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2005年09月30日

東京行

例によって正之さんのコンサートのために上京。

高速バスで昼頃東京着。
夜は友人H&Yと会うことになっているが、昼間は暇なのでやっぱり秋葉原へ。
しかし昔ほどアキバに行く理由も意欲も無くなっているな、正直。
最近は買い物はネットで済ますことが多いし、僅かの金額差のためにわざわざ色んな店を巡る気にもならない。
中古ショップで掘り出し物を探すってのも、最近はネットショップやオークションの方が手軽だし。
メイド喫茶とかも興味ないしね(メイドさんは二次元に限るです)。
それでもまあ、久し振りにショップをぶらぶら巡るのはそれなりに楽しかった。気合入れて歩き回るよりこういうスタンスの方が私には合ってる。

噂のヨドバシカメラにも行ってみた。
確かにでかい。広い。アキバっぽくない。
プリンターのインクカートリッジが大型スーパーの食品売り場のように大量陳列されているのはなかなか壮観。
とはいえ、所詮ヨドバシはヨドバシだなあ。もう行かないかも。

夜はH&Yと合流。
飲み屋からHの部屋へ移動。仕事明けで最初はふらふらだったYがどんどん元気になっていくのに、体力が余っているはずの私は早々にダウンしてしまいましたとさ。

♪BGM:TOKYO,GO!/JOHN ROBINSON

2005年09月26日

『燃えよ少年ドラゴンズ!』

すっかり忘れていたCD『燃えよ少年ドラゴンズ!』をようやく購入。

燃えよ少年ドラゴンズ!
燃えよ少年ドラゴンズ!

現在企画進行中の実写ドラマ『燃えよ少年ドラゴンズ!』の主題歌・挿入歌集。
水木アニキの歌う主題歌『燃えよ少年ドラゴンズ!』などドラマの主題歌・挿入歌に加え、正之さんの野球関連の楽曲も収録。
水木アニキを始め、いくちゃん、小山さん、神保さんなど正之さんと縁の深い方々が参加している。
正之さんの、ドラゴンズと野球と野球少年に捧げる、夢と希望と愛が詰まったアルバムとなっている。
正直、余程のドラキチかマサユキストでないとオススメし難いのだけど、山本正之と水木一郎のコラボレートというだけでも聴く価値はあるかと。



アルバム自体と関係無いのだけど気になることが。
ブックレットの最後に、「「ベースボール」「魔球」の原盤関係の方は、下記にご連絡下さい」との記述が。
『ベースボール』『魔球』はサスクハナレコードから発売された『山本正之'99 女神の自由』の収録曲。このアルバム発売後にサスクハナレコードはCLOSEになった。
当時、突然のことだったのでビックリしたものだが、やっぱなんかあったのかねえ。レコード会社絡みのことは不遇なことが多いよな、正之さん。

♪BGM:野球の星の子供たち/水木一郎

2005年09月23日

蒼紫の杜の野球場へ

毎年恒例の新潟でのジャイアンツのファーム戦。
長岡・悠久山球場では例年5月に行われているが、今年は震災の被害の修復が終わっていないため、9月に開催となった。
今年の対戦相手は我がマリーンズということで観戦に行く。

長岡も久し振り。母の実家があるので縁のある街だが、祖父母も伯父も亡くなり疎遠となってしまった。もちろん震災後は初めて。
しかしこんなに田舎町だったっけね? もうちょっと昔は賑わっていたイメージがあったのだけど。


悠久山球場は新潟の野球の中心として長年活躍してきた。
それだけ古い球場であるために設備は老朽化。しかも昨年の震災の被害も大きかったらしい。
悠久山球場についてはniigata-boro.netの以下の記事を参照。
niigata-boro.net 長岡市悠久山野球場
niigata-boro.net daily-r: 長岡市悠久山野球場、震災復旧工事完了へ
もちろん私は初めて訪れた。というかマリンスタジアム以外での野球観戦も初めてみたいなものなのだけど。

震災復興チャリティなので入場料も特別価格。内野A席は500円で外野席はなんと100円。今回の興行収入はすべて寄付されるとのこと。
私は三塁側の内野A席で観戦。マリーンズベンチとの距離が近い。ベンチを出入りする選手やキャッチボールの様子がはっきりと見られる。これは狭い地方球場の利点かな。


新潟地方は朝から雨模様、天気が心配だったが結局降り出すこともなく、時折日も差した。
昔からジャイアンツ人気の高い新潟(←田舎の証拠)、一塁側はもちろん三塁側も観客のほとんどはジャイアンツファン。
とはいえ中にはマリーンズのレプリカユニフォームやTシャツ、タオルなどを纏ったマリーンズファンの姿も。私ももちろん背番号54のマリーンズTシャツでの観戦だった。
観客は家族連れや少年野球のチームなどが多い。地方開催の休日のデーゲームらしい光景。こういうのどかな光景もなかなか新鮮だ。


外野席には5、6人ほどのマリサポが陣取り、声を張り上げながら「L!O!T!T!E! オオオオ、ロッテ!」や「俺たちの誇り、千葉マリーンズ♪」とマリンスタジアム同様の応援を頑張っていた。
私も周囲の目を気にしつつもつい反射的に口ずさんでしまったり。
外野席に移ろうかとも思ったが、わざわざ外に出るのも面倒なので自重。
次の機会には外野席に行こう。いやまあその前にマリンの外野席デビューが先だが。
ライト側の外野席にはジャイアンツの応援団も。そういえば原俊介のテーマ曲って原辰徳元監督の現役時代のテーマ曲なのね。ちょっと懐かしかった。それゆけタツノリ~♪

一軍同様好調のマリーンズ2軍。現在イースタン優勝へのマジックは3。
上手くいけばイースタン優勝の瞬間を目撃できるかなと思っていたのだけどね。
マリーンズの4番がベニーなのはかなりインチキ。
まあ対するジャイアンツの3番元木、6番斉藤宜とかもかなり微妙だけれども。

試合は私が観るのを楽しみにしていた期待のルーキー・手嶌が乱調。替わった戸部もボコられ一方的な展開に。
その後のリリーフ陣では内が打ち込まれたが、長崎、山北、山崎建はしっかり抑えた。ヤマケンさん、プレーオフには間に合いそうかな。
投手も悪かったが守備も悪い。特に渡辺正人。彼のミスで3点は余計な点をやった。守備がウリなのにあんな凡ミスを繰り返してどうすんだよ。「小坂なら取ってたぞ!」と思わず声に出してしまった。
他の内野、早坂・青野も守備でミスを犯したし、1軍の強力な内野陣に喰いこむには厳しいな。
試合後半はそれなりに締まっていたのだけど、序盤の大量点でだらけた雰囲気になっちゃったなあ。結構早めに帰るお客さん多かったし。


観客の期待を一心に背負う? 新潟・新発田農出身の加藤健はスタメンマスク。
打っては2安打、守っては早坂の盗塁を刺すなど攻守に活躍。故郷に錦を飾った。
いつまでも2軍にいちゃダメだよ。がんばれ。

試合自体はグダグダだったけれど、地方開催のファーム戦の独特の雰囲気を堪能させてもらいました。
来年も是非行きたいところ。……マリーンズが来るのなら。



上で紹介したniigata-boro.netにも今回の試合のレポートがあります。ウチよりかなり詳しいのでどぞ。
niigata-boro.net daily-r: 巨人-千葉ロッテ13回戦(長岡・3,092人)

♪BGM: Take Me Out To The Ball Game

2005年09月21日

ヒーローはこうでなきゃ!

すっげー今更なんですが、『仮面ライダークウガ』を全話視聴しました。
本放送は2000年、ってことはもう5年も前の作品なのね。当時、妹がハマっていて世間の評価も高かったので私も観ねばとずっと思っていたのだけど、なかなかタイミングが無かったのよね。

ハイ。素晴らしかったです。
早起きするのがイヤで観なかった私の不明を恥じまくっております。
ヒーローものとしてのカッコ良さとドラマとしてのおもしろさを両立させるってのは決して簡単なことじゃない。
放送当時は改造人間じゃないなんてことに文句を言っていた人もいたし、私もライダーシリーズとしては変化球なのかなと思っていた(いやホラ、平成ライダーがこんなことになるなんて思ってもみなかったし)けど、「人ならざるものに変わってしまった悲哀を背負いながらも、多くの人々の笑顔のために戦う」という仮面ライダーの基本理念をしっかり抑えているんだよね。
あとバイクアクションに拘っている点も素晴らしい。やっぱライダーはこうじゃなくっちゃね。

やっぱり主人公の五代くんの魅力が大きいと思う。決して美形って感じじゃないんだけど、彼の朴訥な笑顔に癒されます。
親指を立てて「大丈夫!」と言う五代君の笑顔に彼の周囲の人々も、観ている視聴者も多くのパワーを貰ったんじゃないかな。

やっぱりね、子供向け番組のヒーローってのは、子供が共感できる、子供が憧れるような存在じゃなくっちゃダメだと思うのさ。
ロクに観ていないのに語るのはどうかとも思うのだけど、『クウガ』以降の平成ライダーは『クウガ』の表面的な部分だけなぞって、肝心な部分を継承できてなかったんじゃないかと思う。

だからこそ『響鬼』は私も観ていて非常に気持ちが良かったんだけどねえ…。

♪BGM:青空になる/橋本仁

2005年09月19日

初芝清引退

ミスターマリーンズ、幕張のファンタジスタ、帳尻王、ロッテの長嶋茂雄など数々の異名を持つ、マリーンズの初芝清選手が引退する。

ロッテ一筋17年間、お疲れ様でした。
私もマリーンズファンになっていなければ、初芝がどんなに素晴らしい選手か知らないままだったでしょう。

チャンスで代打、大歓声に迎えられて放った併殺打。
なんでもない真正面のゴロを見事にトンネルしたかと思うと、難しいゴロを華麗に捌く姿。
広いマリンのファールグラウンドに打ち上がった大フライを危なっかしく追いかける姿。
私がマリン初観戦をした時の、ホークス胴上げを阻む空気を読まないホームラン。
全て目に焼きついてます。
そしてその姿は、いつも我々に笑顔を与えてくれました。

初芝選手、沢山の笑顔をありがとう。
俺達マリーンズファンは、貴方を決して忘れません。

♪BGM:初芝清応援歌(ロッテの夢は 初芝 胴上げ 男泣き~♪)

希望と現実と

ノア中継。
現地特派員からの情報である程度覚悟してたのだが…。

●GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(第7代選手権者)○力皇 猛 vs 三沢光晴×(挑戦者)
※22分10秒、無双→体固め  ※力皇が3度目の防衛に成功

ちょっと信じ難い光景だった。あんな精彩を欠く三沢は観たことなかった。
体力の衰え、コンディションの悪さが瞭然。今回ばかりはリキを責められない。
実際、今回のリキは悪くなかったと思う。戦い方の幅が狭いのでどうしても淡白な試合に見えるのは確かだけど、ようやくスタイルを確立しつつある。
それでもファンの支持が少ないのは、リキが挫折を経験せずにチャンピオンになっちゃったので感情移入できないところが大きいんじゃないかな。

ここ最近、三沢の状態の悪さを指摘する声は多かった。
明らかに不健康に増えた腹回りも含めて。
先日のドームはさすがに体調を整えてきていたが、それでも大技を失敗するなど衰えは隠しきれなかった。
40歳を過ぎたとは言えまだまだ老け込む歳ではない。もう一度、一から鍛え直して三沢光晴健在を示してほしい。
…と言いたいところなのだが、三沢に対してはそう強く言えない理由もある。
我々が想像する以上に社長とレスラーの両立は大変なのだろう。
ノア旗揚げ当時、会場を借りることすら大変だったような団体を、僅か5年で2度のドーム興行を大成功させるほどにまで成長させた。
景気の悪いプロレス業界において、ノアと言う団体をここまで育てた社長・三沢光晴の手腕は高く評価されるべきだ。
龍さんや百田さん、永源さんが支えているとは言え、やはり社長自らやらねばならないことも多いのだろうし、選手としてのコンディションを整えるのも容易でなかろう。
私とて三沢光晴のプロレスに惹かれてプロレスファンになったようなもの。もう一度、レスラーとして一花咲かせてほしいと思うが、それもファンの我が儘なのかもしれない。

だから、三沢光晴が三沢光晴でなくなる日を、そろそろ我々は覚悟すべきなのかもしれない。

♪BGM:スパルタンX/Keith Morrison

2005年09月18日

壊れる響鬼

私が毎週楽しみに観ている『仮面ライダー響鬼』、子供に人気が無くておもちゃが売れないせいか、第30話からテコ入れのためプロデューサ降板、脚本交替と相成った。
おかげで作品のノリや方向性がすっかり変わってしまいネット上では不評の嵐、劇場版公式ブログまで大荒れというちょっとした騒ぎになっている。

私はそんなことを知らずに観ていたので30話の時点では「まあ長丁場だし、たまにはこんな話もアリかな~」程度の認識だったのだけど、まさかこの方向で進むことになるとは…。
先週の31話はそれでもそれなりにおもしろく観られた(父親と直接会わずに犬小屋を作るってのが明日夢くんらしい、『響鬼』らしい展開だった)のだけど、今週はホント観ていてつらかった。正直耐え難い。
色々突っ込みたいところはあるのだけど、同じ材料で同じ料理を作ってるのになんでこんな不味くなるのかね。別の料理にした方がまだ喰えると思うんだが。

そりゃあ仕方ない面もあるとは思うよ。東映だって商売でやってるわけだし、俺ら大人の視聴者がいくら褒めたっておもちゃは売れないからね(今になってディスクアニマルでも買っておけば良かったと後悔)。本来の視聴者である子供達を蔑ろにしてしまった前プロデューサにも責任はある。
だから新体制のスタッフに文句を言ったりしない。このテコ入れで子供達の人気が上がり、おもちゃも売れればそれはそれで結構なことだ。

ただ私の好きだった『響鬼』の終わるのが予定より早かった。それだけだ。

とりあえずこの寂しさは五代君の笑顔で癒したいと思います。って『クウガ』ももうすぐ観終わっちゃうんだよな…。

♪BGM:少年よ/布施明

2005年09月13日

編成、編成、また編成

スパロボ戦記も久々の更新です。
40話までクリア。熟練度は取りこぼし無し。
前の更新から1ヶ月も経つのにさっぱり進んでませんな。

というのも小隊編成がメンドーでねえ…。
前作よりはやり易くなってるんだけど、今回は参戦作品が多いし、ルート分岐も多いんで、ユニットの出入りが激し過ぎ。
頭を捻って小隊編成を考えてもすぐに新メンバーが加わったり離脱したりで、結局1マップ毎に編成し直す破目になってしまう。
私は基本的に全てのユニットを満遍なく使うプレイスタイルなので編成しなくちゃいけないユニット数も多いんだよね。
さすがにそろそろ2軍落ちさせるヤツを選ばざるを得ないのだけど、弱いパイロットに限って「激励」だの「補給」だの「絆」だのオイシイ精神コマンド持ってるんだよな。悩む~。

ちなみに私の小隊編成の方針はバリバリの機能性重視。キャラクター同士の因縁などはほとんど考慮にいれません。
基本構成は「スーパーロボット+避けるリアル系+サポートユニット+その他」、出撃ユニット数を増やすために小隊はなるべく4機編成にする。
マップ序盤はリアル系ユニットを小隊長にして雑魚を減らし、HPの多いボスユニットは温存していたスーパーロボットの必殺技を叩き込む、というのが基本戦術。
ただ難易度が「難」なので終盤になってもスーパーロボットの気力があまり溜まってないのがこの戦術の欠点か。
小隊編成時に一番重要視するのはやはり地形適応。地形適応を揃えるのは当然だけど、陸戦小隊にも必ず「空陸」のユニットを1機入れるのがポイント。こうすると地形の影響を受けずに移動できるのだ。
他にも小隊に「加速」「直撃」を使えるユニットを入れるとか、移動力は揃えるとか、考えることはいくらでもあるのだけど、そんなこと考えてると時間がいくらあっても足りないのでその辺は適当に。
たまには「EVA弐号機(アスカ)+ビルトファルケン(ゼオラ)+ストライクルージュ(カガリ)」のツンデレ小隊とか「ゲッター+ガイキング+ライディーン+ダイモス」のゴッドバレー小隊とか組んでみたいところですが。

あんまりのんびりやっていると、水木のアニキにも追いつかれてしまうぞ。
丁度休みも入ったことだし、頑張って進めたいところ。

♪BGM: ALPHA NUMBERS

2005年09月08日

DESTINY2005

最近、悩惚堂本舗メインよりもこのBLOGの方がアクセス数多いみたいなんで、メインを更新した場合はBLOGの方でも報告することにします。

そんな訳で、大会自体からは2ヶ月、DVD発売からも2週間経っちゃって、すっげぇ今更感が漂ってますが、PRO-WRESTLING NOAH DESTINY2005 東京ドーム大会 観戦記をアップしました。
あまりに時間が経っちゃったので更新を見送ろうかとも思ったんですが、三沢対川田の試合についてはどうしても語っておきたかったので。
世間的にはセミの小橋対健介戦が凄すぎたせいもあってメインの評価が低いのだけど、私は素晴らしい試合だったと思う。
プロレスって、試合それだけが全てじゃないからね。全日時代の三沢や川田を知らない人にも少しはあの試合の意味を知ってもらえればと。
ま、私が全日観始めたのはホントに四天王末期だったのであまり偉そうなことは言えんのだけどね。

でもあの試合を観ると、三沢対川田がなぜプロレス大賞のベストバウトを獲ってないか、よくわかるよなあ。

♪BGM: Holy War 21/鎌野直生

一文字検索

ちょっと小ネタ。

Googleで"悩"一文字で検索するとなんとウチのサイトがトップに来ます。
まあひらがな・カタカナ、アルファベットの1文字検索でトップに来るような超有名サイト様ほどではないですが、ちょっとすごいよね?
まあ"悩"なんて不景気な単語をサイト名に使う人があんまりいないってことだと思いますが。
ついでにYahoo!のページ検索だと5番目。MSNサーチだと3番目。

さらにGoogleで"惚"一文字で検索しても3番目。
Yahoo!だと6番目、MSNサーチだと1番目でした。

そんなわけで、ウチのサイトのURLを忘れた際は"悩"とか"惚"で検索すればオーケーかと。
"ボンジュール・ベースボール"とか"キラリが捕るッ"とかでもよかったりしますが。

2005年09月07日

甦るTradition

箱舟のエメラルドグリーンのマットにあの男が帰ってくる!

そんなわけで、長期欠場していた志賀賢太郎選手がついに9月18日日本武道館大会で復帰する。

2年半にも渡る欠場期間、復帰への道のりは我々が考えていた以上に過酷なものだったようだ。
当初、志賀の欠場の理由は首の負傷(ゲームの撮影中、三沢のタイガードライバー'91を受けたのが原因とも言われる)ということだったが、実は国から難病指定されている「黄色靭帯骨化症」が原因だったとか。
何の病気かを知るためだけに1年半もの時間を要し、50件の病院を回っても「大丈夫かもしれない」と言った病院が3件しかなかった。手術しても良くなるかどうかさえわからなかった。
リングに復帰するどころか、普通の日常生活に戻れるかどうかさえわからない日々が続く。
こうなれば引退しても誰も文句は言わない。
それでも志賀は諦めなかった。一縷の望みを賭けて手術を受けた。その後も長い辛いリハビリが続いたと思う。それさえ乗り越えて志賀はリングに帰ってきた。

そうだよな。プロレスを諦められないよな。まだ志賀は何もリングに残してないもんな。
全日時代から馬場さんを始め多くの人から期待され、小橋、秋山から英才教育を受けてきたのにも関わらず、大した結果を出してきた訳じゃない。
私もいつも志賀の試合を観てはもどかしい思いをしていたし、失望もさせられた。
それでも私が志賀を応援していたのは、どんなに倒されても倒されても志賀が起ち上がってきたから。
一向に太くならない身体でスーパーヘビーのレスラーに吹き飛ばされても、秋山の過剰なシゴキを受けても、ファンの罵声をあびても、志賀はがむしゃらに突き進んでいた。
本当にゼロからの再出発になるが、志賀の不器用でガムシャラで一途なプロレス、見守り続けるからな。

最後にDCの『ジャイアントグラム2000』から若林アナの実況を紹介。
「一日一日全力投球、がむしゃらファイトにバーニング魂、志賀賢太郎!」
「身体は細くても魂は無限大だ、熱血戦士、志賀賢太郎!」
「日々鍛錬、日々精進、倒されても立ち上がれ、志賀賢太郎、七転び八起き!」

♪BGM: Tradition'02/鈴木修

2005年09月05日

天使達の帰還

引退宣言した『ファイプロ』が舌の根も乾かぬ内に『ファイプロリターンズ』として現役復帰することになったのも記憶に新しいところですが、なんと約十年の歳月を経て、『レッスルエンジェルス』が復活するらしいですよ?

レッスルエンジェルス サバイバー 公式サイト
美少女レスラーを育成! 『レッスルエンジェルス サバイバー』公式サイトオープン(電撃Onlineの記事)

一応説明しておくと、『レッスルエンジェルス』シリーズはPCで発売されていた女子プロレスゲーム。基本はカードバトルだが、後に育成・団体運営の要素が加えられた作品も登場。PCエンジンやSFCにも移植された。
実はカルトな人気を誇る名作だったりする。ゲームオタクとしても知られるプロレスラー菊タロー(元えべっさん)も一番好きなプロレスゲームとして『レッスルエンジェルス3』を挙げているほど。

私はプレイしたことがないのだけど、前から興味があったんだよねー。
無論プロレス好き&ギャルゲー好きってのもあるんだけど、実は『レッスルエンジェルス』って『ドキプリ』とも関わりがあったりする。
PSで『ドキドキプリティリーグ』が出る前にPCで『DOKIDOKIぷりてぃリーグ』というゲームが出ていたのだが、これに登場するキャラが『レッスルエンジェルス』のキャラだったんですな。
無論、全員が女子プロレスから野球に転向した、とかではなく外伝と言うかパラレルだったみたいだけど。
(さらに以前には『DOKIDOKIカードリーグ』というゲームがあったり、PC版『DOKIぷり』は『レッスル』スタッフの反対に遭いほとんど外注でつくられたとかいう話もあるがまあ余談)

まだ情報は少ないですがとりあえず期待させてもらいましょう。
少なくともこっちよりは期待できそうだし。



この勢いで『ドキプリ』も復活してくれんだろうか…。

2005年09月03日

力の差

さぼってるのも飽きたので更新再開と行きます。

8月30、31日の首位ホークスとの2連戦。
連勝すれば1ゲーム差に詰め寄るという重要な局面だったが…。
あまりの情けなさにジョニーの復帰&今季初勝利の喜びも吹っ飛んだよ。

スコアだけ見れば惜敗と言えるかもしれない。実際、第1戦、5点差を逆転したのは見事だった。
しかし、感じさせられたのはホークスとの力の差だった。

肝心なところで甘い球を投げる投手とそれを要求する捕手のリード。
同じような配球、同じようなボールで空振りを続ける主軸打者。
バントでランナーを送れない。
相手のミスで得た好機を生かせない。

それぞれがそれぞれの役割を果たし、少ないチャンスを確実に生かしたホークスに対してなんとマリーンズの無様なことか。
打球を受けながらも投球を続けた斉藤和巳の気迫。本当はこっちが見せねばならなかったものだ。
ホークスとの地力の差は明らか、だからこそ精神とか気迫で負けて欲しく無かった。
万年Bクラスに甘んじていたチームがそう簡単に変わるとは思えないし、毎年親会社のゴタゴタに巻き込まれながらも高いモチベーションを持ち続けた常勝軍団に及ばないのはわかってはいるが、それでも悔しい。

それでも俺はまだ信じてる。マリーンズはもう負け犬じゃないって。きっとシーズン1位を達成してリーグ制覇するって。
2位でもプレーオフで勝てばいい、なんて絶対思うなよ。そんな考えじゃホークスどころか熾烈な争いを勝ち抜いてくる3位の球団にも勝てないぞ。
突っ走れ、勝利の為に! どんな時も俺たちがついてるぜ♪

♪BGM: 千葉ロッテマリーンズの旗の下/マリーンズクレージー