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2005年11月05日

ノア(ネット)中継 観戦記

今日は武道館大会ですが、先週のノアの地上波中継がカットされまくりだったので久々にネット中継観戦。

2005年10月28日(金) 大阪府立体育会館
”Autumn Navigation '05” 最終戦
●第7試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
KENTA(選手権者) vs ムシキング・テリー(挑戦者)

どうにも存在が微妙どころか重荷にすらなっている感があるムシキング・テリーですが、今回のタイトルマッチは素晴らしかった。
まあいつも対戦してお互いに手の内を知り尽くしている相手なので噛み合ったあわわ、いや、ほとんど対戦したこと無いのにお見事。
テリー、鼓太郎の技をパクリ過ぎです。ファンネル、インコム、ビット、エンドレスワルツに雪崩式ブレンバスター返しまで。ミストクラッシュが防がれた後ブルーデスティニー出したらどうしようかと思った。
でも、バク宙してのノータッチトペは凄かった。
KENTAがあえて悪役に徹したファイトをみせていたのはさすが。ただちょっとテリーにペースを奪われすぎで王者らしさを見せ付けるには至らなかったかな。

しかしこの試合で一番良かったのは解説のSUWAですよ。素晴らしすぎ!
「テリーの正体はグラン浜田さんらしいですよ」
「テリーが負けたら大問題ですよ。明日セガの株価が下がりますよ」
「KENTAはダメだね。タイトルマッチの権威を考えなくちゃ」(←あんたが言うな)
「ジョーさんもKENTAもちゃんと怒らないとダメだね」
「ここでネプ博士がKENTAにクローズラインでもすればおもしろいのに」
「あのちびっこ達がリングに乱入すればいいんだよ」
解説も的確だし、ボスの解説よりおもしろいかも。今後ジュニアの試合は全部SUWAさんの解説でお願いします。

●第8試合セミファイナル GHCタッグ選手権試合
鈴木みのる&丸藤正道(選手権者) vs 森嶋猛&モハメドヨネ(挑戦者)

凡戦だらけのGHCタッグ戦だけど、今回はまあまあ面白かった。
もりしーは丸藤と組んだ時もそうだけど、やられているパートナーを助ける役の方が合ってるね。
相手が軽量だったとは言え(体重差約50kg!)、ようやく巨体を生かした戦い方が出来るようになってきた。エルボーなり張り手なりラリアット以外の打撃技を磨けば一皮向けられると思う。
ヨネは喰らったときの表情は素晴らしいのだが、もっとガンガン行けよ。動き、止まりすぎ。
でも、リアルキン肉バスターはやっぱり説得力抜群。

●第9試合メーンイベント 特別試合 6人タッグマッチ
力皇猛、三沢光晴、斎藤彰俊 vs 小橋建太、秋山準、天龍源一郎

なんであのオッサン二人、いい歳こいてあんなに大人げ無いの? あーもちろん、小橋と天龍な。
そして二人のミスタープロレスを侍らせご満悦の秋山さん。久々のバーニング連携も息ぴったりでしたね~ニヤニヤ。
豪華メンバーが集う6人タッグ、それぞれが持ち味をしっかり出した。
そんな中でもしっかり存在感を示せたリキ。王者の風格のようなものが出てきたのか?
フォールを取られたとは言え彰俊も良かった。ローリング逆水平→エクスプロイダー→53歳→ハーフネルソン→剛腕ラリアット×2を返したのはビックリ。
シリーズ最終戦のメインに相応しい好試合。

2005年9月18日(日) 東京 日本武道館
”2nd GREAT VOYAGE '05”
●第1試合 シングルマッチ(志賀賢太郎 復帰戦)
本田多聞 vs 志賀賢太郎

ノア中継録り損ねたのでようやく武道館の志賀の復帰戦を観ることができた。
2年8ヶ月のブランクはやはり大きかった。
それでも志賀は帰ってきた。
ゼロどころかマイナスからの再出発。
スタミナがない。試合勘もないし、相変わらず身体は細いままだ。復帰は果たしたといっても身体の不安はつきまとう。
それでも、リングに立てる喜びさえあれば、きっと乗り越えていける。
だって、志賀賢太郎はプロレスラーだから、ね。

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