デカレン一気視聴
ついつい録り溜めてしまっていた『デカレンジャー』を15話分くらい一気に視聴。
うわあ、やっぱおもしろいなあ、『デカレンジャー』。40話を過ぎても外れの話がほとんどないのがすごい。
過去のシリーズと違って特定の敵組織が存在しないため、ストーリーに様々なバリエーションを持たせられるのが強みかな。敵組織が地球侵略を目的としている従来の作品だとどうしても似たようなストーリーになってしまっていたし。
その辺は勇者シリーズにおける『ジェイデッカー』に近いかも。
その分、強力な敵に対する緊迫感が乏しいので、シリーズ終盤をどうやって盛り上げていくかが重要になってくるかと。
特定の敵組織が存在しないこと以外にも、過去の戦隊シリーズと差別化しているところが多いんだよね。
倒した怪物が巨大化→ロボ戦のパターンをやらずに、宇宙人が(量産型の)ロボットに乗り込むようにしたのもそう。これによって、宇宙人が逃走→ロボ戦、あるいは敵ロボット撃破→宇宙人と対決、などストーリーにバリエーションを持たせられるようになった。
戦隊シリーズらしく無い話も多いのだけど、それでも(仮面ライダーと違って)本来の視聴者である子供達の視点を忘れていないのが30年続いてきた戦隊シリーズの伝統の力と言えるかもしれない。
んで、今年の戦隊は『魔法戦隊マジレンジャー』だそうで。
『アバレンジャー』もすごいネーミングだったけど、今回もすごいな…。