| 2 / 2 | next ≫
1 2

2005年01月15日

猫の瞳に映るもの

部屋を片付けていたら、家を追い出された妹が残していた『キャッツ・アイ』の単行本が出てきた。
懐かしいなあ。以前はちゃんと読んでなかったのでついつい読みふけってしまった。
キャッツ・アイの三姉妹が父親探しのために美術品盗みをしていたのは知っていたけど、クラナッフ・シンジゲートとかよく分かってなかったのでようやく大筋を把握できた。
シンジゲートの黒幕のクラナッフ、2巻でシルエットで登場したままラストまで出番無しなのね。『シティハンター』もそうだったけど、伏線ほったらかし過ぎだろう。
あと当時も思ったけど、あのラストはどうなのよ。結局父親には会えず仕舞だし、打ち切りだったのか北条司が力尽きたのか。
高校時代から恋人同士で同居までしている瞳と俊夫が、セックスどころかキスすらロクにしてないってのは、20年前のマンガであることや少年誌連載であることを差っぴいてもすごいなあ。中学生か、お前らは。
当時はまったくどうでもいいキャラだったんだが、改めて読んでみると浅谷さん、いいね。私、眼鏡属性は皆無なんだけどすごい好み。……って気が付いたらねず公なんかといい感じになってるし~。もったいない。
一緒にあった『シティハンター』を読んでいても思ったけど、北条司って元々少年誌向けの作家じゃなかったんだな。ここ数年の青年誌での活動は必然だったんだろうな。

あ、一緒に置いてあった『男坂』も素晴らしかった。
何が素晴らしいって、車田正美が未練たらたらなところ。

2004年12月19日

銀盤のきらめき

『銀のロマンティック…わはは』は川原泉作品の中でも最も好きなもののひとつだったりする。
その『銀のロマンティック…わはは』は槙村さとるの『愛のアランフェス』という作品のパロディ、という話を聞いたので、古本屋でまとめ買い。

愛のアランフェス (1)
愛のアランフェス (1)

いやあ、熱いなあ。この頃の少女漫画は。
生きること、愛することに懸命なんだよね。
『銀のロマンティック…わはは』とは全然(でもないか?)違うけどおもしろかったです。
次は『白のファルーカ』も読もうかな。

ところで、『愛のアランフェス』の頃(78年頃)は男子でも3回転(トリプル)の成功は数えるほどで女子ではゼロだったんだね。
『銀の~』のラストでは4回転(クワドラブル)に成功するんだから、技術の進歩は凄いなあ。
『銀の~』からも20年近く過ぎてるんだから、きっと今頃は10回転くらいしているに違いない。

2004年11月26日

妄想止まず

どうでもいいと思いつつ、『ドカベン スーパースターズ編』の最新刊が出てたので立ち読みしていたら、坊ちゃんスタジアムでのスーパースターズとアイアンドッグスの開幕戦に新潟市の篠田市長が!
しかも「我が県にもプロ野球球団がほしくなりました」とか言ってるし。
これはやっぱりアレですか。新潟の新球場が出来たらスーパースターズは新潟移転ですか。
ついでに札幌華生堂メッツも新潟移転かもしれん。
それまで連載が続いているかどうかが問題だけど、面白いと言っている人を観たことないのに今までダラダラ続いていたことを考えると、御大の妄想は止められそうにないなあ。

| 2 / 2 | next ≫