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2005年05月21日

マウンドの少女達

なんか最近女子野球ネタばっかりですが、一応反応しとかないといかんだろうと言う事で。

11歳の美少女投手、リトルリーグで超完全試合!(情報元:テレビ探偵☆ツンドラタイガー他)

変化球なしで剛速球のみでバッタバッタと三振を取る。
11歳で身長170cmって、デカいなあ。ほんとにおみっちゃん(by『無敵のビーナス』)みたいだ。家が牛乳屋だったりするんだろうか。

この記事を見て思い出したのはちょうど今日最終回だったりするアニメ版『MAJOR』の先週放送分(第25話)。
主人公・吾郎の所属する三船リトルとライバルの強豪チーム、横浜リトルとの試合はいよいよ大詰め。
勢いに乗る三船の打者は吾郎、ここで横浜リトルの監督は投手の川瀬涼子に敬遠の指示を出す。
しかし涼子はそれに反発する。
女である自分が、男の子と野球で真剣勝負が出来るのは今だけだからと。
涼子の熱意に打たれた監督も勝負を認め、涼子は吾郎に真っ向勝負を挑む。
作品自体の終盤だけあって熱いエピソード満載だったのだが、女子野球オタクの私としてはこのシーンに滾らずにはいられなかった訳で。
まさかエンクミの演技に感動させられるとは思わなかったですが。

実際、体力的に見て男女が互角なのは小学生まで。中・高と年が進むに連れて差は開いてしまう。
それでも高校くらいまでなら女子は通用しないことはないんだけど(さすがに甲子園で通用するとは言わんけど)、大学・社会人レベルだと男女の体力差は歴然となってくる。
無論、体力面の問題だけじゃなく、野球を取り巻く環境はある意味体力の差などよりも大きな壁となって野球少女達の行く手を阻む。
この記事のケイティちゃんも、成長するにつれて男女の体力差から、あるいは野球を取り巻く環境のために、野球を諦めるのかもしれない。
それでも私は、遠い異国の少女が、諦めずに白球を追い続けてくれることを祈らずにはいれれないのだった。



ちなみに前述の涼子ちゃんですが、なんと高校では男装して男子野球部に入るらしい!
サンデー増刊のサンデー超(スーパー)に掲載されたそうだがいまだに単行本未収録。古本屋巡るか?

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