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2006年06月08日

初芝、守備を語る

立ち寄った本屋で軟式野球雑誌『ヒットエンドラン』7月号を見てビックリした。

みるみる守備が上手になる!目からウロコのフィールディング練習法
初芝清のとっておき上達マニュアル

よりによって初様が守備について語るという。
やっぱりアレか、高く上がったファールフライを追いかけてあさっての方向にダッシュする方法とか、どうやれば怪我をしないで相手のベンチに飛び込めるのかとか、いかに華麗に真正面のゴロをトンネルするのかとか、三遊間のゴロをさっさと諦めて小坂に任せる方法とかを伝授してくれるのだろうか、などと期待してしまったが、至極普通の内容で残念(コラコラ)。
あーいや、よくネタにされていたけど、初様の守備はそんなに酷かったわけじゃないのですよ、やらかしが多かっただけで。意外と三塁線の打球には強かったし。

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ついでに初様ネタ。 あまりYouTubeの動画は紹介したくないのだけど素晴らしかったので。

やっぱり初芝は神!

2006年03月24日

LET'S US DO IT AGAIN!

WBCで盛り上がっていたら、気が付けば明日からパ・リーグが開幕だねえ。
そういえば、ケチって無料会員になったマリーンズファンクラブから会員特典のANAマイレージクラブカードが届きました。
有料会員でも良かったんだけどね。今年はマリスタに行けるかわからないし。
しかしAMCカード貰っても飛行機乗らないしなあ。Edyだけでマイル溜めようとしたらコンビニで200万円買い物しないといけないんですが。

さて、明日の開幕戦の相手はいきなりホークス。
去年はマリーンズのイーグルス挑発ポスターがおもしろかったけど、今年はホークスがなかなかおもしろいことをやってくれてます。
倍返し。
福岡ドームの天井が開くの久し振りに見た気がする。
なんかアニメでよくある“攻撃する時に一瞬ヤツはバリアーを解除する。その隙を狙え!”みたいな感じだ(意味不明)。
しかしボビーは悪役が似合うね。

開幕戦の出場選手も発表されてますが…。
このメンツを見ると開幕投手は…、コミさん? ジョニー? 高木さん?
開幕投手には格というものがあるだろう、って王さんにだけは言われたくないところですが。
大体、王さんはずるいよな。こっちは表ローテの3人をWBCに出したのに、あっちはエースの斉藤和巳出さないんだもん。新垣だっているし。
しかもWBCの決勝戦、俊介と藤田さん使ったくせに杉内も和田も出さんからね。8回のあの場面は杉内だろう。今更言っても詮無き事だが。
あと注目すべきは、オープン戦で打ちまくったベテラン二人、井上純と垣内が期待の大松、竹原を差し置いてと開幕メンバーに名を連ねているところか。
これは、スタメン5番DH垣内とか7番レフト井上純とかあるってことだろうか。
うーん、正直、開幕2連戦は1勝1敗なら御の字ってとこかな。

何はともあれ……。
LET'S US DO IT AGAIN! もう一度、夢をみんなで!
 
 
 
そんなこと書いていたら驚愕のニュースが!
ファイターズの実松がジャイアンツにトレードですって。
ああ、パ・リーグから貴重なネタ要員がまたひとり失われていく…。
まあ守備力だけなら阿部より上かもしれんけど、ジャイアンツは守るだけで打てない選手は冷遇されるからなあ。井出さんや隼人みたいなことにならないことを切に祈っていますが。

2006年03月21日

WBC決勝戦 日本vsキューバ

WBC決勝戦 日本vsキューバ
大会全体の統括はやったので、次は例によってマリサポ的視点で決勝戦の試合を振り返ってみましょうか。

日本の対戦相手は長い間世界最強と言われてきたキューバ。
メジャーリーガーの参加する今大会でどのくらいの力を示せるのか未知数であったが、ベネズエラ、ドミニカといった強豪を高いチーム力で破り、堂々の決勝進出。

初回、満塁からの連続押し出しで日本が2点を奪うとバッターは今江。ここで見事にセンター前に打ち返し2点タイムリー! 韓国戦のミスを見事にバットで取り返した。
良かった良かった。このまま終わったんじゃ下手したらシーズンにまで影響しかねかったからね。今江にはいい経験になっただろう。

日本の先発の松坂はストレートに威力があったものの、変化球の制球が今ひとつ。それでも4回を投げて初回のホームランによる1失点で凌いだのはさすが。……今年もヤツには手を焼きそうだな。

5回からは俊介が登板。
この大舞台にも動じない、いつも通りの淡々としたピッチング。さすが俊介と思っていたら川崎のエラー絡みで失点。失点には結びつかなかったが自らもエラーを犯すなど、さすがの俊介もプレッシャーを感じていたんだろう。
ボール自体は悪くなかったんだけどねえ。残念。

8回にまたしても川崎のエラー(さすがエラー回避2)でランナーを出すと俊介は降板。替わってマウンドに上がったのは藤田。しかし藤田さんは痛恨の一発を浴び、6対5と一点差。
さすがキューバと言ったところか。世界最強は伊達じゃない。最後くらい胃の痛くない試合にして欲しかったんだけどなあ。

1点差と詰め寄られた日本だったが、9回、金城がエラーで出塁。
すると西岡が絶妙のドラッグバント! チャンスを拡げるとイチローと代打・福留のタイムリー、小笠原の犠牲フライで10対5と突き離す。
マジ西岡大物。日本シリーズでもそうだったが、大舞台でセーフティバントなんて普通狙えないよなあ。ホント、プレッシャーなんかと無縁だよな、ヤツは。

9回の攻撃は本塁への川崎のスライディング(身体を捻りながらの右手タッチ。審判良く見ていた!)と、浅いフライで思い切ってタッチアップした松中の走塁が大きかった。
今大会、イチローと並んで松中はチームを良く引っ張った。チャンスメイクに徹したバッティングはもちろん、全力疾走やヘッドスライディングなど、走塁でもチームを奮起させた。
2年連続プレーオフの不振で短期決戦に弱いなどと言われていた松中だが、今大会は4番の重責を見事に果たした。
こりゃあ、今年のプレーオフが怖いなあ。

最後は8回からマウンドに上がった大塚が1点は奪われたものの後続を抑えてゲームセット。日本が見事勝利を収めた。これがコバマサだったら見事に劇場を演出したのにねえ~。

大会MVPは松坂。
ベストナインは日本からは松坂、イチロー、そして里崎が選ばれた。
まさか里崎が世界一のキャッチャーになる日が来るとは…。ほんの3,4年前には想像できん。将海(現ドラゴンズ)、橋本の次の3番手キャッチャーだったんだよなあ。

8人が代表チームに選出されたマリーンズ。
大活躍した俊介、西岡、里崎、薮田さん。大きなミスをしたが取り返した今江。いまいち力を発揮できなかった直行、宏之、藤田さんなど、結果は様々だったが、日本代表の一員として世界を舞台に戦ったことは大きな経験になったことと思う。
今日は勝利の美酒に思いきり酔って、明日からは目前に迫ったシーズンに備えてください。

君たちは俺達の、そしてマリーンズの誇りです。

「野球」が「ベースボール」を越えた日

メジャーリーガーなどプロ選手が参加する真のベースボールの世界大会、ワールド・ベースボール・クラシック第1回大会は、決勝戦でキューバを破った日本が世界一の栄冠に輝いた。

アメリカやドミニカ、ベネズエラなど多くのメジャーリーグを擁する代表チームが多数参加し、日本は準決勝進出すら危ういと思われていた(実際、予選敗退はほぼ決まりかけていた)が、戦前の予想を覆し日本が見事優勝を果たした。
日本の勝因は投手力と守備力を重視した日本流の野球を貫いたことだろう。
短期決戦で初めて対する投手に対しては超一流のメジャーリーガーと言えど簡単に攻略できるものではない。
パワーや身体能力で劣る日本人ではあるが、投手のコントロールや相手のデータを利した捕手のリード、堅実な守りやバントや進塁打など自分の役割をしっかり果たす組織力など、長い間「ベースボール」と違う日本独自の「野球」を築き上げてきた。
日本の「野球」がパワーやスピードで勝る「ベースボール」に勝利したという意味でも日本代表の勝利は大きい。
「アメリカに追いつき追い越せ」が日本プロ野球が創設したときの目標であった。今回優勝したからと言って日本がアメリカを完全に追い抜いたとは思わないが、日本の野球がアメリカのベースボールに負けず劣らず素晴らしいものだというものが証明できたと思う。

出場辞退者が相次いだり、開催時期やルール、運営面などでお問題が山積したこともあって開催前は今ひとつ盛り上がりに欠けていた今大会だが、始まってみれば好試合の連続、また例の誤審騒動の影響もあって大いに盛り上がった。
私もこのWBCの試合を観ながら、改めて野球というスポーツの面白さを再認識した。
去年のプレーオフもそうだったが、大きなものを賭けた、一発勝負の真剣勝負の醍醐味を堪能させてもらった。
今大会に参加した選手達にとっても、国を背負って、常に大きなプレッシャーを背負いながら戦い抜いた経験は大きな財産になったことだろう。
正直、出場を辞退した選手達の中には悔しがっている選手も多いんじゃないかな。
3年後に開催される次回大会では、今回出た多くの問題点を改善し、多くの選手が望んで参加できるような大会にして欲しいと思う。

最後に、王監督と日本代表の選手達に最大級の敬意と祝福を。
野球って、素晴らしいね。

2006年03月19日

WBC準決勝 日本vs韓国

準決勝進出が絶望的となった日本だったが、ボブの誤審で奮起したメキシコがアメリカを粉砕、日本がまさかの準決勝進出。
対戦相手は韓国、同じ相手に3度は負けられない日本だったがようやく打線が奮起し、とうとう韓国を破り決勝進出。

打順を変えてきた日本だったが、序盤から中盤にかけての拙攻は相変わらずだった。誰か王さんにスモール・ベースボールの意味を教えてやれ。
福留のホームランでようやく打線が本領を発揮させたけど、こういう試合がもっと早くできたはずだよなあ。
私は監督としての王さんもそれなりにリスペクトしてはいるんだが、やはりこういう短期決戦で選手を上手く勢いに乗せる力は無いんだよな。例えばボビーや仰木さんならもっと楽な戦いが出来た気がする。
王監督の決して信念を曲げずに不調の選手でも使い続ける采配は長期のペナントレースでは結果としてプラスになることも多いのだが、短期決戦では致命的になりかねないんだよね。

この試合はなんと言っても上原に尽きる。凄かった。あんなノビのある速球を投げる上原、久し振りに観た。
最近の上原はストレートが走らないんでフォークで誤魔化すピッチングばかりだったのだけど、あんなピッチングいつもしてたら20勝は間違いないなあ。
王監督が上原を引っ張りすぎたら日本は負ける、などと予想してたが、正直スマンかった。

今まで完璧だった韓国の継投策、この試合でとうとう破綻してしまった。
いくら福留が不振とはいえ、あそこで替えなかったのは失敗。それ以上に次の小笠原で替えないばかりかデッドボールを与えたのは拙かった。2-0だったらまだまだ勝敗は分からなかっただろうに。
その後も韓国は気持ちの切れた様なプレイを見せたのは残念だったな。

前の試合で致命的なエラーを犯した今江をスタメン起用するあたりは王さんらしいなあ。まあ他にサード守れる人がいないんだが(粗いさんを使うなんてとんでもない!)。
とはいえ、2打席凡退した挙句に代打で出た福留がホームラン、今江のリベンジは決勝へ持ち越しに…(出番があれば、だが)。
それにしても、ホント、サトは美味しいとこ逃さないよな~。今日は歌えなかったので、決勝で君が代を斉唱するってのはどうだ?
チームを陰から支えていた宮本の見事な代打タイムリーも嬉しかった。今日は王さんの采配がバッチリハマったなあ。
 
 
 
最後に一言。
試合中断→放送事故→放送終了、という見事なコンボを決めるBSNは流石だ。ゴルフなんて流してんじゃねえ!

2006年03月18日

ふたりでカラオケ スプラッシュ☆スター

ひさしぶりにJamming☆Planetの中の人とカラオケ。
(と、前回と同じ書き出し)

機種はDAM。最近DAMはアニソンを積極的に配信していて、HyperJoyやUGAに迫る勢い。
元々選曲のバランスが良かったのだが、最近はエロゲソングなどマニアックな路線も強化されている。
ところが、マニアックな曲はDAMの最上位機種G100(BBCyberDAM)にしか配信されてなかったりする。行った店はcyberDAMしかなかったので歌いたい歌がイマイチ歌えなかった。『テニスの王子様』のキャラソン歌いたかったのにぃ~(嘘)。

しかし、カラオケに行くと再認識させられるが、俺、最近アニメ観てないんだなあ。
最近の新曲全然わからんもんな。『ラジメニア』も聴かなくなったし。アニオタ、アニソンオタとして危機感を持ってしまいます。

アニメ・特撮ソングに映像が付くのは多機種でもあるけれど、DAMはスポーツの応援歌にも映像がつきます。
映像見たさに『We Love Marines』を歌ったのだけど、いきなり初様のホームランから始まって脳汁出まくり。
近藤監督時代の映像なのかな? ジョニーやコミさんの熱投や「初芝が取れない三遊間のゴロを小坂が抑えてファースト送球、アウト」という名シーンが観られる素敵っぷり。
DAMでカラオケに行く時は是非歌いましょう。えちうらの『夢への翼』にも映像つけてほしいな。

カラオケの後は例によって飯を喰いながらプロレス談義。
財布に500円しか入ってなかったので奢ってもらっちゃいました。てへ。

2006年03月16日

WBC2次リーグ 日本vs韓国

雷なのか 幻か 打って 走って 地を辷る
それは果敢な リー・ジョンボム 誰もが拍手を捧ぐ人

と、『燃えよドラゴンズ!'99 韓国三銃士』も懐かしかったりするイ・ジョンボムの活躍で韓国が日本に勝利。日本の予選敗退が濃厚に。

先発の俊介は立ち上がりこそ悪かったものの中盤以降立ち直り6回無失点。
しかし日本もチャンスをつくりながら点を奪えない。
そして8回、フォアボールと今江のミスで23塁となったところでイ・ジョンボムのタイムリーで先制点を奪われる。
日本は韓国の救援陣を打てず、9回に西岡のホームランで1点返したものの反撃及ばず、敗退。

西岡や今江のところにボールが飛ぶたびに「ちゃんと守ってくれよ」とまるでおかんのような気持ちで観ていたのだが、大事なところで今江にエラーが出ちゃったなあ。
ゴリにはこの悔しさをバネに更に成長してほしいな。

それににしても韓国は強い。
準決勝進出で兵役免除というのがモチベーションを高めたという面もあるんだろうけど、現役メジャーリーガーを何人も擁するなど、WBCに対する本気度の差が勝敗を分けたといえる。
観ていて感心したのはベンチの戦術に迷いが無いこと。投手をスパッと換えるし、4番打者でも代打を出す。
そして選手もベンチの采配にしっかり応える。投手が万全の状態でマウンドに上がり、与えられた役割をしっかりと果たした。
投手の好投はやはりソン・ドンヨル投手コーチの力も大きいんだろう。イ・ジョンボム、ソン・ドンヨルとかつて日本でプレイした選手にやられるというのは皮肉ではある。
韓国のやったような野球を本当は日本がやらなくちゃいけなかったんだけどねぇ。采配面で王監督に期待はしてなかったとは言え。

メキシコvsアメリカ戦の結果で僅かながら準決勝進出の可能性があるとはいえ、正直さっさと帰ってきてシーズン開幕に備えてほしいというのが本音だなあ。WBCで負けて、シーズン開幕しても調整不足で不振、なんて目も当てられんからね。

2006年03月15日

WBC2次リーグ 日本vsメキシコ

イチロー、はしゃぎ過ぎ。

そんなわけでWBC2次リーグ、日本vsメキシコ戦。
序盤は日本のまずい攻めと守りのミスで重苦しい展開だったが、中盤のチャンスを活かし、終わってみれば6対1と快勝。

今日の試合は松坂の好投に尽きるだろう。やっぱりヤツはさすがだなあ。変化球の制球はイマイチだったが、速球のノビが素晴らしかった。
その松坂を受けた里崎のリードも光った。「おいおい、そこでストレートか?」と何度も思ったが、結局メキシコは松坂の速球をまともに捉えることは出来ず。単調になることも多いサトのリードだが、今日は松坂の良さを十分に引き出した。
里崎は打つ方でも値千金の2ラン、ホント、美味しいところ持ってくね~。

松坂の後を受けて6、7回は杉内が抑え、8回には薮田さん登場。いきなり一発を浴びてポカモードかと思ったが、それ以降はアメリカ戦同様の神ピッチ。
得意の“気持ちの悪い”チェンジアップがズバズバ決まっていた。今年のウチの抑えは薮田さんでいいよ、ホント。

打つべき人が打って、抑えるべき人が抑え、ようやくどの選手もエンジンがかかってきたかな。この調子で韓国に1次リーグの借りを返してほしいもの。

2006年03月13日

WBC2次リーグ 日本vsアメリカ

夜勤明けの眠い目をこすりながらWBCの日本vsアメリカを観戦してました。

2ch風に言うと「アメパイア氏ね」ってな試合でしたな。
あれだけ酷い判定ばかりの試合もそうそういないんじゃない? 西岡のタッチアップの誤審もそうだけど、ストライクゾーンがいい加減過ぎ。ピッチャーが気の毒。
あと直行がボールに唾をつけることについて2回もクレームを出したこともいただけない。あれで明らかに直行は調子を崩した。
つーかそもそも、国際試合なのにどうしてアメリカ人が審判やってるんだ?

西岡凄すぎ。ホント、プレッシャーなんて言葉からは無縁なのな。もう日本の野手は全員西岡と川崎でいいよ。
9回表ニ死一三塁の場面でセーフティスクイズを期待したんだけど、さすがに無理だったか。成功したと思うけどな。

薮田さんの神掛かったリリーフも凄かった。7回のピンチを抑えたシーンもそうだけど、8回裏の日本の気持ちが切れてもおかしくない場面を3人で抑えたのは見事としか言いようが無い。
数年前、ローテの谷間で先発して5回3失点くらいで降板する姿を何回も観た。あの薮田が日本代表としてA・ロッドやD・リー、デーモンから三振を奪うなんて、涙が出そうになったよ。

王監督、動かなさ過ぎ。前半ずっと寝てたでしょ? 無死一塁で何も動かないってどうなのよ。スモール・ベースボールするんじゃ無かったの?
そりゃあプレーオフで2年連続負けるわな。

先発の上原。こりゃあ保たないなと思いつつ観てたら、のらりくらりと抑えて結局5回1失点。さすが、と言うべきなんだろうなあ。
それに比べて直行…。審判のクレームで調子を崩したのは同情するが、わざわざアメリカまで行って一発病を発揮せんでも。こりゃもう出番は無いかな…。

日テレの中継、実況がアレなのはまあいいとしてカメラワークがおかしくてストレスが溜まった。打者が打った瞬間に画面が切り替わるのでどのコースのどんな球を打ったのかすぐに確認できないんだよな。
アメリカのテレビ局の映像をそのまま流しているので日テレは責められんのだけど。でも、問題のタッチアップの瞬間の映像と西岡、判定を覆した三塁塁審を何度も流していたのはアメリカのスポーツメディアの矜持を観た気がしたな。

負けはしたけどすごいいい試合だった。去年のプレーオフもそうだったけど、こういう真剣勝負の試合はやっぱり面白いね。
返す返すも審判の微妙な判定が好勝負に水を差したのが残念。
予選を突破してアメリカにこの借りを返して欲しいとは思うが、予選突破するしないは別として少しでもいい試合を沢山観たいものだ。

2006年02月12日

藤田元監督死去

元読売ジャイアンツ監督・藤田元司さんが亡くなった。

結構ショック。今でこそアンチジャイアンツ気味な私だけど、藤田さんが監督だった頃(第2次政権時ね)はジャイアンツファンだった。あの頃が一番ジャイアンツを応援していた時期だったなあ。
派手さは無いが堅実な野球をしていたイメージがある。するめ野球なんて呼ばれてたっけ。
広岡さんや森さんは藤田さんが監督の頃のジャイアンツを甘っちょろいと批判していたけど、それでも今のジャイアンツに比べたら遥かにマシだった。選手は当然生え抜きばかりで恥も外聞も無く他チームの選手をかき集めるようなことは無かったし、「ジャイアンツは紳士たれ」という正力松太郎が掲げたスローガンもまだ生きていた気がする。
個人的にはアニメ『ミラクルジャイアンツ童夢くん』で描かれた藤田監督が印象強いなあ。厳しくも温かく童夢を見守る姿が思い出される。あと『メイプル戦記』も。

名将の死を惜しみ、謹んで哀悼の意を表します。

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