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2005年05月28日

買い物ついでにバトクラる

昨日に続いて今日も行ってきました。
10クレほどプレイ。
土曜の午後だというのに誰もおらず。相変わらずのこの閑古鳥っぷりはヤバいだろうと思っていたが、しばらくしたら客が来て一安心。

資金が3000万ほど溜まったので秋山(黒)を登録。
普通に秋山やっても面白くないので今回は超新星バージョン。青いパンツを履いていた頃の秋山を再現。ゆえに必殺技はエクスプロイダー。胴締めフロントネックロックもスターネスダストも使わない。
タイミング良くノーザンライトスープレックスや雪崩式エクスも出たので登録。
ちなみに小橋(黒)は4000万くらい必要だった。みんな、コバさん好きだね~。

始めたばっかりなのでプロレスLOVEたっぷりな人ともしょっぱい人とも当たるのだけどそれはそれで楽しい。
やたら再現率の高いモデストと当たって感動。そういえば選手コール時のモデストダンスにも感動した。
今日の俺的ベストバウトはフジマルにKENTAでfromコーナーtoコーナーを決めた試合。この時のために登録しておいて良かった!

なんかカードの引きが良かった気がする。
前作で全然引けなかったラリアット、ボディスラムをあっさり引いてしまったし。
吉江、ヒップドロップ、雷電ドロップも引いちゃったんですが…。これはヨシえもん使えってことかあ?

2005年05月27日

プロレス頂上決戦開始!

遂に『BATTLE CLIMAXX!2-プロレス頂上決戦-』稼動開始!

早速プレイに行こうかとも思ったが、市内で稼動している店舗は家から自転車で30分の場所、気分も乗らないし今日はパス。
そう決めて用事を済ませた後ふらりと近所のゲーセンに立ち寄ったら…。
設置されてたー!
家からだと歩いても10分の場所。こりゃあ入り浸ってしまうかも。
……最近できたばっかりのゲーセンだから、前作の閑古鳥っぷりを知らないんだろうなあ。

前作のカードが使えることはわかってたんで一応選手と技は準備済み。
今回は選手を登録するのにやたらと金がかかる。特にキラカードは最初から使用するのは無理っぽい。
また選手の人気(使用率?)にも影響されるらしく、三沢とかすごいことになってるらしい。
とりあえず最初はKENTAキュンとキシンさんで団体旗揚げ。今回も団体名は『PWライトニング』です。

演出や画面表示など色々変わっているので戸惑ったが、基本は前作と変わってないのですぐに適応できた。
前作の初期バージョンにあった無差別級が復活しているのが密かに嬉しかったり。KENTAで天龍に突撃もできるぞ。
カードが一新されてるのでダブりが出ない(当たり前だが)のがプレイ意欲を増進させてくれるなあ。
いきなり変形エメラルドフロウジョン引きましたが、だから社長は技が揃ってないんだってば。そもそも金も足りないし。

今作からの新要素について少し。
登録できる技の数が12から20に拡大。
基本的には12でも十分だったのだけど、プオタ的コダワリを入れると12枚は少なすぎたのでこれは嬉しい(秋山に対大森用にアックスボンバーを入れるとか杉浦に対KENTA用にブサイクの膝蹴りを入れるとか)。
ただ枚数が増えると台の上にカードを並べるのが大変。特にタッグマッチでは最大40枚並ぶ訳で、上手い並べ方を考えないとなあ。

必殺技を設定が可能に。
必殺技は出すとレベルに関係なくレート勝負になるので、前作のように「アックスボンバーやムーンサルトでラス1フィニッシュするとまず負ける」とか「脇固めやサッカーボールキックでラス1FINすると塩ガチだと思われる」という問題点も解消された。
ただ必殺技の使用の条件が今のところ不明なのでフィニッシュ用の3レベル技も用意しておいた方がいいかも。

プロレスの醍醐味、タッグマッチ。
試しにやったらCPU戦になっちゃったけど、結構楽しそう。
ただ、前述したように台の上にカードが多いので混乱したり、タッチのシステムが煩雑だったりするので慣れるまで大変そう。
あとタッグマッチなんだからカットに入れって。

場外戦の追加。
これはちょっと微妙。まず場外カードを持ってないと技を喰らい放題になってしまうのが問題。実際、今日は同じ相手に場外パワーボムを3発喰らった。
また、場外戦は1ターンで終わるのでそれほど攻防の面白みが無い。
あと、ラッシュに組み込めず、場外にだすとスピリットが下がるので従来の興行の流れに組み込めないのも難しいところ。
この辺について上手い対策を考えないとなあ。

相手の評価が興行と勝利で分けられたことも大きな変更点。
上手く機能すれば棲み分けできるようになるのかなあ。そうなるといいなあ。

そんなわけで、またバトクラ三昧の日々が始まる予感。
1プレイ200円はちょっと厳しいですが……。

2005年05月26日

黒い快進撃

コバマサ、全国放送だからってサービスしすぎ! 劇場はいいから!
しかもせっかくコバマサがジャイアンツファンのためにサービスしたのに日テレの中継、途中で終わっちゃうし。

マリーンズの先発、ルーキーのソニック久保は3発のホームランで7失点と信じがたい乱調だったものの、調子を取り戻した打線が繋がり10得点を挙げ、勝利投手に。
久保の後を受けた山崎健が2回をピシャリ。地味ながらヤマケンさん、グッジョブです。薮田さん藤田さんを使わなくて済んだのは大きい。
ラストは我らが炎上型守護神コバマサが二岡の2ランで1点差に迫られるも、その後二者連続三振に斬って取り(最初からやれ)、なんとか勝利!

しっかし、やっぱ東京ドームはボール飛びすぎだよな。ジャイアンツが勝つには一発攻勢しかないわけで、今日はホントに危なかった。
それにシコースキー良過ぎ。ホント、なんであんないい投手を放出するかな。フロントがアホやから…。
だからと言って酷使禁止。今日も3イニング投げてるし、潰す気か? ジャイアンツの投手陣が良くないのは首脳陣の起用法にも問題があると思うぞ。

そんなわけでなんとジャイアンツ相手に3タテ! 2勝1敗なら上出来だと思っていたのでこの結果は嬉しすぎる~♪
私としても久し振りにマリーンズの試合をじっくり観ることが出来たし、全国の(ジャイアンツ戦しか観ない)野球ファンにマリーンズの強さ、そしてマリサポの素晴らしさを知らしめることができたんじゃないだろうか。
東京ドームのマリサポの皆さん、こちらのサイトによると試合後はいつも以上にお祭り騒ぎだったようで。ううう、私もその場にいたかったよ…。
 
 
 
久し振りにウチのサイトでも試合の感想を書いたのだけど、今回は特別ということで今後はあまりやりません。
試合の感想って書くの楽なんで毎日更新だってやろうと思えば出来ますが、そういうのは他のマリーンズファンの方々のBlogにでも任せておけばいいんで、私は私のスタンスでマリーンズを応援していきます。
ま、いい試合をして勝利した時は喜びをつらつら書き綴るかもしれないけど、その辺はウチらしく適当に。

2005年05月25日

ドームを黒く塗りつぶせ

対ジャイアンツ第2戦はマリーンズの準フランチャイズである東京ドームにて。
え、ジャイアンツのフランチャイズ? でもレフトスタンドはファイターズ戦同様、マリーンズファンでいっぱいでしたよ。歓声もマリーンズの応援の方が大きかったし。

先発の宏之はそんなに調子良くなかったけど、6回3失点なら上出来。
投げる以上に打つ方で大活躍、二塁打にスクイズ成功。次の登板ではホームランでも打ちそうな勢いだ。
なんたって今日パパになったんだから、負けられないよね。おめでとー。

宏之が降板した後はマリーンズが誇る救援陣がしっかり抑える。
藤田、薮田がパーフェクトリリーフ、そして最終回はもちろんコバマサ。
不運な当たりが二つ続いてすわ炎上かと思わせつつ、しっかり抑えてゲームセット。
全国放送で劇場を披露する気かと最後は冷や冷やものでしたが、終わってみればマリーンズの強さが光る横綱相撲だったと言えるんじゃないでしょうか。

しかし、ジャイアンツはしょっぱいなあ。
回の先頭打者の投手に長打を打たれてしっかり点に結びつくわ、エラーで進めたランナーをあっさりスクイズで返されるわ、やらんでいい点を与えすぎ。
攻撃面でも、走れるバッターが少ないし、動いても来ないから、ランナーが出ても怖くないんだよね。一発さえ警戒すればいい。
これじゃあ最下位にいるのも無理のないところ。
そんな中、元マリーンズのシコースキーと前田が好投。二人がマウンドに上がると大歓声で迎えるレフトスタンド。これがマリサポの素晴らしいところだよな。
声援に気を良くした二人にピシャリと抑えられちゃったのはご愛嬌。

そういえば実況がヒラケンだった。掛布さんと一緒にいたのは百田さんですか?
掛布さんも百田さん原さんともにマリーンズについてやっぱり全然知らなかった。まあ、マリーンズを褒めまくっていたのでよしとしよう。

しかし、取り立ててアンチというわけでもないのだけど、ジャイアンツに勝つとこんなに嬉しいとは思わんかったよ。浮かれまくっている自分にビックリ。
是非とも3タテを食らわせて、もっと浮かれ気分を味あわせてもらいたいもんだ。

2005年05月24日

実はテレビ初観戦

んっふっふっ、ついにこのときが来ましたよ。
「巨人はロッテより弱い」を証明する時が!
まあ加藤投手はロッテなんて一言も口にしてないんですが。

そんなわけで待ちに待った対ジャイアンツの交流戦。
全国に向けてわがマリーンズの素晴らしさを知らしめるチャンスの到来です。
そういえば私もマリーンズ戦をテレビで観るの、今期初めてだ。ネット中継は観てるけど、今年はBS中継も観られてないし。

ジャイアンツの先発は上原。正直厳しい試合になると思っていた。7回くらいまで晋吾に2点くらいに抑えてもらって、上原を打てないまでも球数を放らせてジャイアンツのリリーフ陣を引きずり出せばなんとか…、とか考えていたんだけど。
実際、直球の威力は無かったけど上原はさすがの投球ではあった。それだけに序盤にソロホームラン2発で2点奪ったことと、7回のワンチャンスをものにしたのが大きかった。
それに対して晋吾は、ピンチをつくるものの決定打を奪わせない見事な投球。コントロールがかなりアバウトだったので冷や冷やしたが、結局、6回2/3を9安打を浴びながらも無失点。
久し振りに粘り強い晋吾らしいピッチングを見たよ。2000年~2001年を思い出した。
終盤の必殺・帳尻打線爆発はまあオマケみたいなもの。ほとんどジャイアンツを応援する長野のファンを白けさせる空気を読まなさっぷりはマリーンズらしい。それにしても少々ジャイアンツはブザマすぎた。
レフトスタンドのマリーンズファンが、ジャイアンツファンが呆れて帰って行くにつれて増殖していくのにも笑った。
スンヨブは…、まあ予想通りっちゃ予想通りなんだけど、ジャイアンツのマークが集中してくれたのは助かったかな。
試合の中継が日テレだったのでどうなるかと思ったけど、解説の中畑・水野ともにちゃんとマリーンズについて予習済みで安心した。

東京ドームでの2試合もこの勢いでイタダキですよ~。
などと調子に乗って言ってみますが、さてさて?

2005年05月22日

汝の隣人を愛せよ

盛りあがっとります交流戦。
わがマリーンズも、4連敗したときはついに“アレ”の発動かとビクビクしたものですがなんとかパ・リーグ首位に踏みとどまってます。
今週末は千葉マリンでドラゴンズを迎えての3連戦。初戦は川上憲伸にあわや完全試合というピッチングで抑えられたものの昨日今日と連勝、なんとか勝ち越しを決めました。
そんな中、マリンスタジアムでは騒動が…。

中日応援団不祥事か?マリンブルーの風

無論、ドラゴンズファンがすべてこんな下衆ばかりだという気はないのだけど、奇しくもセ・リーグとパ・リーグの違いを感じさせられる事件でもある。
パ・リーグのファンだって贔屓チームを熱狂的に応援するし、相手チームに野次やブーイングだって飛ばすけど、なんというか、同じリーグに所属するチームを応援するもの同士だという仲間意識というか連帯感があるんだよね。だからこういう事件は起こりにくい。
それはジャイアンツとセ・リーグ中心のマスコミや世間に対する反発もあるし、昔から常に経営不振による滅亡の危機に晒されていたために団結せねばならなかったということも理由だろう。
そして去年の球界再編問題。合併の当事者だった(大阪近鉄)バファローズとブルーウェーブはもちろん、パ・リーグ球団で合併や身売り話が出なかったのはファイターズくらい。我がマリーンズに到っては合併候補の最有力であった。
1リーグ制移行、パ・リーグ消滅は避けられたが、この問題をきっかけにしてパ・リーグ6球団のファンの間により強い仲間意識が芽生えたんじゃないかと思う。
セ・リーグだって条件は一緒のはずだけど、少なくてもジャイアンツ、タイガース、ドラゴンズ辺りは消滅する可能性は少なかったし、ジャイアンツに対するファンのアンチ感情が根強いためファンの中に連帯感は生まれなかったのではないか。

何にせよ、野球好き、野球ファンを名乗りたいのなら、野球は対戦相手がいなければできないということ、そして対戦相手への敬意を持つということ、それを忘れるべきではないだろうと思う。

2005年05月21日

マウンドの少女達

なんか最近女子野球ネタばっかりですが、一応反応しとかないといかんだろうと言う事で。

11歳の美少女投手、リトルリーグで超完全試合!(情報元:テレビ探偵☆ツンドラタイガー他)

変化球なしで剛速球のみでバッタバッタと三振を取る。
11歳で身長170cmって、デカいなあ。ほんとにおみっちゃん(by『無敵のビーナス』)みたいだ。家が牛乳屋だったりするんだろうか。

この記事を見て思い出したのはちょうど今日最終回だったりするアニメ版『MAJOR』の先週放送分(第25話)。
主人公・吾郎の所属する三船リトルとライバルの強豪チーム、横浜リトルとの試合はいよいよ大詰め。
勢いに乗る三船の打者は吾郎、ここで横浜リトルの監督は投手の川瀬涼子に敬遠の指示を出す。
しかし涼子はそれに反発する。
女である自分が、男の子と野球で真剣勝負が出来るのは今だけだからと。
涼子の熱意に打たれた監督も勝負を認め、涼子は吾郎に真っ向勝負を挑む。
作品自体の終盤だけあって熱いエピソード満載だったのだが、女子野球オタクの私としてはこのシーンに滾らずにはいられなかった訳で。
まさかエンクミの演技に感動させられるとは思わなかったですが。

実際、体力的に見て男女が互角なのは小学生まで。中・高と年が進むに連れて差は開いてしまう。
それでも高校くらいまでなら女子は通用しないことはないんだけど(さすがに甲子園で通用するとは言わんけど)、大学・社会人レベルだと男女の体力差は歴然となってくる。
無論、体力面の問題だけじゃなく、野球を取り巻く環境はある意味体力の差などよりも大きな壁となって野球少女達の行く手を阻む。
この記事のケイティちゃんも、成長するにつれて男女の体力差から、あるいは野球を取り巻く環境のために、野球を諦めるのかもしれない。
それでも私は、遠い異国の少女が、諦めずに白球を追い続けてくれることを祈らずにはいれれないのだった。



ちなみに前述の涼子ちゃんですが、なんと高校では男装して男子野球部に入るらしい!
サンデー増刊のサンデー超(スーパー)に掲載されたそうだがいまだに単行本未収録。古本屋巡るか?

2005年05月18日

『嬉遊曲』関連作品について

私が感想を書かないでいる間にも『花咲くオトメのための嬉遊曲』は色々展開していたのでその辺をちょっとまとめて。

●花咲くオトメのための激伴音楽
サントラ盤。ゲーム本編で使用されたBGMにOP・EDボーカル曲のフルコーラス版、さらにミニドラマ3編を収録。
やはりOP/EDのフルコーラス版が嬉しい。『三度目の夏 ~ラストチャンス~』や『プリンセスナイン』など女子野球ものの歌は名曲揃いだが、『嬉遊曲』の歌も負けてないと思います。MoVo^2に入れて聴きまくってますよ。
また、ライバルキャラたちを描いたミニドラマも注目。せっかく魅力的なキャラだったのにゲーム本編では活躍の機会が少なかったからね。
どの話も何とも言い難い寂寥感が伴うのは『嬉遊曲』らしい。
しかし…、白鳳学園のキャラが私のアレと全然違うのが…。いやまあチョモをツッコミ役に配した時点でかなり間違ってるんですが。

●花咲くオトメのための嬉遊曲 イレギュラーズ 「Lose Contorol」
elfics.comでダウンロード可能。本編と同じスクリプトで読めるデジタルノベル。光徳学園キャラなどの描き下ろしアリ。
地区大会後の光徳学園との練習試合の模様を描いているのだけど、これだけだと姫とたえ子がボコボコ打たれて惨敗、ってだけの話だよなあ。相変わらず濃密な野球描写はさすがだが。
マガジンエルフィックス』収録の遠征SSと合わせて読まないとおもしろさは半減かなあ。

●遠征SS『花咲くオトメのための嬉遊曲』~1stイニング・青柳たえ子~
マガジンエルフィックス vol.004』、これのためだけに買ってきました。
って連載ですか? 次回以降も買わんといかんな…。
SSとイラストが4ページ。第1回は侠気のサイドスロー・青柳たえ子嬢が主役。
たえ子もゲーム本編ではあまり出番が無かったので嬉しいところ。
ああ、こんな話を読まされると考えていたたえ子×姫の(エロ)妄想がまたむくむくと…。
あとやっぱり信はヤなヤツだと思いました。嫌いじゃないけどね。

●『花咲くオトメの嬉遊曲』サイドストーリー
『とらのあな』の無料配布冊子『虎通』に収録されている短編SS。今のところ94、95、96号に掲載されている模様。
94号、95号は未入手(96号収録はサントラに収録されていたものと同一)なのでコメント不可。後日、フォローされるようなのでそれを気長に待ちます。

2005年05月14日

野球少女は白球に何を想うのか

えー、イマサラながら『花咲くオトメのための嬉遊曲』について触れてみます。
……ホントに今更ですな。スルーしようかとも思ったけど、さすがにそりゃあまずいだろうという事で。

最初に、LOVER-SOULのサイトや初回版のブックレットに掲載されている、私の書いた解説(というかなんというか)について。
ゲームの頒布前に解説をお願いされて、プレッシャーを感じつつ結構気合入れて書き上げたのだけど、幸いなことに評判も上々だったようで胸を撫で下ろしたですよ。ま、役得もあったしね。
しかし、初回版ブックレット、最初に見たときはかなり焦った。
だって私の解説文に4ページも割かれているんだもの。しかも、スタッフのコメントとか他にも色々文章が載っているもんだと思ってたのにイラスト中心の構成。なんだか私のためにつくられたかのようでした。あんな妄想垂れ流しまくりの文章なのに。
ただあのブックレット、改行位置がおかしいんだよね。そこがちょっと気持ち悪い。一応ウチのサイトにもアップしてあるので読む時はそっちも見て貰えると嬉しいです。
ちなみに前に言っていたのはこのことです。後日、遅すぎ。

んで、ゲームをプレイした感想など。
何より全体を通して流れる雰囲気が良い。
野球に青春を賭ける少女達の悲愴感というか寂寥感というか。
野球なんて所詮ただの球遊び。その中でささやかな栄光を掴み取れるものでさえほんの僅か。
しかもそんな小さな栄光を勝ち取った僅かなものたちにも、女子野球というマイナーなジャンルにおいては将来を約束するものではない。
それでも少女達は野球に青春を賭ける。白球の行方に一喜一憂する。喜び、涙を流す。
そしてそれに私は堪らなく魅せられる。
田中松太郎さんの描くキャラクターもその魅力を増加させている。
各キャラクターのエンディングが全然ハッピーエンドじゃ無いなどという意見もあるようだが、私はあれでいいと思う。
個人的には二つあるバッドエンドが大好きだったりする。あのエンディングこそ『嬉遊曲』の世界観をよく現しているんじゃないかと。

あと、野球描写がしっかりしているのもうれしい。
女子野球ものにおいて、野球描写はある意味鬼門。最近はそうでもないけど作り手が野球を全然分かってないってことが今まで多すぎた。『ドキプリ』とか『プリナイ』とか。
技術的、専門的な知識だけじゃなくて、野球に対する哲学と言うか思想と言うかが素晴らしい。
乃雪の打撃理論と言うよりむしろ打撃思想、あれには痺れた。
(後に『バッテリー』の原田巧にも同じものを感じたのだけど、投手と打者の違いこそあれ天才というものは通ずるところがあるのかも)
ただ逆にマニアックすぎるところはかも知れない。
例えばカッター(=カット・ファスト・ボール)がどんな変化球かわからないとか、そんなレベルだと楽しめない恐れもある。

今作は野球描写が濃密なのはもちろん、マニアックなネタも多い。枯堂夏子の『天地無用』の歌の詩が大きな話の軸にもなっているけど、個人的には「滝沢、須永、中山、牧野」に涙が出た…。この辺は同人ならでは。
「同人でよくここまで」と「同人だからこそできる」が両立していると言えるかもしれない。ある意味理想的。

多くの人が言っているようにいくつか不満点は確かにある。
私も終盤の展開があっさりしていいることには不満を感じたが、あれは主人公とヒロインの関係性に焦点を絞ったためだとも言える。
逆に言うとプレイヤーの側に妄想の余地もあるし、他の展開でのフォローも考えられる(実際サブストーリーが展開しているし)。
あとHシーンがちょっと浮いてたかなあと。急にエロエロになるし、母乳だし。

とは言え、女子野球ものというマイナーな上に扱いが難しいジャンルによくぞ挑戦し、更に結果を残してくれたと言いたい。
私にとっては作品自体だけでなく、解説を書くにあたって様々な女子野球ものを読み返して女子野球の魅力を再確認させられたりと、女子野球熱を再燃させてくれた作品でもある。
素晴らしい作品をつくり出してくれたLOVER SOULのスタッフの方々に感謝と賛辞を。
この作品に僅かなりとも貢献できたことを光栄に思います。

2005年05月12日

さらば監督

10年目終了。
無事、監督の任期を務め上げた(ちなみに今作は『高校野球道2EX』などと違って任期延長はありません)。
しかも9年目春のセンバツ、10年目夏の全国大会ともに優勝。9年目夏から3連覇達成。
通算では夏の全国大会は出場6回優勝4回、春の全国大会は出場3回優勝2回ということで、まあまあじゃないだろうか。
クリア後に出力されるhtmlファイルはこちら。卒業生たちのその後が『ファイアーエムブレム』チックに語られているのが楽しい。ま、一部のキャラを除いてランダムだったりするんだけども。

プレイ後の感想など。
ぶっちゃけゲームとして楽しいのはやっぱり5年目くらいまでかなあ。
前にも書いたけど、機材が揃って育成のコツも掴めて、全国大会に普通に出られるようになるとどうしても作業っぽくなっちゃうんだよね。
正直、後半は日比野と氷室のイベントと成長だけを楽しみにしていた面もあり。
音楽聴いたり、テレビ観ながらダラダラやるのにはいいんだけど、この手のスルメゲー嫌いな人にはオススメできないかな。
『Girl's』の特徴である固定キャラ、私は結構好きだけど、そんなにシナリオが面白い訳じゃないし、キャラ萌え系の人に希求力があるかといえば疑問。
元となった『高校野球道2EX』が名作なのでゲームとしてはおもしろいんだが、『Girl's』ならではの魅力には乏しい。キャラが女性になっただけだったわけで、(私のような)極一部の女子野球好きにしか受け入れられなかったのは当然といえば当然だなあ。

そんなわけでこの監督日記は終了。
高校野球道Girl'sのページに攻略メモや選手データなどアップする予定だけど、さすがにもう1回プレイするのは大変なんでカンベン。

2005年05月11日

終了間近

9年目夏終了。
2年ぶり3度目の全国制覇達成!
投打の柱に成長した日比野、氷室の活躍が大きかったな、やっぱり。
日比野は県予選、本大会をほとんど一人で投げ抜き、本大会では6試合で1失点という完璧な内容。
氷室は不動の四番打者として打線の中核を担い、全国大会では打点こそ少なかったものの打率6割をマーク。
データ的にもほぼ最強と言っていいほど成長してくれた。(参考までに画像をアップ→日比野氷室
この二人はイベントも多くて、最初は敵視し合っていた二人が徐々に相手を認め合い、信頼していく、というシナリオはベタベタのお約束なのだがやっぱり燃える。野球部引退後、ロッカー整理に来た二人のやり取りには結構ウルウルきちゃいました。
あと、三塁に打力はイマイチながら堅守・俊足・強肩の海老沼を置いたのも大きかった。ボテボテのゴロを華麗にさばきまくってくれた。

そういえば、春夏合わせて4回目の優勝にして初めて校歌が流れるのを聴いたよ。過去3回はBGMオフでやってたので。
ちなみに我が校の校歌はこちら

いよいよ監督の任期はあと1年。なんとか有終の美を飾りたいものだが、さて。

2005年05月09日

コタ、行きます!

NOAHの5月シリーズ、「Navigation with Breeze'05」の主要対戦カードが発表されましたが。

5・18新潟市体育館にて、GHCジュニアヘビー級選手権試合、金丸義信vs鈴木鼓太郎、開催決定!

TV中継がついてるしそれなりのカードは組まれるとは思ってたけど、まさかタイトルマッチとは思わなかった。
しかも鼓太郎が挑戦ですよ。まさかコタのタイトル戦を生観戦できる日が来ようとは…。
いい試合になることはほぼ間違いないと思うんだが、今回は結果にも期待させてもらいたい。
東京ドームで金丸vsKENTA戦が行われそうな気配なので(昨年のライガー戦同様)流れ的に厳しいとは思うんだが、最近の鼓太郎の成長度合いをみればタイトル奪取も有り得ない事じゃないはず。頑張れ。

他にもみのる・丸藤組vs小橋・本田組もあるし、天龍さんは秋山と絡みがありそうだし、すごい豪華なマッチメークだなあ。
マルビンが出ないのが惜しいところだが、バイソンもロウキーもいるし、新顔のルチャドールも楽しみ。
アリーナA席のチケット取ったけど、コタのタイトルマッチが分かってたらS席取ったのになあ。
今回は準備万端で行かねば。デジカメの充電忘れたりしないように。

2005年05月08日

輝く円盤

先日、CD-Rをまとめ買いしてきたので、リッピングしたままだった音楽CDのイメージファイルを焼き焼き。
しようとしたらエラーが出て上手くいかない。
CD Manipulatorが悪いのかと思って、DeepBurnerExact Audio Copyも試してみたけどダメ。
ダメもとでB's Recorderを起動してみたら…。

ドライブに入っていたメディアがDVD-Rだった。

阿呆だなあ、俺。

DVD-Rと言えば、気が付いたらメチャクチャ安くなっていた。
maxellや太陽誘電の4倍速メディアなんて1枚100円以下だし、8倍速も100円切りそうな勢い。アキバ辺りじゃあきっと100円以下だろうな。
1年前、私がDVD±R/RW/RAMドライブを買った頃は1枚200円切ってたら安い方だったのに。
当時、アキバの某ショップで50枚まとめ買いしたmaxellの4倍速DVD-R(1枚辺り約180円)、まだ使い切ってないんですが。
いやまあ、私がそんな大量にメディアを消費するはずないと分かっていたんだが、送料考えるとまとめ買いした方が安かったんだよ~。
そういえばドライブも1万円で買ったけど、今じゃあパルク品なら5000円くらいで買えちゃうし。
ちょっと前までCD-Rドライブ(しかも4倍速とか)でさえ結構な値段がしたものなのに、すごいなあ。

2005年05月04日

何も考えずに走れ!

8年目。
夏も春も県大会途中敗退。
夏は投手3人が[速球投手]、[剛腕]、[伸びる速球]、[消える魔球]などを持つ歴代最強の投手陣を擁し、秋は固定キャラの日比野と氷室が投打の柱として成長。戦力的にかなり自信があったのでショック。
何故かと思いよくよく試合を観察してみると、内野のボテボテのゴロがかなりの確率で内野安打になっていた。
ああ、そういやピッチャーの守備力・走力をさっぱり鍛えてなかった。
投手の球威がSやAなので打球が全然飛ばなくなってるんだもんな。投手前の内野安打の多いこと多いこと。
一三塁手と投手の守備力を鍛えるのはこのゲームの定石だったんだよなあ。ブランクを空けたせいでこんな基本的なことを忘れていたとは、不覚。

えーい、おまえら、明日からはバットもボールも必要ない! とにかく走りまくれ、わかったか!
…って金やんか、俺は?