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2004年10月30日

死神の覚悟

インターネット中継で10・24大阪大会のタイトル戦を観戦したのでちょろっと感想を。

●GHC Jr.ヘビー級選手権試合 (王者)金丸義信 vs (挑戦者)TAKAみちのく(K-DOJO)
金丸がまたも外敵との防衛戦。
TAKAは飛び技も得意だが、あえてグラウンド主体のレスリング勝負に挑む。
テクニシャン同士のなかなかの好試合だったと思う。会場の盛り上がりはまあイマイチだったが、金丸人気無いからね(ヒドイ)。
TAKAって試合観るのは初めてだけど、さすが、いい選手だね。後半はトラースキック(スーパーK1だっけ?)とジャスト・フェースロックしか出してなかった気もするが、それで試合を作れるもんね。
惜しむらくは序盤に足を痛めたことか。また観てみたいな。

●GHCタッグ選手権試合 (王者組)三沢光晴&小川良成 vs (挑戦者組)田上 明&佐野巧真
田上火山噴火せず。
佐野さんが一人で奮闘、王者組を追い詰めてた。ソバットの切れ味は相変わらず抜群。
田上も中盤までは頑張ってたんだけどね。なんでろくに喰らってないのに動けませんか? 「田上、動けー!」って野次が聞こえてたけど、まったくその通り。
最後は王者組が大技を畳み込んで無理矢理勝ったって感じだな。正調のエメラルド・フロウジョンって、もはや痛め技なのね……。

●メインイベント GHCヘビー級選手権試合 (王者)小橋建太 vs (挑戦者)斎藤彰俊
あの手この手で小橋を挑発してきた斎藤彰俊とダーク・エージェント。タイトル戦での乱入も予想されたが、彰俊の狙いは本気の小橋建太を引き出すことだった。
そして彰俊は、本気の小橋に対し真正面からぶつかり、見事粉砕された。
断崖ブレンバスター(デスブランドだったのかも?)まで繰り出したが、やはり切り札が足りなかったか。絶対王者の牙城を崩せず。
大方の予想通り小橋が勝利を収めたが、彰俊さんがここまでやるなんて誰が思ったろう。それほど素晴らしい試合だった。小橋の防衛戦に外れ無し。
ホント、彰俊さんの覚悟やプロ意識には感心させられてしまうよな。……彰俊さんの半分ももりしーやリキに意識があったらなあ。

次は彰俊さんのGHC(グレート・ハッピー・クリスマス)ベルトに小橋が挑戦か。それもすげー楽しみだな。