『ハイブリッドベリー』完結
『ハイブリッドベリー』第2巻げと。
2巻で完結。まあ『マーガレット』本誌読んでたからショックはないんだけど。
Angel Heart Clubでも指摘されてましたが、「新聞22紙で紹介!」(新潟日報でも!)「ブレーク予感の少女漫画」「かなり期待値高し」などという帯のアオリが虚しい。予感だけで終わってるし。期待値の意味を間違ってるし。
2巻の見所はマネージャーの茉柚と要の男装でしょうか。
個人的にはライバル校のマネージャー・成田さゆりがポイント高し。しかし要は勿論のこと、茉柚と言いさゆりと言い女性キャラが揃いも揃って逞しいなあ。
しかし要、甲子園さえ知らなかったのに、アオダモがバットの材料だってことは知ってるのね。
茉柚が「12球団存続ミサンガ」をつけてたりとか、初芝スタイルのストッキングが好きだとか、『マーガレット』読者を置いてきぼりなネタが満載なところも素敵。
ラストの終わり方は唐突だったのは、やっぱり勿体無かったなあ。
それにしても…、野球少女に恋するときの一番のライバルは“野球”そのものなんだよね、やっぱり。
少女漫画と女子野球の関係については色々と思うところがあるのでそのうちまとめて文章にしたいと思っとるんですが…、例によっていつになることやら。