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2006年01月22日

女子野球メモ

映画『ナチュラル』のDVDを観た。

ナチュラル コレクターズ・エディションナチュラル コレクターズ・エディション
ロバート・レッドフォード バリー・レビンソン ロバート・デュバル


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『プリンセスナイン』の原作者・伊達憲星さんはこの作品に感動して『プリナイ』を生み出したそうだ。
『プリナイ』オープニングの涼と英彦のキャッチボールシーンは今作へのオマージュ。あと、主演のロバート・レッドフォードの吹き替えが『プリナイ』の早川英彦役の井上和彦さんなのもそうなのかな。
序盤の超展開(何の脈絡も無く謎の女に打たれる主人公。しかも女の正体とか動機は一切語られず)にどうしようかと思ったけど、おもしろかったですよ。やっぱりアメリカ人にとってベースベールってのは特別なものなのだと思わせる。
『メイプル戦記』の“カミナリに打たれたトネリコの木で作ったバット”ってコレが元ネタだったのね。

と前フリが長くなったけど、例によって女子野球ネタをちょっと。

●僕は野球に恋をした

僕は野球に恋をした僕は野球に恋をした
樹生 かなめ 神葉 理世


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本屋でタイトルが目に付いて手に取ったのだが…。
身体が男でも心が女ならばウチで扱わないといけないよな。『メイプル戦記』の瑠璃子さんも『ミスターマドンナ』の天馬もそうなんだから。
えーと、BLものっぽい? エロは無しみたいだけど。つーかホワイトハートはいつの間にBLばっかりのレーベルになったのだ?(あ、ちなみに私はBLもやおいも全然平気な人です。『炎の蜃気楼』とか『富士見二丁目交響楽団』とか好きでした)
一昨年の楽天のプロ野球新規加入を元ネタにしているのだけど、その新規参入チームはオカマを中心としたチームだった、ってな内容。
本屋には2巻しか置いてなかったので買わなかったのだけど、今度見つけたら読んでみます。

●チェンジ
前に紹介したのだけどようやくAmazonで購入。
作者は小山ゆう。『あずみ』で有名ですな。今から20年位前の作品。
幼くして死んだ少女・早(さき)、彼女の幸薄い人生に同情した死神が自らの命を捨て、早に49日の生を与えた。
女子高生として生き返った早は僅かな生の時間を、野球に恋に懸命に生きていく。
落ちこぼれ野球部に女子選手が入部することによってダメダメだったチームが変わっていく、というのは女子野球もののお約束なのだけど、早の特殊な設定が話をおもしろくしている。
終盤、命の尽きようとする早をチームメイトが支え、必死に戦っていく姿はなかなか感動的。
ラストはちょっとご都合主義的だけど、それもまあ良し。
古臭い部分はあるけど、なかなかの良作だと思います。

●アマチュアスラッガー
これも以前紹介した作品。やっぱりAmazonで購入。
作者の緒方ていはスーパージャンプで連載中の『キメラ』が人気。
主人公の大学生・石坂耕介はお気楽に草野球に興じる元高校球児。そんな彼の前に突然現れた少女つかさは耕介を目の敵にし、彼から剛速球で三振を奪う。
「私の球を打てたらキスしてもいい」と耕介を挑発するつかさの真意は…?
珍しい草野球もの。選手は八百屋のおっさんだったり走れないので孫娘を代走に使う爺さんだったりとプロ野球や高校野球とは違うのどかな野球がちょっと新鮮(まあメジャーリーガーが混じったりしますが)。
話としては薄味なんだけど、結構好き。なんといってもヒロインのつかさが可愛い。気の強さと無鉄砲っぷりはさすがピッチャーってとこかな。サウスポーじゃないのが不思議なくらい。
第1巻ということは続くんだよね? 楽しみにしてます。


追記~。
やっぱり以前紹介したすたじお いのPの『Diamond 9!』の第4巻も購入しました(『皆殺し編』と一緒に通販で)。
今回は大阪近鉄バファローズと中村紀をこよなく愛する少女・蓬がメイン。
今だったら南海ホークスの門田をこよなく愛する女子中学生みたいなモンか、そりゃすげーや。
どうでもいいが、2015年ならまだ松坂はメジャーでバリバリ投げてそうな気もするけど、土筆は松坂知らんのかな?

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