≪ prev | 1 / 2 |
1 2

2009年02月06日

『ストロベリーシェイクSWEET』

さてさて、今回の百合作品紹介のコーナー(いやそんなコーナー無いから)で扱うのはコレ。

ストロベリーシェイクSWEET 2 (2)ストロベリーシェイクSWEET 2 (2)
林家 志弦


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

1巻を買いそびれていたので合わせて購入。
百合専門誌『百合姉妹』創刊号から連載開始し(『百合姉妹』時代のタイトルは『ストロベリーシェイク』)、『コミック百合姫』創刊後も引き続き連載。
『百合姫』を買わなくなって久しかったので、とっくに連載は終わってるもんだと思ってたけど、つい最近まで連載してたんですな。単行本がいつまでも出ないのは『はやて×ブレード』の新装版の作業で忙しいんだろうとか勝手に思ってました。
『百合姉妹』創刊が03年7月なので、長期連載といえば長期連載だけど、掲載が季刊誌だったので全2巻で完結。

芸能界を舞台に、アイドルとモデルの卵がお互い惹かれ合うストーリー。などと書くと間違っちゃいないけど、妙に違和感があるな。
百合物とはいえ、基本的にはバカがハイテンションで大騒ぎするドタバタコメディ。同じ作者の『はやて×ブレード』を知っている人ならば、ほぼ同じノリと思ってくれて良いです。
妹情報によると某『頭文字D』の同人誌でも同じテンションだったらしい。涼介=樹里亜、啓介=蘭か。…なんか啓介を見て鼻血吹いてる涼介とか容易に想像できるんですが。
メインのバカと天然はもちろん魅力的なんだけど、脇キャラもいい味出してます。特にZLAYのリョウ、「女がいればなんでもできる」とか「百合道は死ぬことと見つけたり」とかセリフがイチイチ面白過ぎる。

百合分を差っ引いても、ハイテンションコメディとしても非常に面白いので、百合に興味の無い人にもおススメです。

2008年09月30日

『千秋しまってこー!!』完結

以前も何度か紹介したソフトボール四コママンガ『千秋しまってこー!!』の最終巻が発売されました。

千秋しまってこー!! 3 (バンブー・コミックス)千秋しまってこー!! 3 (バンブー・コミックス)
重野 なおき


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

第2巻のラストで登場した最強のライバル・桐生静。打倒・桐生のために燃える千秋と桜井高校ソフトボール部。
新入部員を加え、物語は夏の大会へ。次々と現れるライバルたちとの戦い。友情。恋。そして、ついに迎える桐生静との対決の行方は…!
こうやって書くとスポ根ストーリーマンガみたいだけど、熱いスポ根ドラマを4コママンガで描くってのが凄い。4コマごとに落ちをつけて、しかもしっかり笑わせるってのは並大抵のことじゃない。
1,2巻もおもしろかったけど普通の4コママンガって感じだったんだけど、3巻は非常に良かった。1,2巻ではそんなに大笑いすることは無かったんだけど、今回は何度も爆笑させられた。熱いスポ根ドラマと笑いのギャップが楽し過ぎ。
燃えて笑えるスポ根4コマ。おススメです。

2016年のオリンピックで千秋たちが金メダルを獲ってくれることを願いつつ…。

2008年09月02日

汝の日常を愛せよ

アニメ化だってろくに期待できないのに、コミックの実写ドラマ化、しかも男性キャラの多い少女マンガのドラマ化で期待しろってのが無理というもの。

だから『ここはグリーンウッド』が実写ドラマ化すると聞いた時は、不安と諦め9割、怖いもの見たさ1割という感じで、ぶっちゃけまったく期待していなかった。
そんなわけで、視聴できない地域在住ということもあり、放送開始してもまったくチェックしていなかったのだけど、YouTubeでアップされているのを見つけて1割の怖いもの見たさで観てみました。



…。
……。
………。
意外と面白いじゃん、これ。

どーせドラマしたらストーリーもキャラクターも台無しな感じに改悪されるんだろうと思ってたんだけど、びっくりするくらい原作に忠実。
もちろんドラマ向けにエピソードの構成や台詞を変更している部分もあるけど、できる限り原作の持ち味を生かす方向で作られている。あまりに原作そのまま過ぎてドラマで初見の人はちゃんとわかるんだろうかと心配してしまうくらい。
古沢先輩の彼女の由子さんや六条倫子さんなどの脇役までちゃんと登場してるし、OPで坂口&青木が持ってるゲームが『ミラクルフラワーパニック』だったりと小ネタもしっかりフォロー。
まさか『命令形の応援歌』(作曲・山本正之)まで使ってくるとは(期待はしてたけど)さすがに思わんかったよ。
ナレーターが岩田さんなのも旧来のファンには嬉しいところ。
これは間違いなく『グリーンウッド』を愛している人達の仕事だよなあ。

キャストも概ねいい感じ。古沢先輩とかそのまんまだし。
一番不安だった瞬だけど、悪くないです。いっそのこと女性をキャスティングした方がと放送前は思ってたけど、男性じゃないと瞬の良さは出せないね、やっぱり。
性格が多少原作と変わってる部分もあるけどあの程度の改変は許容範囲。女の子と見まごう男の子ってのはマンガ独特の表現だし、瞬ってよくいる女装キャラとは違うのでドラマで原作そのままの瞬を表現するのは難しいだろう。まあ、髪の毛の色はもうちょっとなんとかしてほしかったけど。
光流先輩どっかで見た顔だなーとか思ってたら『ゲキレンジャー』のゴウ兄ちゃんじゃん。『ゲキレンジャー』1年観続けてたのに気付かないとは、まいったぜ。太ってたんでわからんかったよ。

細かい部分で言いたいところはある。全体的に演技がアレだとか、緑林寮はもっとボロくてもいいよなとか、盆田先輩出さねーのかよチキン!とか、体育祭はあのシーンで『めざせバルセロナ』を使ってほしかったとか、『蓮川家の一族』はもっと時間をかけてやってほしかったとか、『グリーンウッド』なのに幽霊話・SF話が無いとか、五十嵐の娘は微妙だけど小泉典馬はもっと微妙だー!とか…。ただまあ、この辺は言い出すとキリが無いからね。

やっぱり、キー局が東京MXで深夜枠なのが良かったんだろうなー。フジのプライムタイム枠とかだったら目も当てられん状態になっていただろう。
私のように食わず嫌いしていた『グリーンウッド』ファンにも是非見てほしいです。YouTubeで観ろとは言わんけど、もうすぐDVD-BOXも発売されるようなので。

ここはグリーン・ウッド ~青春男子寮日誌~ DVD BOX 1 【完全生産限定】ここはグリーン・ウッド ~青春男子寮日誌~ DVD BOX 1 【完全生産限定】
井澤勇貴, 三浦力, 本多幹祐、清水俊文、熊澤誓人/會田望


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

更に、ドラマ化に合わせて『グリーンウッド』のCDシリーズも復刻。
『グリーンウッド』のCDシリーズは名盤揃いなのでこちらもオススメです。
新盤としてヴォーカルセレクションも発売されます。悪くない選曲だけど『めざせバルセロナ』は入れるべきだよな。個人的には坂本洋さんの歌は全部入れるべきだと思う。

ここはグリーン・ウッド~「緑林(GW)お騒がせ!歌合戦」Vocal Selectionここはグリーン・ウッド~「緑林(GW)お騒がせ!歌合戦」Vocal Selection
ラジオ・サントラ


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

更に更に、岩田光央&関俊彦の岩関コンビが送る『ここはグリーンウッド放送局』もWebラジオとして復活!(→m-serve「ここはグリーン・ウッド」スペシャルサイト
私は『グリーンウッド』はラジオからハマったクチだし、アニラジを聴くきっかけになった番組でもあるので感慨深い。
十数年経ても変わらない二人のハイテンションに感動するやら感心するやら…。
また会えた奇跡に乾杯! なのです。

2008年08月27日

ソフトボールコミックにモえろ!

五輪ソフトボール代表金メダルを記念して、ソフトボールコミックを紹介してみようかと。
めがきゅーうぃきの方にページはあったんですが当分復旧できそうにないので。

スローステップ (1) (小学館文庫)スローステップ (1) (小学館文庫)
あだち 充


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

青春野球マンガの大家・あだち充の作品。掲載誌はなんと『ちゃお』。今の『ちゃお』には絶対載らんな、こんなマンガ。
これをソフトボールコミックと呼んでいいのか正直悩みますが…。これがソフトボールコミックならば『プリキュア』だってソフトボールアニメだよな。まあ作者が“本格ソフトボールまんが”と言ってるんだからそうなだろう。
他のあだち作品と比べるとグダグダ感が強いけど、嫌いじゃないです、このノリ。
OVAにもなってますが、ひょっとして唯一のアニメ化したソフトボールもの?

ウインドミル (1) (少年サンデーコミックス)ウインドミル (1) (少年サンデーコミックス)
橋口 隆志


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アニメ化もされた『焼きたて!!ジャぱん』で知られる橋口たかしの改名前の作品。掲載誌が『少年サンデー超増刊』とややマイナーながらソフトボールコミックの中では知名度は高い方かな。
素人だった主人公が無名校のエースとして全国大会を勝ち抜き、オリンピックまで駆け上るというスポ根の王道的展開。魔球ひとつで強敵に勝ち抜いていくストーリーはやや強引ながらも、勢いとキャラクターの魅力で楽しく読める。
オリンピック編はかなり無茶な展開だけど、これはこれでアリかと。
やはり橋口たかしの描く個性的なキャラクターが最大の魅力ですな。ミニちゃんは俺の嫁。

ソフトボールは好きかしら?ソフトボールは好きかしら?
中村 かなこ


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

50ページの短編で、単行本の表題作でもある。掲載誌は『別冊少女コミック』。
ソフトボールな大好きな元気娘と才能はあるけどアガリ症で無愛想なエースがぶつかりながらも友情を結んでいく話。
短編ながらよくまとまってるかと。他の収録作品もなかなか良いです。

しまっていこー! 1 (1) (講談社コミックスキス)しまっていこー! 1 (1) (講談社コミックスキス)
伊藤 実


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ソフトボールにはプロがないので学生スポーツ以外となると必然的に日本リーグに所属する実業団が舞台となる。
学生スポーツともプロとも違うため、企業の経営難による廃部・解雇、ソフトボールと仕事の両立、下位リーグ降格など独自のドラマが描かれることが多いのが特徴。
特にこの作品は掲載誌の『kiss』が大人の女性向けであることもあって、ソフトボールを通じて恋や人生をひたむきに頑張る女性たちを描いている。絵的にはちょっと癖があるけど、今回挙げたタイトルの中でもかなり好きな作品。
ルールは似ている野球とソフトボールだけど、それを取り巻く環境の違いによってまったく違う物語が描かれるってのはおもしろいですな。

ライジング 2 (2)ライジング 2 (2)
わたべ 淳


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この作品も『ソフトボールは好きかしら?』や『しまっていこー! 』同様、実業団が舞台。
どちらかというと正統派のスポ根もの。際立った才能があるわけではない主人公が努力を重ね自分だけの武器を掴んでいく。絵も地味ながら上手い。
元ソフトボール日本代表の高山樹里や石川多映子がモデルのキャラクターが登場する。高山はさすが“女大魔神”の存在感を示すんだけど、現役引退後とはいえ石川が食いしんぼキャラにされてるのはどーなんだ?

千秋しまってこー!! 1 (1) (バンブー・コミックス)千秋しまってこー!! 1 (1) (バンブー・コミックス)
重野 なおき


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

現在も複数の連載を抱える人気四コマ漫画家重野なおきの作品。
元不良のエースピッチャーと女房役で苦労症のキャプテンを中心に巻き起こる騒動を描いたドタバタコメディ。
暴走するピッチャーとそれを抑えるキャッチャーってのは(女子)野球ものでもお約束だけど、今作はキャッチャーの方も暴走気味なので常にノリはハイテンション。
四コマなので気張らずに楽しく読めます。
連載の方は最近終了し、近日最終巻が発売予定。

美晴・ライジング 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)美晴・ライジング 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
大谷 じろう


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ソフトボール大好きっ娘の主人公・美晴が廃部寸前の実業団チームに新人として飛び込んでいく。
青年誌掲載なのでお色気的なシーンもあるけど、主人公がお天気娘なせいもあってそれほどえっちぃ印象は受けない。
ストーリーも絵柄も良くも悪くもライトなノリなので好みが分かれるところかも。
週刊ヤングサンデーで連載中だったけど、ヤンサン休刊の影響で中断。続きは増刊に掲載予定だけど、中断前の展開から次が最終回となりそうな感じ。
 
 
 
しかし、こうして並べてみると、びっくりするほどマイナーな作品ばかりで数も少ないですな。
下手すると卓球ものとかの方が数が多いんじゃないか? もちろん女子野球ものの方がはるかに多い。現実で女子野球がマイナーなのはソフトボールの影響も大きいけど、フィクションの世界では逆転してるんだなあ。
もちろん私が知らない名作が埋もれている可能性もあると思うんで、他にソフトボール作品(コミックに限らず)をご存知の方は是非教えてください。
今回の金メダルを機に新たなソフトボール作品が生まれることを期待しつつ。

2007年02月12日

『砂漠の野球部』

前から評判は聞いていたのだけど、2chの全野球漫画からベストナイン選出スレ(dat落ち)で話題に上ってたので中古で全巻まとめて購入。

砂漠の野球部 1 (1)砂漠の野球部 1 (1)
コージィ城倉


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

熱血あり、笑いあり、恋愛ありの、熱い野球漫画。
ドタバタ要素の強い第一部と熱血スポコン的展開の第二部「砂の嵐編」で構成されている。個人的には、第一部の方が好きかな。第二部も熱くて良いのだけど、ちょっと普通の野球漫画っぽくなってるのがマイナス。
ラストがちょっと尻切れトンボ気味なのも勿体無いな。

本作にはジャンボーグAこと井出時子と井出時江という二人の女性監督が登場する。
どちらも男顔負けの野球センスと野球魂を持っている。
二人とも(時江は投げている場面無いけど恐らく)左投左打なのがよくわかっていらっしゃる。女だてらに男子野球部の監督やろうなんてのは、大概左利きだよな。

作者のコージィ板倉は現在、『おれはキャプテン』、『ショー☆バン』(原作)という野球漫画を連載しているようで、こちらも読まんといかんね。

2006年11月19日

『フルーツバスケット』完結

あ、ネタバレはないのでご安心を。

というわけで、『花とゆめ』第24号でとうとう『フルーツバスケット』が完結した。
普段は立ち読みで済ましている私も、せっかくなので購入。付録のフルバ名台詞カルタもほしかったし。
ウチが『花とゆめ』を買ってたのは『フルバ』の連載が始まるちょっと前まで。『フルバ』の連載期間が8年4ヶ月(!)だからそれ以来ってことか。まあ買ってたのは妹なんだけど。
いまだに『しゃにむにGO』が続いていてちょっとビックリした。

最終回の感想は一言だけ。

みんな、倖せになって良かった。

作者の高屋奈月さんには心からお疲れ様でしたと言いたい。
今夜は、律子さんの歌を聴きながら過ごそうと思う。
 
えんかいを
始めましょう
皆と楽しく
いつまでも
 
 

フルーツバスケット ― 四季 ―フルーツバスケット ― 四季 ―
TVサントラ 岩本正樹 岡崎律子


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2006年10月05日

『並木橋通りアオバ自転車店』

莫煩悩~(´ー`)~ にて勧められた『並木橋通りアオバ自転車店』、試しに立ち読みしてみたら面白かったので、レンタル店で続きを借りてきて一気に読破。

並木橋通りアオバ自転車店 17 (17)並木橋通りアオバ自転車店 17 (17)
宮尾 岳


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

並木橋通りにあるアオバ自転車店を舞台に、自転車を通してさまざまな人々のドラマを描いていく。
人間関係や人生に苦悩する登場人物が、自転車と接することによって前に踏み出す、いや漕ぎ出していくといった感じの物語が多い。
基本的に1話完結もしくは数話の短編ではあるが、連載が続くにしたがってセミレギュラー的なキャラクターも増え、連続的なエピソードも展開するようになってきている。

非常におもしろかったです、はい。確かに自転車乗りなら読んでおかないといけないなーこれは。
人間ドラマを描くコミックではあるのだけど、MTBやロードレーサーといったスポーツ車はもちろん、普段は目にしないようなマニアックな自転車も多数登場するのも興味深い。オートマの電動自転車なんてものまで存在するんだねー。びっくり。
さまざまな種類の自転車があり、さまざまな人々がそれぞれスタンスで自転車と接している。自転車がどれだけ人々の生活に密着したものかということを再認識させられるなあ。

正直、今まで自転車好きを公言しながらいい加減に自転車を扱ってきた自分を大反省させられました。メンテナンスどころか、チェーンに油を差すなんて基本的なことさえやってなかったからなー。今の自転車は大事に乗ろうと思います。
しっかし、ウチの近所にもアオバ自転車店のような店はないもんだろうか。なんで自転車屋って気難しい頑固そうなじーさんばかりなのだろう。ウチの近所の自転車屋も絵に描いたような頑固じーさんだからなー。何処かに青葉ちゃんのような可愛い娘のいる自転車屋さんはないもんかのう。

誰でも感じたことのある、初めて自転車に乗ったときの喜びを思い起こしてくれるそんな作品。自転車好きな人も、自転車に興味の無い人にも是非読んでほしい。
素晴らしい作品に巡り合わせてくれた柊まなさんに感謝。

2006年07月31日

『レナード現象には理由がある』

川原泉の久しぶりの新刊が出ていた。

レナード現象には理由があるレナード現象には理由がある
川原 泉


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

同じ高校を舞台にした、表題作を含む4編の中短編が収録。
『ブレーメンII』よりはマシだけど、全盛期のおもしろさには遠く及ばないなあ。
まあでも安心して読めるのも確か。絵柄や作風が多少変わっているけど相変わらずの川原節。
『あの子の背中に羽がある』のラスト、「変態は自分の事しか考えない~」のくだりはさすが。

川原泉といえば『笑う大天使』の映画、もう上映されてんのね。
最後はやっぱり作業着にヘルメットの怪力3人娘が大暴れするんだよな?

2005年07月14日

こみっくばとん

こちらからComic Batonが回ってきた。
これって要は不幸の手紙だよなとか、力の弱いサイトは答えざるを得ない悪魔のゲームだよなとか思わんでもないですが、まあ浮世の義理ってことでサクサク答えてみましょう。

●Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)

漫画はあんまり買わんので…、本棚に入っているのは200冊ほど。押入れや物置のを合わせても500冊もいかないと思う。

●Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)

フルーツバスケット (17)
フルーツバスケット (17)

あえて挙げるなら…。
そろそろクライマックスになっていいと思うが。

●The last comic I bought (最後に買った漫画)

Karen (1)
Karen (1)

昨日中古でゲットした女子野球コミック。つまらんかった。

Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

キン肉マン (1)
キン肉マン (1)

まあバイブルだし。……ヤなバイブルだな。

ドラゴンハーフ (1)
ドラゴンハーフ (1)

いまだに我が家では『ドラゴンハーフ』ごっこが行われます。
「おまえは黙っとれ」「おまえもな、ハゲ」「ハゲって言うな!ピカッ」「うわっ目が!」

ここはグリーン・ウッド (2)
ここはグリーン・ウッド (2)

私が一番ハマった少女漫画。
OVAやCDドラマもオススメ。

マップス (1)
マップス (1)

SF冒険活劇の傑作。
長谷川裕一さんって、今や数少ない“冒険活劇”って言葉の似合う漫画家だと思う。

×(ペケ) (7)
×(ペケ) (7)

自分自身を削って4コマ漫画を描き続けた漫画家が最後に壊れる話。

●Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)

東京都中野区田園調布美波理公園のアレキサンドリア・ミートさん
シヴァ国シヴァ城勤務のロザリオさん
東京都T区光龍寺の池田光流さん
リプミラ号の君塚星見さん
栃木県宇都宮市の山本晃司さん

まあ、不幸の手紙は止めるのが一番だからね。

2005年04月02日

妹坂を駆け上れ

『全日本妹選手権』というコミックがある。

全日本妹選手権 7 (7)
全日本妹選手権 (7)

『ヤンマガアッパーズ』休刊に伴い完結してしまったが、結構好きなマンガで全巻揃えている。
ぱっと見、巷に溢れる萌え系妹モノのようだが、その実態はオタク業界を同人女が容赦なく叩っ斬るというもの。
濃縮して色々混ぜたら腐ってしまった『勝手に改蔵』というと分かりやすいか?(全然わからんて)
終盤はかなりだれていたが、2巻辺りは無茶苦茶おもしろかった。
決してオススメはしないが一読の価値はあると思う。まあ、それなりのオタ知識がないと厳しいが。

このマンガ、私の実妹(ちなみに同人女でもある)もかなり気に入っていた。
その妹が先日家に帰ってきた時に、友達が読みたがっているというので全巻持っていった。
何日か経った後、妹にその友人の感想を聞いたところこんな答えが返ってきた。

「お兄ちゃんがほしくなった」
 
 
 
……。
いや、その感想ありえないから。

≪ prev | 1 / 2 |