕 間桐桜
中 バゼット
一 リーゼリット
投 遠坂凛
左 セラ

抑え イリヤ
スーパーサブ 美綴綾子
1塁コーチ 氷室鐘
3塁コーチ兼代走 蒔寺楓
マネージャー 三枝由紀香
プレイングマネージャー 藤ねえ

一番バッターは俊足を生かしてライダー。
足の速さは勿論、選球眼も良く、一発長打も狙えるという無敵っぷり。
右翼の守りも鉄壁で、その広い守備範囲は“エリア51”ならぬ“他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)”と呼ばれているとかいないとか。

2番は悩んだ末にカレン。
ライダーとの相性で桜と思ったのだが、長打力と勝負強さが勿体無い。キャスターはバントやエンドランのサインに従いやしねーだろうし。
2番バッターとしては能力の不安定さが難か。2塁守備は堅実。

3番はキャスター、長打力はやや物足りないものの、安打製造機っぷりを発揮してもらいしょう。
打撃はともかく守備にやる気が無いのが困ったもの。ショートのセイバーの負担大。サードが初様のときのこさっちのようだ。
もちろん葛木先生が応援すると能力は2ランクアップします。いつもは緩慢守備なのに葛木先生がいると長嶋茂雄ばりのハッスルプレーをみせる様子が目に浮かぶなあ。

4番はやはり我らがヒロイン、セイバー。
風格すら感じられる打撃に加え、秘打・約束された勝利の剣(エクスカリバット)まであるのは、もう反則。
ただ、風王結界(インビジブル・エア)の効果、“ハーフスイングが取られない”はちょっとセコイと思います。
守備は身体能力を生かして内野の要、ショートに。強打の遊撃手ってメジャーっぽいな。

5番は長打力と勝負強さを兼ね備えた桜を抜擢。
なぜさっきからライダーや桜に長打力がある云々と言っているかというと「巨乳キャラはパワーヒッターの法則」が女子野球界にはあるからなのです。ホントだよ、あずまきよひこさんも言ってます。
守備はキャッチャー。堅実なリードで凛を引っ張ってもらいましょう。姉妹だから息はバッチリです。多分。きっと。そうだといいなー。

6番はバゼット。走攻守と穴の無い選手ではありますが、その分、却って特長が無い印象。
あとここ一番での勝負弱さも不安。
バゼットの秘打・フラガラックはある種の魔球(投げると必ずボールがミットに収まる魔球とかな)に対して絶対的に優位なので、あえて控えに回し代打の切り札とするのもありかもしれない。

7番はリズ。胸の大きさと長打力が正比例する法則に従えば、最高のパワーを誇る。
ただ如何せんバットに当たらない。まさしく大型扇風機。
一塁守備も取り柄といえば背が高いことくらいか。昔は日本に来る外国人選手ってみんなこんな感じだったよなー。

8番はエースピッチャーの凛。
打撃より投球に専念してほしいのでこの位置に置きましたが、本来クリンナップを打てる選手です。ただその際はここぞという場面での勝負弱さが出てしまいそうな予感。
投手としては切れ味のある速球を軸に、多彩な変化球で抑える本格派。必殺のガント撃ちは内角を抉るシュートボールで、下手に当てに行くとバットを粉砕する威力を誇る。

9番はセラ。打力はあまりないが、選球眼はいいのでトップへの繋ぎ役として期待。
左翼の守備も守備範囲は広くないものの堅実。

抑えの切り札は『Fate』真のヒロインとも言えるイリヤ。
小柄な身体から下手投げの軟投派かと思いきや、藤川ばりのストレートと大魔神級のフォークでバッタバッタと三振を奪う豪腕クローザーです。
イリヤのときは藤ねえがキャッチャーでもおもしろいかもしれない。コバマサ級の劇場で最後を締めて「これくらいやらないと盛り上がらないわよねー」「イリヤ、恐ろしい娘…!」みたいな。

控えはサブキャラ一般人の面々で。
中でも美綴は代打も守備固めもこなすスーパーサブとして活躍。さすがサブキャラの中のサブキャラ、クイーン・オブ・サブキャラだけある。
ちなみに3塁コーチの赤信号はぶっ壊れてます。使えねー!

そして、プレイングマネージャーは藤ねえ。
「グラウンドでは藤村監督って呼びなさーい!」とかベンチで言ってることでしょう。
……たった今気付いたんだが、藤村でタイガーと言えば“ミスタータイガース”藤村富美男じゃないか!
今まで気付かなかったのは全くもって不覚の限り。藤ねえファンの間では常識だったりするんだろうか?
狙ったわけじゃないのだが、プレイングマネージャーなのは必然だな。当然、背番号は10でバットは物干し竿だ。
ただ、藤ねえの「代打、わたし!」が出たときにはチームはかなりピンチだろうなあ。

我ながら、なかなかおもしろいチームになったかと。
仮想敵チームとして『月姫』のオーダーも考えようとしたのだけど、さっぱり面白くならないので断念。いい感じなのを思い付いた方は教えてくださいな。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nokotsudo.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/196

コメント

打棒は虚実の皮膜を切り裂く勇気の刃、ですからね。

「問おう、貴方が私のバスターエンドラン」とか「血潮はアオダモで 心はトネリコ」とか訳のわからんフレーズも思い付きましたが、あまりにアレなので本文には書きませんでした(じゃあ書くなよ)。
きのこ節の野球ものってのも読んでみたい気がします。商業版『月姫』とかどうでもいいので次回作はスポーツ物を…。

CMより「戦うと決めた。これが私の誓い。」

「打つと決めた、それがバットとの誓い。」
というキャッチーなフレーズで開催したら、漏れ、悶えます。

コメントする