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2004年11月04日

吉田篤史投手、引退

最近はあんまり野球ネタに触れてなかったんだけど、これはやっぱり触れておかねば。

阪神タイガースの吉田篤史投手が自由契約となった。
新潟・日本文理高からヤマハを経て、92年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。
入団当初は速球派の先発投手だったが、肩を痛めてからは中継ぎでの登板を主に活躍。
昨年のシーズン途中、タイガースの橋本武広投手とトレード。結局、タイガースでの1軍登板は無かった。
私は新潟出身ということもあって、ずっと応援していた。
マリーンズのリリーフ陣の中では兄貴分的存在でチームメイトからも慕われていた。
接戦でのリリーフは勿論、先発が崩れればロングリリーフ、ローテの谷間では先発に、ときには敗戦処理までなんでもこなした。
それなのに昨年のトレード。
確かに一昨年あたりから球威も落ち、登板機会も減っていた。でもあれほどチームに貢献してきた選手に対する仕打ちではないだろうと怒りまくった(トレードは首脳陣との確執が原因という話もあった)。
結局タイガースで1軍登板が無かったのならマリーンズで引退させてあげたかった。

篤史さんにはひとつ忘れられない思い出がある。
何年か前、千葉テレビでマリーンズ戦を観戦していたときのこと。
投壊状態の中、中継ぎの篤史さんが先発として登板。粘りの投球で見事何年かぶりの先発勝利を挙げた。
ヒーローインタビューを受ける篤史さんに、アナウンサーは言うに事欠いて、「×年ぶりの先発勝利、今まで悔しい思いをしていたんじゃないですか」と言いやがった。
アホかこいつと私が怒り、呆れながら観ていると篤史さんは、
「いえ、自分の役割として誇りを持って投げていますから、そういう気持ちはありません」(うろ覚え)
とはっきり答えていた。
プロの矜持を見た思いだった。

これからどうするんだろうと思っていたら、牛島新監督率いるベイスターズの投手コーチに就任することが決定。
今度は指導者としての第2の野球人生、頑張ってもらいたい。
しかし、ベイスターズ、監督の牛島さんはもちろん、篤史さんに、昨年ロッテ一筋15年の現役を終え、今季はマリーンズの2軍コーチを務めていた福澤さんもバッテリーコーチに就任かあ。微妙にロッテ色が濃いなあ。