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2010年03月29日

(現実の)女子野球関連書籍をまとめてみた


所用ででかけた新潟市内で発見。驚きつつ撮影。
新潟駅周辺のバス停数か所で確認。
まさか新潟で女子プロ野球の広告を見るとは思いませんでした。わかさ生活は本気だ。
ちなみに写真は兵庫スイングスマイリーズの厚ヶ瀬美姫選手(左)と京都アストドリームスの川端友紀選手(右)です。

というわけで、もうすぐ女子プロ野球が開幕します。
ウチのサイトでメインに扱うのはフィクションの女子野球ものですが、フィクションは現実を映す鏡でもあるわけで、現実の女子野球にも無関心ではいられません。
めがきゅーうぃきでフィクションの女子野球ものについてはまとめてますが、そういえば現実の女子野球を扱ったものについてはブログでときどき取り上げるだけだったので、まとめて紹介してみたいと思います。


こちらの二冊は戦後の女子プロ野球リーグを扱ったもの。
10年くらい前に市川市の図書館で読んだのだけど未所持。Amazonではどちらもいい値段がついてますな。
機会があればまた読んでみたいところ。新潟市内の図書館にもあるだろうか。


こちらも戦後の女子プロ野球リーグを扱ったもの。
著者の田中科代子さんは女子プロ野球選手だった方で、自ら当時の事を語っているみたいです。
未読ですが、こちらの記事によるとなかなかおもしろそうです。


東京六大学野球において、史上初(そして現在に至るまで唯一)女性選手同士で投げ合った東大・竹本恵投手と明大・小林千紘投手についてと、当時の女子野球を取り巻く状況について語られています。
詳しくはウチのブログの過去記事をどぞ。→ふたりの勇気: nokotsudo BLOG


日米の野球にまつわる様々なエピソードをまとめた本。
以前ウチのブログで紹介した、1925年に来日した女子野球チーム・フィラデルフィア・ボビーズについて詳しく書かれています。→海に消えた美人投手: nokotsudo BLOG
ちなみにボビーズが来日した1925年は大正14年、つまり『大正野球娘。』と同じ年だったりするんですな。作者がこのことを知っていたかどうかはわからないけど、アンナ先生の伝手で桜花会vsボビーズなんて対決があったかも、なんて妄想するだけでワクワクします。


野球に魅せられた少女の青春を描くノンフィクション。
現在の女子野球を取り巻く状況を知るためにもいいですが、懸命に夢を追いかける少女の成長物語としても非常におもしろいです。


2006年に開催された女子野球ワールドカップにおける日本代表の激闘を描く。
この作品も以前ちょっと紹介しました。→『真っ直ぐ、前を――』: nokotsudo BLOG
著者は『ワールド・ベースボール・ガールズ』と同じく長谷川晶一さん。ブログ真っ直ぐ、前を――で女子プロ野球についても色々書かれてます。


こちらも戦後の女子プロ野球についての本。
未読なのでそのうちチェックしたいと思います。


今回一番紹介したかったのはこちら。先日、ジュンク堂で偶然見つけて即確保しました。
今春開幕する女子プロ野球の選手・関係者だけではなく、60年前の女子プロ野球の選手や関係者についても語っています。
著者は『女子プロ野球青春譜1950』と同じく谷岡雅樹さん。スポーツライターではなく本業は映像評論家だそうで、独特の視点と語り口が興味深いです。

というわけで、ざっと紹介してみました。
入手困難なものもありますが、(現実の)女子野球に興味がある方の参考になれば幸い。

2010年03月19日

『夏草ホームベース』完結

以前ちょっと紹介した『夏草ホームベース』だけど、クラブサンデーの更新終了&単行本の最終第2巻が発売されたので再度紹介をば。

少子化が進み、高校球児の減少にともない、ついに高校野球連合が、女子選手の参加を認めた…そんな頃のお話。野球部の主将にして、たった一人の部員・圭太は、甲子園を目指したい人(つまり部員)を大募集中! ところが、幼なじみの生徒会副会長の泉に邪魔されてばかり。実は、泉は圭太といっしょに生徒会をやってみたいという乙女心があったり、なかったり…そんなとき、二人目の野球部員になりたいという美少女・操が登場し…
クラブサンデーの作品詳細より引用)

上記の作品説明通り、主人公の圭太が幼なじみの泉や剛球少女・操と過ごす日常を描いたドタバタコメディ。
絵も可愛いし、ギャグのテンポも良いしで、サクサク楽しく読める。

単行本は小学館のwebコミックサイトクラブサンデーに掲載されたものに加筆・修正されているのだけど、実はかなり未収録話があったりする。
単行本では14・15話で予選の試合が描かれ、最終話になっている。ところがクラブサンデーでは14話~21話の後に最終話。14・15話も単行本とは全く違う話が公開されていた。
単行本2巻で終わらせるためだとは思うのだけど、これはちょっと酷い。一応クラブサンデーの方も追っかけてたけど、単行本でじっくり読めばいいやと流し読みだったんだよな。
単行本未収録話には橘&城崎の助っ人コンビや女子のライバル選手の話もあったのでそれが掲載されていないのも辛い。ウチの選手名鑑的に。
最終話のラストシーンも橘&城崎コンビがいたところがぽっかり空いていて淋しい。見比べるとエロゲの差分CGみたいだ。
雑誌掲載ならば該当の号を確保すればいいけど、Web掲載じゃ公開終了したら打つ手ないからなー。なんとかならんもんかなー。『BASTARD!!』みたいに同人誌で出すとか。
2010年3月19日現在、18話から最終話まで公開されているので読んでおきたい人はお早めに。

とはいえ単行本もすっきりまとまってはいると思うので、未収録話がどうしても気になる人以外はあまり拘る必要は無いかも。
気楽に楽しく読める作品だと思うので、興味のある方は手にとってみてほしい。

2010年03月13日

アニメ版『大正野球娘。』について

放送終了から約半年、今更感もありますが、BD&DVDシリーズのリリースも終わったことだし、アニメ『大正野球娘。』について語っておこう。

アニメ化の話を知った時は目を疑った。
私は原作を読んでたし、気に入ってはいたけど、客観的に見れば欠点も多く、ぶっちゃけ万人にオススメできるとは言い難い作品だった。
徳間ノベルスEdgeというマイナーレーベルで、特に人気があるという話も売れてるという話も聞こえない。CDドラマ化やコミック化でさえ十分ビックリだったのにまさかのアニメ化。いくらアニメ業界が原作不足とはいえ、他にやるべきものがいくらでもあるだろうと。
しかも普通の野球ものならともかく、舞台が大正時代。
野球の描写だけでもアニメでやるとなるとなかなか難しいというのに、更に大正時代の時代考証までできるのかというのも大きな疑問だった。
そんなわけでアニメ開始前は不安7期待3といった感じで、どうせダメならばネタになるくらいの駄作になった方がおもしろいなーなどと不謹慎なことも考えていた(悲しい自己防衛だな…)。
原作が好きだった私でもそうなんだから、放送前に期待してたのって池端監督のファンくらいだったんじゃなかろうか。
まあ、そんな私の不安は見事に覆されたわけですが。

女性を蔑視する許嫁を見返すために、晶子が小梅と仲間を集めて男子との試合に挑む、という基本の部分は変わらないものの、ストーリーは大きく改変されている。
何よりアニメで大きかったのは、地に足をつけた野球ものとして原作を再構成したところ。
原作小説の大きな欠点は野球の部分がいい加減なこと。作者自身野球に詳しくない事を認めているけど、野球の描写より食事の描写の方が力が入っている始末。試合内容や展開は野球好きにとってはなかなか厳しいものがあった。
また、原作では金属バットやスパイクなど未来の技術を使ったり、乃枝の発明品による特訓で男子に対抗する。これは作品の魅力でもあるんだけど、“トンデモ”として受け入れられない層も少なからずいた模様。
アニメ版ではそれらのトンデモ要素をほぼすべてカット。基本的に地道な練習で男子に対抗していくことになる。

最初は野球のルールも知らなかった少女たちが、道具を集め、練習を重ねてだんだん上達していく様子を丹念に描いている。
野球の動きを上手く描いているアニメは他にもあるけれど、手だけで投げるいわゆる女の子投げや、腕だけでバットを振る姿など素人の女子の動きをあそこまでうまくアニメで再現している作品は過去に無いんじゃないかと思う。
もちろん、上達した後の動きの描写も見事で、練習や試合をじっくり描いてきたことによって少女たちの成長が実感できる。女の子投げでボコボコ打たれていた晶子さんが、サイドスローの美しいフォームで男子を抑えるようになるのはかなり感動させられる。

キャラクターの設定や性格が一部改変されているが、これも上手くいっている。
晶子がすぐブチ切れる小物キャラになっていたり、巴がアホの子になっていたりするけど、今となっては原作よりもアニメの方が親しみが湧く。
原作ではほとんど存在感の無かった下級生コンビも、胡蝶は陸上部に所属している設定になったり、鏡子はクソレフト化&第10話の大暴走したりとそ見せ場も増えた。
また、アニメのオリジナルキャラクターの尾張記子も、変にでしゃばることも無く、桜花会を陰から支えるポジションとしてしっかり活躍。これだけ違和感無く作品に溶け込むオリキャラっていうのも珍しい気がする。

原作のウリのひとつは大正時代の文化・風物や食事の描写が細かいところだけど、これはアニメ版にも受け継がれている。
放送前、キャラクターイラストでセーラー服のスカート丈が短いのを見て、設定考証をまともにやるつもりはないんだと思い込んでたんだけど、それは私の間違い。実は大正の頃はセーラー服のスカート丈はかなり短く、長くなったのは昭和に入ってからとのこと。
このような例はほかにもたくさんあって、2chの『大正野球娘。』スレでは「大正時代に××なんてあるわけないじゃん」→調べてみたらちゃんとあった、というようなやり取りが放送中は毎週繰り広げられていました。
設定考証については大正野球娘。 まとめwikiが非常に詳しい。アニメと一緒にこちらを見るといっぱしの大正通になった気分になれます。

私が女子野球萌えの人だという事を差っ引いても、近年珍しい、誠実に作られた良作アニメだと思います。
なかなかBD/DVDを全部購入するのは難しいとは思うのだけど、マイナーアニメとして埋もれさせるのは勿体無い作品なので少しでも多くの人に観てほしい。
なんと今年4月からディズニーチャンネルでの再放送が決まったとの事なので、CSを観られる人はそちらで観てもいいかも。
池端監督を始め、作品に関わったすべてのスタッフ・キャストに賛辞と感謝を。



あ、忘れてたので一応追記。
PSP用ゲーム『大正野球娘。~乙女達乃青春日記~』はクソつまんねーのでやらない方がいいです。値段も下がりまくってるので酔狂で買ってもいいかもしれんけど。

『ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様』

若草野球部狂想曲』がメディアワークス・電撃文庫から刊行されて10年。メディアワークス文庫から本格青春野球小説が登場です。

本屋で見つけて即買い。
正統派のスポーツ小説を出せるのはさすがメディアワークス文庫。電撃文庫だと選手をロリキャラにしたり監督をメイドにしたりしないとスポーツ小説出せないからね、恐ろしい事に。
その分、ラノベっぽさは薄く、挿絵も無し。あまりキャラクターの容姿の描写が無かったので挿絵は欲しかった気がする。ラノベっぽさを減らすのがメディアワークス文庫の方針なんだろうけど。

川崎巧也と本田綾音、ふたりのサウスポーが主人公。
三年ぶりに日本に帰国した綾音は、幼馴染の巧也と一緒に甲子園に行くという約束を果たすために巧也と同じ高校に進学する。
綾音がいない間に巧也は超中学生級の選手へと成長していた。
巧也と再会した綾音だったが、巧也は「野球を捨てた」と言い、入学した学校には部員の足りない弱小野球部しか存在しなかった。
綾音は巧也に野球をやらせるべく猛アタックを開始するが…。

本格青春野球小説と評した通り、濃密な野球描写がウリ。野球描写の濃さでは『若草野球部狂想曲』にも負けていない。
野球に挫折した巧也が綾音によって立ち直るというストーリーはベタっちゃあベタだけど、それが良い。
濃い野球描写が魅力ではあるのだけど、その分描写が冗長になっている感はある。野球を知っている読者には言わずもがなだし、知らない読者に対してそこまで説明する必要は無いんじゃなかろうか。作者の野球と読者に対する誠意が感じられて私は好印象だったけれど。

野球を捨てた男子が女子(選手)によって野球に復帰すると言うと先日第1巻が刊行された『D×H』がそうですな。
他には『わいるど☆ぴっち』や『ドキドキプリティリーグ Lovely Star』なんかもあります。『若草野球部狂想曲』も近いか。まあ、野球に限らずスポーツものでは良くある展開ではある。

綾音と巧也が再会し、巧也が野球に復帰するまでの前半と、綾音と巧也が野球部が弱小野球部を率いて強豪校との試合に挑む後半の、大きく分けて2部構成になっている。
前半は青春>野球、後半は野球>青春といった感じ。500ページ超とページは多いけどすんなり読める。すっきりまとまっているとは思うけど、後半の野球部が徐々にまとまり、強くなっていく過程はもっとじっくり読みたかった気がする。
野球部が強くなる過程が描かれなかったため、結局、山葉のチート能力に頼らざるを得なかったのがご都合主義的な印象を与えてしまっているのが残念。

高校野球に女子の参加が認められている設定。といっても、150kmの速球や魔球を投げる女子選手がいるわけでもなく、現実に即したリアルな野球描写になっている。
綾音も女子の日本代表候補に選ばれるほどの投手だけど、せいぜい球速は100km/hほどと現実の女子選手と変わらない身体能力でしかない。
リアルな女性選手の能力で、いかに男子相手に通用させるかというのが作者の腕の見せ所だけど、この辺は実際に読んで確認してほしい。

綾音と巧也、二人の主人公がサウスポーなのも大きなポイント。
強豪校との試合を描いた第7章の章題自体が“サウスポー”だったりするのだけど、二人がサウスポーであることが二人の絆になっている事、またクライマックスシーンを決定づける重要な要素になっている事は見逃せない。
…余談だけど、女子野球ものにおけるサウスポーについての文章を数年来書かねばと思いつつ実行できてません。寝かしておくほどのネタじゃ無いのでいい加減書かねばだなあ。

体育会系ならではの陰湿ないじめやスター選手への嫉妬、部活内の派閥争い、軟式出身者と公式出身者の確執など、暗い人間関係の描写も結構多いのも特徴。
その辺は作品として必要な部分なのでいいと思うんだけど、顧問の前田好子の性格のイタさはどうにかならんかったのかと思う。
えーと、例えるなら『とらドラ!』の亜美ちゃんと恋ヶ窪先生(30)のダメな所を掛け合わせたみたいな…。なんでこんなラノベ臭の濃いイタいキャラにしたのか疑問。最初は好子がでてくるだけで苦痛でした。

少年と少女の絆を描いた、正統派の青春野球小説かと思います。
爽やかな読後感が心地良い良作なので、是非一読をお勧めします。

2010年02月16日

『D×H』とか『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』とか

女子野球ネタを色々。

◆D×H

Amazon先生にオススメされて購入。Amazon先生には俺の趣味・嗜好をすべて把握されているな…。
まったくノーマークだったんだけど、何だコレ、おもしろいんだけど!

主人公・風間大地は名門校の四番打者で甲子園でもホームランを打ったほどの選手だったが怪我で肩を痛め野球を引退、田舎の高校に転校してきた。
そんな大地に勝負を挑む野球部の部長・空野ハルカ。彼女は自分が勝ったら野球部に入部するように大地に迫る。

ヒロインのハルカは愛すべき直情バカ。暴走する事もあるけど自分の気持ちに素直で、野球と大地への好意もストレートで可愛い。
大地の方も、野球を辞めて転校してきた割には鬱屈もしておらず、ハルカに巻き込まれて始めた野球を楽しんでる。
なんか登場人物の言動が変に捻くれて無くて、自分の気持ちに素直に行動しているのが、読んでて凄く気持ちいいんだよなー。


「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」とか「はいてない」という言葉が思い浮かびます。
ちみっこがユニフォームの上だけ着て下はスパッツのみとは、この発想は無かった! 萌えるんですけど!


大地の従妹で捕手の風間来音、現役女子プロ野球選手・星野飛鳥の二人の女性キャラも非常に魅力的。来音は太眉、飛鳥はアンダースローと私のツボをピンポイントに突いてくる辺りがニクい。

タイトルの『D×H』は指名打者のDHと大地とハルカの頭文字から。
肩を壊して投げられなくなっても打撃には問題無いなら左投げの一塁手に転向が現実的な選択肢だと思うのだけど、それを指摘するのは野暮ってもんかな?
作者が新潟出身なのもさりげに親近感。表紙カバーを外すと見られるおまけマンガにも新潟ネタあったし。
まったくノーマークの作品だったけど、これはかなりの当たりかも。今後の展開が楽しみすぎる。

◆もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

女子野球ものではなく、女子マネージャもの。前から気になっていて買おうかどうか迷ってたんだけど、本屋で挿絵を見て速攻購入。
高校野球部の女子マネージャーが企業の経営術を用いて文字通り野球部を“マネジメント”していく話。
ドラッガーの『マネジメント』は勿論読んでないし、経営学に関しても門外漢なので、野球好き、ラノベ好きとしての視点で読んだけれど、なかなかおもしろかった。
私のような素人でも“マネジメント”というものがどういうものか何となく分かったので、経営学の入門書としてもいいんじゃないでしょうか。
小説としてみると文章があまり上手く無いので物足りない部分もある。主人公のみなみや親友の夕紀はなかなかいいキャラクターではあるんだけど、もっと魅力を引き出せたんじゃないかなと思う。
まあやり過ぎると萌えオタしか楽しめなくなるのでこれくらいでいいのかもしれないけど。
個人的にはボビーがコレを読んでどんな感想を抱くか聞いてみたいなー。

◆(現実の)女子野球の今

真っ直ぐ、前を――:高校進学を控えた、女子中学生球児たちに!
長谷川晶一さんが女子野球の名門・花咲徳栄高校女子硬式野球部を取材した記事が『中学野球小僧』に6ページにわたって掲載されています。
驚いたのは、高校に入って女子野球部があったから、と言う理由で入部した選手が何人もいる事。高校の女子野球部の選手って野球がやりた一心で親元を離れ寮生活をしてでも野球をしたい、って娘ばかりだと思ってたので、こういうある意味気楽な理由で入部する娘たちがいるというのは意外でした。
もちろん、これは非常にいい事だと思う。女子野球が特別なものから当たり前のものに変わっていっているということだから。少しづつだけど女子野球の裾野は広がっているのです。

asahi.com:大崎のスーパー野球少女/中学県選抜に-マイタウン宮城
ついでにこちらのニュースも紹介。県代表ってのはすごいね。

2010年02月03日

『キラリが捕るッ』

ヤフオクで『キラリが捕るッ』全6巻セットを600円で落札(送料650円)。
1~4巻をすでに持ってたのだけど、古本屋でも滅多に見あたらないレアアイテムなので仕方ない。


(出品者様の画像を拝借)
1巻の発売が2000年だからもう10年前の作品。当時からチェックはしてたんだけど、ぶっちゃけあんまり好みじゃなかったので買ってなかったんだよね。まさかこんなに入手困難になるとは思わんかったよ。

せっかくなので簡単に内容を紹介。
掲載誌は休刊前のWeekly漫画アクション。作者は現在も青年誌で連載を持つ高橋のぼる。
八百長事件で球界を追放された父の無念を晴らすため、主人公・美輪キラリはプロ野球チーム・東京ジャッカルズに捕手として入団する。
キラリが周囲の選手やファンの反発を受けながら成長していき、弱小チームのジャッカルズがキラリの加入によって変わっていき、リーグ制覇、日本一を目指すチームに変わっていく。
ストーリーとしては女子野球もののお約束展開ですな。
絵が好みじゃないことと、ちょっと下品な展開が多かったせいで当時は敬遠していたけど、読み返してみると野球ものとしては結構しっかりといて、終盤の展開はなかなか熱い。

前述の通り入手困難で手に取る機会も少ないと思うけれども、それなりに読める野球漫画なので興味がある方は一読を。



めがきゅーうぃきの美輪キラリの項も更新したじぇ。ネタバレを含むので(気にする人はいないだろうけど)ご注意を。

2009年10月21日

『大正野球娘。』の舞台を訪ねて

去る9月26・27日に久々に上京しました。
主な目的は、ノアの武道館大会とマリスタでの野球観戦だったのだけど、時間の空いた27日の昼間に『大正野球娘。』の舞台である麻布十番に行ってきました。
ノアや野球については、振り返るには時間が経ってしまったので今回はレポートなどは書きませんが、麻布十番で撮った写真があるので『大正野球娘。』の聖地巡礼の記録をさらっと残しておきます。



麻布十番商店街。
今はライオンズマンションとなっているすず川があった辺りもうろついてきました。


第4話で小梅が晶子のお土産に持って行った鯛焼き屋と思われる浪花屋総本店。
食べたかったのだけど、予約が必要という事なのであきらめました。


鳥居坂。坂を上がると東邦星華女学院のモデルの東洋英和女学院がありますが、今回は行きませんでした。
オートモ号に乗らず徒歩通学すれば相当体力ついたんじゃないのか、お嬢。


第8話で十番小町が飛び込んだ一の橋。高さはともかく、現在の水の汚さを見ると飛び込む気は起きないなー。


昼ご飯はすず川のライスカレー、というのはウソで一番館という焼肉屋のカレーでした。

そんなわけで聖地巡礼でした。
空襲もあり、80年もの歳月が経っているため、作中の舞台そのままという感じではないですが、大正の乙女たちの息吹がなんとなく感じられた気がします。

2009年09月09日

『お台場バーバリアンズ』とか『クロスゲーム』とかめがきゅーうぃきについて

さてさて、今回ゲットした作品はこちら。

ヤフオクで全5巻1000円で落札。女子野球ものというか女性監督ものですな。
弱小チームのオーナー兼監督になったお嬢様が奮闘する話。お嬢様ながら「勝負!でございます」と猪突猛進に頑張る綾乃さんが可愛く、なかなか楽しめました。

『大正野球娘。』ばかりに触れてる気がしますが、『クロスゲーム』のアニメもちゃんと視聴してます。
原作に忠実に丁寧に作っている印象ですね。意外と野球シーンの描写が手抜き気味なのが気になるところですが。
基本的には原作に忠実なんだけど、12話でアニメオリジナルの女子選手・小金沢みどりが登場。そして最新の22・23話では青葉が里見女子高野球部の助っ人として女子野球日本一の大学チームに挑むなど、アニメオリジナルの女子野球ストーリーも展開してたりします。
番組の終わりには『夢見る青葉』という女子野球コーナーがあるなど、女子野球分がなぜか多いのはスポンサーのわかさ生活の意向なんですかね? 来年発足予定の女子野球プロリーグのスポンサーにもなっているし、何がそこまでわかさ生活を女子野球に駆り立てるんでしょうか。いやまあ、俺に言われたくないだろうけど。

めがきゅーうぃき、実はひっそりとときどき更新しています。
きゅ-ちょーしか更新してないんじゃwikiにした意味ないじゃん、とか言われそうですが、そんなことはありません。えーと、ほら、仕事中でも更新できるし(ちゃんと仕事しろ!)。
Amazonプラグインがまた使えるようになったのでAmazonに画像がある作品はリンクして、画像が無い作品は表紙画像をスキャンしてアップしてます。
作品データや選手名鑑もちょこちょこと更新してます。リンダ・サンシャインの選手データとか誰得って感じですが。
最近は、『大正野球娘。』や『クロスゲーム』のお陰で女子野球モードなので、今のうちにやれることはやっとこうと思います。久しぶりに『花咲くオトメのための嬉遊曲』をプレイするつもり。

2009年08月06日

休日ポタ~女子野球求めて三条へ

ようやく新潟も梅雨が明けて、夏本番。
弥彦を上ってこようかと思ってたのだけど、昼近くまで寝てたので予定変更。
こちらの記事でいくつか新しい作品を知ったこともあり、女子野球作品を求めて三条のほんだらけに行くことに。

途中、某友人の実家のお店で串カツ定食を食べる。十数年来の付き合いなのに行ったことが無かったのだけど、美味しゅうございました。

国道8号線をひた走る。ほんだらけ三条店、もっと近いと思ってたのだけど、場所は燕三条駅近くで家から30kmも離れてました。
とはいえ、苦労して辿り着いただけあって、『KAKI no TANE』全2巻と『キラリが捕るッ』1~4巻と『ヒーロー』をゲット。

久しぶりに長距離(ってほどでもないけど)を走ったことと、向かい風だったこともあって帰りはヘトヘト。
こりゃあ弥彦行かなくて正解だったかも。上る前に引き返してたな、きっと。
弥彦に行く前に何度か中距離を走った方がいいかもしれん。次の狙いは新発田のブックオフ辺りだな。

ついでに今日入手した作品の感想など。

女子高生が少年野球のチームの監督になる話。
マガジンGREAT掲載だけあって、監督のまりもちゃんが可愛いです。
投手としてチームに加入するまりもの妹の珊瑚ちゃんもいい。野球より恋愛を取る野球少女って珍しいなー。


野球じゃなくてサッカーものだった(ガビーン!)。
正確には『ヒーロー』と『エンジェル』の2作品が収録で『エンジェル』の方が女子野球もの。
ただ少年マガジンKC版の『エンジェル』持ってるんだよなー。まあ『ヒーロー』の方もなかなかおもしろかったのでいいけども。ヒロインがチキンウィングフェイスロックをしているあたりが川原正敏らしい?


一応発売当時に読んでたんだけど、あまり好みじゃないので買わなかったんだよねー。まさか入手にこんなに苦労させられるとは思わんかった。
4巻までゲットしたのはいいが、5・6巻手に入るかなあ? ヤフオクで全巻セットを狙った方が良かったかもしれん。

2009年07月30日

『めちゃんこ甲子園』&『夏草ホームベース』

久しぶりにヤフオクで商品を落札しました。
落札したのはコレ。↓

(出品者様の画像を拝借)
進藤博子・著『めちゃんこ甲子園』全2巻。なんと180円で落札。
マイナー作品揃いの女子野球ものでもトップクラスのマイナーっぷりかと思います。
だいぶ前に掲示板で教えてもらったのだけど、古本屋で見かける事も無く、半ば存在自体を疑ってました。
刊行は83年。集英社漫画文庫な辺りがさらに謎。掲載誌はリボンやマーガレットじゃ無かったってことだよな。
怪我で野球を諦めた兄に代わって甲子園を目指す女の子の話。転校し、男装してまで入部した野球部はなんとオカマの巣窟だった。
当時の少女漫画らしいギャグ漫画。正直あまり期待してなかったけど、なかなか楽しめました。

これからは今まで古本屋を巡っても手に入らなかった作品もヤフオクで揃えて行きたいと思ってます。
今狙ってるのは『キラリが捕るっ!』と『株式会社徳川家康』辺り。
あとは『プリンセスナイン』のDVDだな。北米版、欧州版なら安く揃えられるんだけど、国内版に付属してる原作小説が読みたいんだよねー。全巻セットで1万5000円くらいで出品してくれる人はいないものか。

もうひとつ女子野球ネタ。
『大正野球娘。』のアニメが始まり、私も2chのアニメスレに常駐してたりするのだけど、そこで未知の女子野球コミックを発見!
小学館のwebコミックサイトクラブサンデーに連載している『夏草ホームベース』という作品。
現在、2話以外は読むことが可能。話のテンポもいいし、絵も可愛いし、なかなか良い感じ。
野球少女の操ちゃんもいいけど、ツンデレ幼馴染の泉さんがお約束的キャラながらかわいい。
作者の平手将之さんのブログ、Private Kingdom(仮)では操ちゃんの大きな画像も見られます。
現在6話なのでそろそろ単行本が出るかも。……クラブサンデー掲載のコミックってちゃんと単行本出るのかな?

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