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2004年11月05日

躍動する肉体

友人Sに誘われて、アイリッシュ・ダンス・カンパニー「トリニティ」の公演を観てきた。

『トリニティ』は、アイルランドの伝統的舞踏・音楽に現代的な要素を加えたグループで、日本でも人気の『リバーダンス』や『ロード・オブ・ザ・ダンス』などの元となったもの、らしい。
私はダンスなんてさっぱりわからないし、アイルランド音楽についてもほとんど知らない。一応、ネットで最低限の知識は得ておいたのだけど、正直楽しめるのかと思っていたけど。
結論から言えば、すごく良かった。
アイリッシュ・ダンスは上半身をほとんど動かさず、下半身のステップを駆使するダンスが特徴だそうなのだが、確かにあの超高速の動きは凄まじい。
さらに、そのステップから生み出される音がいい。ハードシューズと床がぶつかり合い、独特のリズムを奏でる。それを聴いているだけでも心地よい。
私が特に気に入ったのは、音楽無しで、20人近くのダンサーが、床を踏み鳴らし、手を叩き、自らの体を叩き、他のダンサーと手を打ち鳴らすパフォーマンス。
「人間の声は最高の楽器」という言葉があるけど、人間の身体も最高の楽器たり得るんだね。
一流のダンサーってのは、アーティストであると同時にアスリートなんだということも再確認させられた。下半身の筋肉なんてすごいもんな。
席も良かった。SS席だったのでダンサーの細かい動きも良く分かったし、床を踏み鳴らす音と振動がしっかり伝わってきた。これは友人Sに感謝かな。
『リバーダンス』は総合的な舞台芸術といった感じらしいのだけど、この「トリニティ」の公演は何よりダンス自体の凄さを魅せることを主体にしたもののようだった。私のような門外漢にもその凄さはよく伝わってきた。
私が自分からこういう舞台を観に行くなんてことはおそらく有り得ないので、貴重な体験をさせてくれた友人Sに感謝。

……夜景を見ながら食事とか、夜の遊歩道を歩く(道が分からなかっただけだが)なんてデートっぽいこともさせてもらったし。