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2006年10月03日

パ・リーグ、レギュラーシーズン終了

マリーンズの低迷と更新の停滞が重なり、野球ネタもしばらく書いてなかったし、一行日記も止めてしまった。
気が付けばパ・リーグのレギュラーシーズンも全日程が終了、あとはプレーオフを残すのみとなってしまった。

パ・リーグのレギュラーシーズン1位争いは3チームが最後まで僅差で競り合う、史上稀に見る大激戦となった。
そんな接戦を制したのは大方の予想に反して北海道日本ハムファイターズ。シーズン前はBクラスと予想する解説者が多かった中、下馬評を覆す好成績を上げる結果となった。
私もここまでやるとは思っていなかったが、それでも全く予想していなかったわけじゃない。もともと攻撃面はタレントが揃っていたし、投手陣も伸び悩んでいる若手が覚醒すればなんとかなるんじゃないかと思ってはいた。
さすがにヒルマン監督の采配がこんなにガラっと変わるとは思わなかったけど。バントを使わずに三振の山を築かせ、継投の失敗をいつもファンに叩かれていた人とは思えない。どこかのバ監督も来季は見習ってほしいもんである。

そんなパ・リーグの首位争いで、鍵を握っていたのはやはりわれらがマリーンズだった。
今季のマリンスタジアム最終戦となった9月23日、24日の対ファイターズ2連戦で連勝。しかもランナーをちゃんと進めるわ満塁で点を取るわ追いつかれてもサヨナラ勝ちするわと、昨年を思わせる見事な勝ちっぷり。なぜそれを今までやらなかったのかと。
そして9月26日のライオンズ戦では6点を奪い、なんと松坂を粉砕! 翌27日の試合では西口からも勝ち越しを奪い試合を優位に進めながらも、ファイターズが1位通過を決めた途端に逆転負けするという、完璧過ぎる試合運びを見せた。
伝説の10・19を始め、胴上げクラッシャーとして数々の伝説をつくってきたマリーンズだったが、今年もその空気読まなさっぷりは健在だった。

9月以降、ペナントの趨勢が決まった途端にどの選手も活躍し始める、いわゆる“帳尻”がマリーンズのお家芸だったというのに、今年はさっぱりでふがいない試合を続けていた。
初芝神がマリーンズを去ったために帳尻力が失われ、胴上げクラッシャーとしての力も無くなってしまっているんじゃないかと心配していたのだが、全くの杞憂だった。
やっぱりマリーンズはマリーンズだった。
そして、そんな空気を読まないマリーンズがやっぱり私は大好きなのだと再確認させられた。

首位争いの間中、ファイターズ、ライオンズ、ホークスのファンは胃の痛い毎日を送っていたことだろう。
私も、去年のレギュラーシーズン終盤やプレーオフでは、身も捩れんばかりにキリキリと胃が痛んだものである。
今年のマリーンズの不振は残念だが、あんな思いをしないで済んだという安心感も多少は、ある。長年弱小チームのファンなんてやってるとああいうプレッシャーに対する耐性というものは全然つかないものなのだ。
そう考えると、ライオンズやホークスのファンというのは凄いかもしれない。毎年優勝争いに絡むということは、毎年のように胃の痛い思いをしてるっていうことなんだから。
しかもホークスなど2年連続でレギュラーシーズン1位通過したというのにプレーオフで涙をを飲み、1位チームに1勝のアドバンテージがついた今年はシーズン3位となってしまった。私がホークスファンだったら耐えられるかどうか…。

とは言いつつ、今年の不甲斐無い戦いぶりには何度も情けない思いをさせられたし、今年の成績に納得しているわけじゃないのだ、やっぱり。
パ・リーグ上位3チームが決戦の舞台に臨もうとしている今、マリーンズはすでに来季に向けて動き始めている。
高校生ドラフト、外国人選手の解雇、戦力外通告など、いくつか気になる話題も挙がっているが、その辺はタイミングが合えば触れることにしよう。

少々気が早いが、来年は今年の悔しさを糧として、幕張の空に再び鴎が悠々と羽ばたくことを願おうと思う。

2006年07月31日

0725~0730

●0725 M3-6H 直行地味に炎上。幸一トンネル。拙攻&追いつけない程度の反撃。
●0726 M1-2H 宏之好投も和田を打てず。しかし打てん。
●0727 M1-2H 今年は雅は責められないが抑えてほしかった。晋吾かわいそす。
○0728 M4-3Bs 雅連夜の救援失敗も青野の一発とジョニープロ初セーブ
○0729 M5-3Bs 久しぶりに効率の良い得点を見た。バント重要。
●0730 M1-2Bs 成瀬可哀想。四球だらけのオバミュラーから点を取れず

ホークスに3タテを喰らい5連敗。
バファローズには勝ち越したものの、依然としてチーム状態はよろしくない。

何より点が取れない。
ランナーが出てもさっぱり点が入る気がしない。
進塁打が打てない。エンドランを仕掛ければ三振ゲッツー。バントを試みれば失敗。どうすれっちゅーんだ。
相変わらずパスクチ辺りを起用するボビーの采配も勘弁してほしいが、正直、采配云々でどうなる問題じゃない気もする。
でも、パスクチよりは竹原使うべきだよな、どう考えても。

27日のゲームでは今シーズン完璧なピッチングを続けてきたコバマサがついに救援失敗。
そりゃあ1度の失敗でマサを責めることはできんのだけど、タイミングが最悪。
どん底のチーム状態の中、最後の砦だった守護神が打たれサヨナラ負けだもんな。

マサは翌28日も救援失敗。しかしこの試合のドラマはその後にあった。
青野の一発で勝ち越した12回、投手を使い果たしたマリーンズのマウンドにはジョニーが上がった。
98年、あの18連敗のとき、チームの危機に抑えに回されたジョニー。
しかし、当時のジョニーは責任を感じすぎて空回りし立て続けに救援失敗。チームは連敗を重ねた。
そんなジョニーが、あのときと同じような最悪のチーム状態で、最後のイニングに登板。
あの頃とは力も、チーム内での立場も違う。
今年の結果如何では解雇、引退もありうる正念場。先発には拘らない。中継ぎでも敗戦処理でもいいからマウンドに上がる。
そんな気持ちを抱いての登板。そして、8年前、身体的には全盛期だった頃には達成できなかったセーブを上げてチームを勝利に導いた。
ジョニーを応援し続けてきた者としては、感慨深い。30日のゲームでも好投したし、今度は先発で使ってもおもしろいんじゃなかろうか。

29日の試合では苦労人の代田も活躍。
ただ、代田には悪いが代田を1番スタメンで使い続けてもチーム状態が上がるとも思えない。西岡を1番に戻して青野を3番に上げるなりするべきじゃなかろうか。

今週はマリンでライオンズ&ホークスとの6連戦。
今でさえ首位ライオンズと7ゲーム差。今週の結果如何ではこのまま終戦ということに成りかねない。
まあ、現在のチーム状態ではその確立は非常に高そうだ。頑張ってほしいとは思うが、さて…。

2006年07月26日

0704~0719

○0704 M4-3E 宏之が悪いなりに試合をつくった。神田神化?
-0705 雨天中止
○0706 M6-5E 楽勝かと思ったら、一発病と守乱でヒヤヒヤものの勝利。薮田復活の気配?

●0708 M1-2Bs なんでウチの投手は逆転されると好投するかね? でも俊介復活の予感?
●0709 M1-4Bs 成瀬は速球が走らんとなあ。いつもの拙攻&テレンコ守備。紅タンも切れるわ。

○0711 M4-3F ついにサブロー帳尻開幕か? 神田は頼りになるなー。
●0712 M3-5F 久保の炎上癖は直らんな。テレンコ守備はもう諦めた。

○0715 L0-1M 4安打1得点ながら松坂からサヨナラで7年ぶりの勝利。宏之よく粘った。
●0716 L7-4M 延長で力尽き。最後がコミさんじゃなあ。ただリリーフ陣を打てなかったのは…。

●0717 E4-0M ホームで雨天コールド負けってアホか。俊介は踏ん張れんな。
-0718 雨天中止
-0719 雨天中止

オールスターも終わり後半戦も始まってますが、前半戦終盤の結果を振り返ってみる。
…なんか、先発投手は突発的に炎上、守りでミス連発、打線はランナーを溜めるもののここぞというところで一本が出ない拙攻の繰り返し、という見事なロッテ野球を繰り広げてますな。
正直、応援する気も萎えようってものですが。俺がにわかフィルターに引っ掛かってどうする。
しかもここにきて福浦&ベニーの戦線離脱。貧打線の中でなんとかそこそこ打っていた二人が抜けるのは厳しいな。

あとはマリーンズ名物・帳尻の発動を待つしかないわけだが、帳尻の神であった初様がいなくなったマリーンズにかつての帳尻力が残っているのかどうか。
とりあえず、帳尻が発動しても追いつけないくらい上位から離されるのだけは避けたいところだが、さて…。

2006年07月03日

0624~0702

●0624 M3-4L 松坂緊急降板も替わった帆足を打てず。久保は一発に泣いた。
●0625 M2-7L 確かに宏之は制球が悪かったが、あれだけ守りにミスが出て勝てるはずも無く。

●0627 F3-2M 序盤の拙攻が響く。直行踏ん張れず。ビアスタジアムで自棄酒には事欠かない。
●0628 F8-2M タスクは何やってんだか。俊介また炎上。今日も自棄酒スタジアム。

●0630 H2-7M 成瀬好投も薮田さん炎上。ま、和巳から2点取れただけでもよしとしとこう。
○0701 H7-3M 青野満塁弾! 今一番安定している晋吾に久々の援護で連敗脱出。
●0702 H10-7M 久保炎上。今江の3ランで喰らい付くも薮田さん炎上でジエンド。

6連敗で4位転落! ひゃっほう!
交流戦終盤から大分ボロが出てたけど、ついに破綻したね。好調のファイターズに追い越され見事Bクラス転落。

なんか4位って落ち着くなあ。山本マリーンズと言えば4位だったからねえ。
去年からのにわかファンを振い落とそうかとするようにストレスの溜まる試合を続けてくれてます。見事なロッテ野球。炎上、拙攻、拙守のオンパレード。
先発が序盤で炎上。野手が守備で足を引っ張り火に油を注ぐ。打線は追いつかない程度に反撃してそのまま敗戦。
または、先発投手は好投するものの打線が拙攻で点を取れず、最後はリリーフが炎上。
ま、チーム状態が悪いときはこんなもんさね。連敗が二桁行かないだけでも昔よりはマシと言えないことも無い。

やっぱり先発投手が踏ん張らないとウチは勝てないわな。
先発で当てになるのが晋吾と成瀬だけってのは…。久保の突発性炎上病も困ったもんだが、やっぱ俊介がなあ。
リリーフ陣はようやく薮田さんが戻ってくれたが、2度の登板でいずれも炎上。やっぱりいきなりは厳しいか。しばらくは楽なところで投げさせて調整した方がいいかな。

打線は上向きな感じ。
不振を極めていたサブローに当たりが出てきたし、今江、西岡、堀あたりりも復調の気配。フランコもチャージした帳尻分を開放し出してるし。
まあ、いくら個々の調子が上がっても拙攻をなんとかしないと意味がないんですが。無死23塁で無得点とか、いい加減勘弁してください。

4位転落とはいえ、まだ貯金は6もあるし、首位とも3ゲーム差。
夏から秋にかけての帳尻の季節まで引き離されなければ、十分勝機はある。
……私が生観戦行く頃までには調子を上げてほしいなあ。

2006年06月22日

0530~0620

更新をサボっている間に交流戦も終わっちゃいましたが、わがマリーンズは苦戦しつつも交流戦V2を達成!

○0530 YS1-8M
●0531 YS9-7M
○0601 YS2-4M
●0602 M3-5C
○0603 M14-5C
●0604 M5-7C

●0606 M0-3D
○0607 M2-1D
●0608 M0-16D
○0609 G3-7M
○0610 G2-3M
○0611 G2-3M

●0613 YB3-0M
○0614 YB2-8M
○0615 YB1-4M
●0616 M4-8YS
●0617 M5-7YS
○0618 M8-7YS

●0620 M0-2T

一行日記もつけてなかったのでとりあえず勝敗だけ。
見てわかるように交流戦後半は10勝9敗とほぼ5分の星。まあ薮田さん不在の間は5分の星をキープできれば御の字と思っていたので上出来だろう。
やはりジャイアンツを6タテ(同一カード全勝は交流戦初の快挙!)したのが大きかった。調子の悪かった後半戦でも3タテだけは喰らわなかったことも大きい。
あとは最後でスワローズを止めてくれたイーグルスとファイターズに感謝。お陰で2年連続でパ・リーグがセ・リーグに勝ち越しも決めた。
言っちゃっていい? 「セ・リーグはパ・リーグより弱い!」

苦戦が続いた交流戦だったけど、収穫は多かった。
なんといっても大松、青野、根元、成瀬、神田といった若手の台頭が大きい。いつの間にかこんなに選手層が厚くなったのだなあ。
パスクチに替わって昇格したワトソンも今のところ及第点の働き。まだ化けの皮が剥がれていないだけかもしれないが。
先発で炎上を繰り返したバーンも、中継ぎでは危なっかしいながらも抑えている。薮田さん不在の間は小宮山、(高木)晃次、ケビン(バーン)、神田のクワトロKでなんとか凌げそう。
しかし一番の収穫はミラーの正体がカラスコ(ミセリでも可)だということがわかったことだろう。いきなり炎上して敗戦投手になったかと思えば、出る度に打たれまくる凄まじいピッチングで防御率はなんと29.46!
もう一軍でピッチングを観ることはないだろうけど、強烈な印象を残してくれたなあ。
あとはボビーがテレンコをいつ見限るかだが。ヤツのことだからそろそろ帳尻で打ちまくりそうな気もする…。

2年目の交流戦、やはり期間が長すぎるという意見もあるだろうが、個人的にはあっという間という感じだったなあ。
いつもと違うチームといつもと違う球場で試合するのを観るってのはやっぱりおもしろい。
セ・リーグの一流選手の実力に唸らされたり、あまり知らない選手の意外な活躍に驚いたり。
あとは、やっぱりセとパのファン気質の違いを感じさせられたなあ。
パ・リーグのファンって、やっぱり仲間意識があるというか、例え順位争いをしていてもパ・リーグのライバルチームを応援するファンが多いのだけど、セ・リーグのファンってそういう人ほとんどいないんだよね。
2chの実況板でも、自チームの試合が終わった後に他の試合のスレに行くと、パのファンはパのチームを応援するんだけど、セのチームのファンはパのチームの応援をするんだよね。「虎ファンだが今はロッテを応援する」とか。
それに、セのファンってなんか殺伐としている気がする。まあ、ジャイアンツやタイガースはファンが多いのでアレなファンの数も多いのだろうけど。
まあ、セの中でもスワローズやベイスターズのファンには同じ匂いを感じたけどね。
交流戦が終わればまた敵同士に戻ってしまうけれど、パ・リーグのファンは気持ちが奥底で通じていると考えると嬉しいものだね。
♪その名は その名は パシフィック 我らの我らの パシフィックリーグ♪



そして今日発表された交流戦のMVPは、われらが幕張の劇場王・小林雅英!
19試合に登板して3勝13セーブ。失点はわずかに1で救援失敗も無し。当然の受賞だろう。
マサ、おめでとう! これからも頼むよ! ……出来たら劇場は抑え気味でお願いします。

2006年06月01日

0516~0527

○0516 M4-1YB 晋吾緊急降板も救援陣がピシャリ。高宮引っ張りすぎで7回だけ去年の連打が復活。
○0517 M5-4YB 成瀬ナイスピッチング! 救援陣が劇場しつつ「安心してみていられました」
○0518 M1-0YB 今季2度目のスミ1勝利。久保好投。マサは神がかってるな。
○0519 D1-2M 球場全体がヤツに支配されている! 個人的には山本昌の好投に痺れた。
○0520 D0-5M 強風の中エース様が見事に完封。ミスが出ても勝てるのは勢いなんだろーなー。
○0521 D2-3M 犠牲フライ3本で勝利。Dは守備のミスが多かった。そしてまた劇場…。

●0522 T2-1M また晋吾見殺し。敗因はヤツが劇場しなかったことだな。あとアレ、試合勘。
●0523 T4-2M はいはいZGSZGS。成瀬炎上も4番大松3安打と神田の好投が救い。
○0524 T2-3M サトはいつもああいうバッティングを。久保は好調維持。そして大劇場。
○0525 M7-2G オオマチュ! 宏之ナイスピッチ。スンの恩返し。でもサーテレは勘弁。
○0526 M6-4G 直行はよりによってスンに被弾。でも加藤の好投と根元のエンドラン、お見事!
○0527 M7-3G 俊介はよりによって以下略。中継ぎの差とお株を奪う一発攻勢で3タテ!

とりあえずお約束の一言。「巨人はロッテより弱い!」

そんなわけで、カープに続いてベイスターズ、ドラゴンズと3タテして9連勝。タイガースにはまたしてもやられたもののジャイアンツに3タテ。
去年ほどじゃないけど、やっぱり全国放送でジャイアンツを叩き潰すと気分良いなあ。すいませんねジャイアンツファンの皆さん、全国放送だと空気読まずにムダに張り切っちゃうんですよウチは。

9連勝、そして27日の時点で4連勝もしているが、正直、運というか勢いに助けられた面も大きい。
相変わらず満塁では点を取れない病が完治しないし、パスクチ、サブロー、橋本は打率1割台だし、直行&俊介と藤田さんは不安定で投げてみないとわからないし、ベニー、テレンコ、パスクチの外野守備はあまりにスリリングだし、里崎は打つ→調子に乗って大振り→スタメン外されて腐る→ブログで前向き発言の繰り返しだし…。

ただ、19日の西岡出塁→今江のエンドランで西岡ホームイン、21日の犠牲フライ3本だけで得点しての勝利、26日の誰もがバントだと思った場面での根元のエンドランなど、ここぞというところでびっくりするような強さを見せるのも確か。この辺がかつての山本マリーンズの頃とは違うところ。
正直、首を傾げる采配も多いんだけど、やっぱりボビーってすげえんだなあと思う。相変わらずの拙攻拙守をみせることもあるけど、やっぱりマリーンズは変わったんだなあ。

打線で一番頼りになるのはやはり福浦。
一時期より打率は落ちたものの安定して調子をキープ。もう自由自在にヒットを打ちまくってます。
何より満塁でも打てるってのが大きい。
ホント、もうちょっと足が速くて髪の毛があれば最高の選手だよなあ、福浦は(いや、スキンヘッドもカッコよくて好きですよ)。
全体的に打撃陣は上向きだと思うので、そろそろ去年のようなマリンガン打線の連打が見られるかも。

投手陣は晋吾、久保、宏之の3人が好調をキープ。開幕当初は不安定だった薮田さんも調子が上がってきた。
また、先発で炎上を繰り返してきた康介が中継ぎで好投を続けているのも好材料。
さらに23日、27日には神田までも好投。康介と神田が中継ぎで使えるようになると藤田さん&薮田さんの負担も減りリリーフ陣が磐石となるなあ。
(などと書いていたら薮田さん&康介が登録抹消。なんてこったい!)

さらに若い力の台頭も見逃せない。
23日、25日、27日になんと4番に座り、打率こそ低いもののここぞというところで一発を放つ大松。
24日の試合でマサの劇場を演出する好守を見せたり、26日の試合で見事なヒットエンドランを決めたりと1軍昇格以来ラッキーボーイ的存在になりつつある根元。
23日には炎上したものの、17日のプロ初登板を見事に勝利で飾った成瀬。
さらに青野、竹原、青松、古谷あたりもファームで虎視眈々と出番を狙っている。
いつの間にか選手層が厚くなったものだ。若くて将来性のある選手が揃っているので、数年はチーム力が極端に落ちることは無さそう。

そしてこの快進撃の最大の立役者と言っていいのはやはり我らが幕張の劇場王・小林雅英だろう。
マサについてはちょっと長くなりそうなので別エントリで語ることにします。

交流戦も半ばを過ぎた。マリーンズ同様交流戦に入ってから勝ちまくっており、昨年唯一負け越した相手でもあるスワローズとの対戦から後半戦が始まる。
なんとか好調を保ったまま突っ走り、2年連続の交流戦王者を獲ってほしいものだが、さてさて。



どーでもいーけど、幕張の劇場王とか四者凡退とか残塁グランドスラムとかZGSとかで検索すると有名鴎系ブログと並んでウチが上位に引っ掛かるんだよね。なんだかな~。

2006年05月17日

0502~0514

○0502 H4-6M バーンは評価に困る。フランコ中州パワー開放! そして福浦は神モード。
●0503 H1-0M 絶好調の和田は打てなくても仕方ないが久保は可哀想。
○0504 H1-2M フランコ帳尻弾! 好投宏之から替わったYFKがパーフェクトリリーフ。
●0505 Bs10-1M やっぱり平野は打てません。子供の日10連敗。
●0506 Bs11-4M 俊介炎上で大敗も、最後にシェイクを連投するコミさんは神!
●0507 Bs4-0M 晋吾は良く投げてたのだが。Bsに3連敗。

●0509 M2-7T やっとバーン降格だけが収穫。塀内空回り極まる。
-0510 雨天中止
●0511 M0-4T ZGS(残塁グランドスラム)見飽きたんですけど! 虎にも倍返し。
○0512 C3-6M やっぱ宏之。西岡マジ大物。
○0513 C1-2M ウチより野球が下手なカープって。パスクチも偉いけど、やっぱり福浦!
○0514 C3-4M よく黒田から3点も取れたなあ。連日のサヨナラ勝ちでマサ2勝GET!

そんなわけで5月前半を振り返ってみますか。
ホークスに勝ち越し4月のいい流れを続けていけるかと思ったら、まさかバファローズに3連敗。せっかくマリンスタジアムが満員なのにグダグダの試合をするあたりマリーンズらしいっちゃあらしい。
悪い流れのまま交流戦突入。初戦はタイガース。日本シリーズの雪辱を晴らそうと燃えるタイガースにあっさり連敗して5連敗。
ここで幸運にも相手はカープ。両リーグを代表する拙攻チームの対決は投手力の差で辛くも逃げ切ったマリーンズが3連勝。なんとか貯金を保つことに成功した。

カープに連勝したとはいえ、相変わらずチーム状態はあまり良くない。
満塁で点が取れない病再発。開幕からのZGS(残塁グランドスラム。満塁で点が取れないこと)がいくつになったのか、数える気にもなりません。
やっぱりウチの打線の中心は福浦なんだよなあと再確認。福浦の前にいかにランナーを溜めるか、出塁した福浦をいかに返すか、それを考えて打線を組むべきだ。だから2番今江は止めれ。

打線ほど悪くは無いが、投手陣も好調とは言いがたい。
宏之と晋吾は安定しているし、久保も調子を上げてきたが、直行と俊介がイマイチなのが困ったもの。
リリーフの薮田、藤田の調子が上がってこないのも心配。彼らに続くリリーフがいないからね。内は落ちちゃったし神田じゃあねえ。新外国人のミラーに期待するしかないか? あとはバーンが中継ぎでシコースキー化するとか。
そんな中、コバマサの安定感が空恐ろしい。この調子が最後まで続けばいいがシーズンを通しての壮大な劇場の伏線に思えてならない…。がくがく。

ウチのチーム状態もそんなに良くないとはいえ、他のパ・リーグ5球団も決定力を欠いたまま。当分は相変わらずの混戦模様かな。
交流戦、パ・リーグファンの私としては他の5球団にも頑張ってほしいのだが、そうなるとウチの順位も上がらないからなあ。なかなか複雑です。パ・リーグ5球団には勝ち過ぎない程度に頑張ってほしいものだ。

2006年05月05日

0418~0429

しばらくサボりがちだったのでこのコーナーも2週間ぶりです。
4月後半のマリーンズの戦いを振り返ってみましょうか。

○0418 M8-3E 一応抑えたけどバーンは微妙。青野がんばれ。
○0419 M17-2E エース様にまとめて大援護。大松すげえ!

●0421 M2-4F 俊介今年良くないなあ。
○0422 M3-2F 今年の晋吾は高値安定だな。
●0423 M1-4F 新庄劇場。康介は相変わらずチキン。

○0425 Bs0-1M デイビーをまたも打てずも久保が復活の神ピッチ。雅も今年は超安定。
○0426 Bs0-5M ようやく復帰の宏之が見事完封。ついに5割だ!

○0427 E1-3M 調子悪くても流石エース、直行が抑えて貯金生活。
○0428 E0-6M 不調の俊介も復活! そして福浦のバットが止まらない。パスクチ上げって…。
○0429 E5-7M 晋吾は良く投げてた。終盤は守備のミスもあってグダグダ。雅、また四者凡退。

開幕当初は不調に喘いでいたマリーンズですが、ライオンズ戦の大松の満塁弾から明らかに変わってきました。
4月後半はイーグルス戦が多かったとはいえ8勝2敗。なかなか返せなかった借金も返済し、貯金3で4月を終えることができました。

宏之が帰ってきてようやく先発陣が安定してきたのがやはり大きいですな。
俊介、久保も復調したとなれば、直行、俊介、晋吾、宏之、久保の5枚がしっかり揃ったわけで、そう負けが込むこともないかと。
薮田さん藤田さんがイマイチだけど、地味に便利に使われている内君の存在は大きいなあ。
そしてなんといっても我らが"幕張の劇場王"コバマサですよ。なんですか、今年の安定感は? こんなに安心して見られるマサは4年ぶりくらいじゃなかろうか。
必ず打者4人で仕留めることから"四者凡退"という言葉が早くもマリサポの間では流行語になりつつあります。無死2塁くらいじゃ動じなくなりましたよ。

打線の方は福浦がアホみたいに打ちまくってます。驚異の4割バッター、の割にはあまり話題になってないのが流石です。
最近は打席で風格すら漂ってます。腰が万全ならいつでも首位打者を狙える打者だからね。このまま首位打者目指して突っ走ってほしい。
……WBCで西岡たちがイチローを拉致して福浦と中の人を取り替えたんじゃなかろうな。走法を改善して内野安打が増加したとか言ってるし。
福浦以外では里崎、ベニーしか打っておらず、特に相手が左投手のときは1割バッターが並んじゃうのが困ったもんですが。テレンコやパスクチはともかく、サブローや今江はそろそろ復調してくれないと困るよなあ。
19日のイーグルス戦でも2本塁打と爆発した大松だったけど、さすがにマークされ始めて一軍の壁にぶち当たった模様。期待の和製大砲なので頑張ってほしいものです。

4月を終えてパ・リーグは5球団が3ゲームにひしめく大混戦。
開幕当初の勢いの落ちてきたライオンズとバファローズ、今のところは投手陣が好調なファイターズ、投手は安定しているものの貧打にあえぐホークス、どん底は脱したものの完全に波に乗れないマリーンズと、戦力的にも拮抗しているのでこの混戦はしばらく続きそうです。
5月からは交流戦が始まります。昨年は交流戦で優勝してマリーンズが一気に勢いに乗りましたが、今年はどうなることか。パ・リーグのペナント争いには当分目が離せなさそうです。

あー、イーグルスも頑張れ。超頑張れ。

2006年04月18日

04/11~04/16

●0412 H4-1M お約束のエース様見殺し。サブローと今江、外したら?
●0413 H6-1M 初回に失点。エラーで追加点。満塁で無得点。さすがに見飽きた。
●0414 L2-1M 松坂は打てねーわな、現状じゃあ。塀内の一発と晋吾の好投がまあ救い。

○0415 L5-14M 大松満塁弾! 辻と康介もよくやった。ライオンズは弱点が一気に出たな。
○0416 L4-6M 昨日のいい流れを逃さず連勝。久保が好投、打線も上向き。

直行、俊介で連敗したときはこりゃあ5連敗もありえるなと思ったが、15日の試合、大松の満塁ホームランから流れが変わった。
他にも青野、辻ら浦和の若い戦力が活躍したのは嬉しい。塀内も打ってるし、今江や西岡の尻に火が着けばチーム状態も上がってくるんじゃないかな。

2006年04月10日

04/04~04/09

さて、苦戦の続くわがマリーンズ、先週の戦いぶりを振り返ってみようか。

●04/04 M0-1Bs 5安打1失点完投負け。さすが地味エース。
○04/05 M7-5Bs 俊介でもダメかと思いきや大逆転(劇場付き)。勢いがつけばいいが。
●04/06 M0-8Bs 新人育成モード。晋吾まで炎上か。

●04/07 E13-0M 加藤炎上。半返し。せっかくGyao初中継だったのに。マジメにやれ。
○04/08 E4-7M 久保好投。ついにタイムリー。2点差を追いつきサヨナラ。お見事。
○04/09 E4-6M NHKでやってたんか! バーン初勝利7四球って。相変わらず残塁の山。

なんとか星は5分だけど、それも相手がイーグルスだったお陰。相変わらず打線は繋がらない、投手は打ち込まれるはで、ブザマな戦いを繰り広げている。当分は我慢の戦いが続きそう。

打線の方は徐々に上向きかと思うが、今江と西岡の不振が気掛かり。幸一の抹消も痛い。
早く早坂、大松、竹原あたりに上がってきて欲しいところ。
投手の方は先発が苦しいのは勿論なのだが、リリーフがより深刻。藤田、薮田の調子がイマイチの上、他に接戦を任せられる中継ぎがいない。ヤマケンさんの穴が地味に大きい。まだ内では厳しいだろう。
宏之が戻ってきたらバーンを後ろに回すのもアリかなあ。ホントは晋吾が一番なんだが。

先週からGyaoでマリーンズ主催試合のネット中継が始まった。これは非常に喜ばしいし、ありがたい。
ホークス、イーグルスのネット中継、文化放送ライオンズナイター(今年はライオンズは動画中継やらないんかね)もあるので、マリーンズ戦はネットだけでかなり視聴できるようになったなあ。スカパー要らず。
また第1回の解説が澤井、2回目は原井という人選もマリサポのツボをつく人選。是非ともこの微妙な路線で続けて欲しいところ。

あとマリーンズとは関係ないが、タイガースの金本選手の904イニング連続試合フルイニング出場にもちょっと触れておこう。
個人的には長いペナントレースでは常に万全の状態で出場するためにも休める時には休むべきだと思うのだが、この記録は凄まじいの一言。
この記録を達成するには、常にチームにとって必要な戦力であり続けることはもちろんのこと、調子や体調を常にベストに保つこと、そして守備固めや代走を送られないような、走攻守揃った選手でなくてはならない。
金本選手の高いプロ意識と責任感、不断の努力に敬意と賛辞を。
……金本がカープの選手だったことも、たまには思い出してあげてください。

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