2008年11月02日

『NG騎士ラムネ&40』DVD-BOX DISC6&7


キングスカッシャー届きました。
やっぱりカッコいいですな。ちょっと暗めの金色がいい感じ。
ジョイントがちょっと固くて一度付けたシールドが外せなかったりしたけど、多少削ったら改善されました。
この出来ならクィーンサイダロンも期待して良さそうです。

さてさて、今回はTVシリーズの感想を残りまとめて行ってみましょう。

#31 必殺!?破壊ニンジャ武芸帖

ダサイダーが女の子に頼まれて、ってのは珍しいパターン。
「嫌いよ」と照れて言うレスカがかわいい。なんというツンデレ。
お尻を見られただけで「俺は今モーレツにお婿に行けない」意外と繊細ねラムネス。そして「私も見ましたわ」とお尻を見たことをアピールするココアも変。
破壊忍者&くノ一ちゃん登場。くノ一ちゃんってボーカルアルバムでも歌ってるし、印象深いキャラなんだけこの話と最終決戦でしか登場してないんだよね。もっと出番あったと思ってた。
「迷路に入ってメーロメロ」意外とレスカもダジャレ好きだよな。
破壊戦士ハンゾーンのCVが中村大樹、サイゾーンが子安武人、破壊忍者は松本保典と相変わらずゲストのキャストが豪華。
破壊戦士ってセイントボム効かないのね。クィーンサイダロンみたいに強力な呪いにかかってるんだろうか。

#32 テントチ塔!海中島の戦い

『天と地と』は『ラムネ』放送の90年に角川から映画化された海音寺潮五郎の小説。破壊戦士ケンシーンとシンゲーンの合体攻撃「赤と黒のエクスタシー攻撃」も映画のキャッチコピーから。時事ネタは風化するなー。
謙信と信玄がモチーフだけあって仲が悪い。その割に合体攻撃は息が合ってるけど。
ダ・サイダーたち、味方になっても相変わらずドロンボー一味みたいなポジションだよなー。

#33 ほらっホラー!枯れ木の森の怪

「一番東の…」って。まあ、ドキドキスペースって空気もあるし、上下もあるんだから方角もあるんだろうな。
久しぶりのゲストヒロイン・レイユウちゃん登場。レーユウちゃんスカート短っ。CVは川村万梨阿。
ダ・サイダーにラリアート、バックドロップ、コブラツイストを決めるレスカ。『ラムネ』ってプロレスネタも多いよな。
中盤以降は久しぶりに作画崩壊気味だったな。レイユウちゃんの作画がまともで良かった。次回予告もまったく動かなかったし、スケジュールきつきつだったんだろうなー。
念動力を操る破壊四天王トンデモン。CVは故・笹岡繁蔵さんでした。アラゴ様…。

#34 リトルロマンス…君の名は!?

大人になったラムネスとミルクがお互いに気付かないまま出会って惹かれるという名エピソード。
ミサイル発射時の音声が三石琴乃でした。この頃の三石さん、ペーペーの新人だよなー。三石さんは後にOVAでシルバーマウンテン役もやってます。
みんなのパジャマ姿がポイント高い。
タマQにタンコブが! って今更驚くこともないか。
演説好きの破壊四天王シャーベッタ、得意技はテレポート。テレポートっつーよりはクロノスチェンジみたいでしたが。
テレポートより早く攻撃できれば→それじゃあロイヤルスカッシュで、という発想には無理があるような。戦闘の展開がおざなりなこと結構多いよな。

#35 交代劇!ひび割れた愛と友情

催眠光線でラムネスとタマQ、ダ・サイダーとメタコが仲違いしてコンビ交代という話。お約束の展開だけど、今回もなかなかの名エピソード。
ミルクとレスカの理想のタイプがひどい。食べ物と宝石さえくれれば人間じゃなくてもいいんだ…。
あと食人植物にお互いを食べさせようとする三姉妹もなかなかひどい。聖なる三姉妹に仁義無し。
幻覚に影がない理由は昔からそういう相場だかららしい。さすがだ、タマQ。

#36 風に舞う!お花畑は危険地帯

綿毛を息で飛ばすミルクが美少女のようだ。いやまあ、黙ってれば三姉妹はみな美少女なんだけど。
ダ・サイダーが色んな意味で大活躍。なんか、ドキドキスペース編でのダ・サイダーの見せ場ってほとんど無かった気が…。
最後の破壊四天王ペーキング、CVは鈴置さん…。
メタコのハンマーに殴られてKOするダ・サイダー。さすが、お約束は外さんな。
これですべての石板がそろい最終決戦へ。観返してみると短いな、ドキドキスペース編。打ち切りなので仕方ないとはいえ、後半は作品自体のクオリティやテンションも上がっていただけにもっと色々観たかったよな。

#37 大決戦!燃えろラムネス

ハラハラワールドがいよいよ大ピンチなのに相変わらずみんなノリが軽いなー。「ほいさっさー」じゃない!
石板の組み合わせ方、かなり無理があるような…。
アルミホエール号置き去り。ダサイダーたち、ハルク砲艦に乗ってて良かったな。
守護騎士総出撃。そういやブルマン&キリマン、ドキドキスペース初登場だな。
そしてあっさりやられる守護騎士たち。相変わらず役に立たねえ!
眼鏡の無いココアが美少女すぎるなー。

#38 40集う!熱血パワーよ永遠に

ついに感動の最終回!
三姉妹の決意と勇者の勇気が奇跡を起こす。そしてついに集結する40(フォーティー)!
最終2話は総集編ビデオの編集版で何度も観たけど、やっぱり素晴らしい。野暮な突っ込みを入れるのは止めとこう。
いややっぱり一言だけ言わせて。「破壊戦士も本当はゴブーリキを封じる正義の戦士だったんだミャア」って、そういうことはもっと早く言えー!
名曲『闘え!キングスカッシャー』をBGMに繰り広げられる最終決戦はもちろん超燃えなのだけど、ラストのラムネとミルクの別れからの一連の流れが素晴らしすぎる。あんなに気持ちのよい、素敵なラストシーンはちょっと無いんじゃないかと。

草尾さんがどこかのインタビューで一番印象に残っているセリフは最終回の「俺は今猛烈に熱血している!」だと言っていたけど、今になってようやくその気持ちがわかった気がする。
 
 
 
というわけで、テレビシリーズ全38話を視聴完了。
正直、観る前はもっとグダグダな内容だと思ってたのだけど(特にハラハラワールド編)、おもしろかったです。
ストーリーも作画も絶賛できるものじゃないし、今となっては古臭いアニメだけど、それだけに留まらない魅力がある。
子供達も中高生のアニメファンも楽しめるような、元気と笑顔をくれる作品だと思う。こういう方向の作品って、今は無いよね。
後はOVA2作品が残ってますが…。かえってこっちの方が不安な気がしますが、はてさて。

2008年10月27日

『NG騎士ラムネ&40』DVD-BOX DISC5

しばらく止まってた『ラムネ』DVDの感想ですが、もうすぐキングスカッシャーのフィギュアも発売されることだし再開したいと思います。

#25 晴れ姿!三人娘の聖なる力

ドキドキスペースの神々、って何? そういやゴブーリキ以外に神様的なものって出てこないよな。神殿やら巫女やらはいるのに。
ハラハラワールドがドキドキスペースの中にあるってのはこの世界の常識だと思ってたんだが、この頃はみんな知らなかったのね。ビバ後付け設定。
タマQもドン・ハルマゲがゴブーリキの魂だってことくらいもっと早く気づいても良さそうなもんだが。あいつ、ロボットのくせに記憶力無いからなー。
シリアスな展開なのにココアたちがレスカのお尻を無理矢理見ようとしたり、洗脳されたダ・サイダーがいつも通り血圧アップしたり、三姉妹がランバダ踊り出したりするあたりが『ラムネ』だよなー。
あとアララ城大洪水事件が非常に気になります。あのココアがテンポアップするなんてどんな大事件だったのだろう。

#26 必死の反撃!ダ・サイダー散る

アララ国の財産に釣られてあっさり姉であることを認めるレスカさん。さすがです。
ダ・サイダーとクィーンサイダロンが仲間になり、ようやく守護騎士勢ぞろい!
だけど復活したゴブーリキの前に役に立たない守護騎士たち。ダメじゃん。やっぱり40体揃わないとダメなのかねー?
そしてダ・サイダーの見せ場! やっぱバリヤーはパリンと割れなくちゃよねー。

#27 ホイホイ城崩壊!さらばタマQ

前回のストーリー長! 聖闘士星矢かよ。
ラムネッカの戦士たちが戦車で応援に。そんな戦力があるならさっさと出せよ。ホイホイ城突入時からいればもっと楽にドン・ハルマゲのところに辿り着けただろうに。
エネルギーをすべて注ぎ込む、ってタマQのどこにそんなエネルギーが? でもいつもタマQの中に守護騎士が収まってるわけで実はタマQってすごいエネルギーの塊なのかも。
タマQと守護騎士のエネルギーを集結させたサムライオン! そしてBGMは名曲『闘え!キングスカッシャー』、これは燃えざるを得ない!
今更おせーよと思ってたラムネッカの人たち、ちゃんと役に立ったなー。
ラムネッカの反対側がアララ城。ハラハラワールドって球体じゃないよね?

#28 まだ続くの!?破壊戦士現わる

自から「まだ続くの!?」とか言っちゃう辺りが『ラムネ』らしいよなー。
金魚のお墓の隣って、もっと大きなお墓作ってやれよ。金魚と同じ扱いは無いんじゃ…。
なんというタマQの死ぬ死ぬ詐欺。つーか一応ロボットなんだからエネルギー切れで死ぬとかそもそも無くね?
「あんたが死んだらこのお城もぜーんぶあたしのもんってことよね!」十数年ぶりに会った娘にそんな言葉をかけられた王様の心中やいかに?
ゴブーリキ、なんで破壊戦士を今まで温存してたんだろうね。やっぱりゴブーリキとして復活しないと操れなかったのかな。
ミイラ婆さん初登場。ミイラ婆さんもさっさと出てきて色々教えてくれれば良かったのに…。
サムライオンが火を吐いた! そんな武装あったんだ。いつも体当たりしかしないんだもんな。『スパロボ』に参戦したら実装されるのだろうか? 気力130以上でサムライオンに変形可能、武装は炎と噛みつき、体当たりって感じかな。
女子高生からのファンレターって、ダ・サイダーがボヤッキーのようなこと言ってると思ったら、小山さんが脚本でした。
偶然からロイヤルスカッシュ初披露。あの位置だとお城も木っ端微塵だと思うんだが上手く避けたということにしておこう。

#29 ヘビメタコ裏切りのバラード

ドキドキスペース編開幕。OP/EDも変更。やっぱり第2期OPは映像も歌も素晴らしすぎる。いまだにアニメの主題歌でベストを挙げろと言われたら『めざせ!1番!!』と答えるもんなー。
今回からキャラデザ&コスチュームも一新。一気にみんな垢抜けました。
……そうか! ハルク砲艦だからイチバン号だったのか! 十数年間気づかなかったよ。
仕置きロボも再就職。キャラが変わりまくりなのがおもしろい。
ヘビメタコが裏切ったとみせて…、という話。ダ・サイダーとメタコよりはレスカとメタコの関係がポイント。

#30 代理戦争!?命をかけたギャグ

パロディネタの多さとギャグのおもしろさで屈指の名エピソードと言える回。
全編に至り『アイドル伝説えり子』&『アイドル天使ようこそようこ』の徹底的なまでのパロディ。「ヤエ子のヤはヤエ歯のヤ」とか『ようこ』のファンが聞いたら暴れ出すんじゃないか。
当時は気付かなかったけど、どっちも葦プロ制作だったのね。さすがに自社ネタじゃなきゃここまでやれないか。
もちろんゲストヒロイン・ヨルルンのCVは矢島晶子さん、ヤッキュンのCVはかないみかさん。矢島さんはヨルルンのイメージソングもボーカルアルバムで歌ってます。パロディキャラのイメージソングをアルバム収録ってのも考えてみれば凄いな。。
パロディ以外でもラムネスとダ・サイダーのダジャレ対決もテンションが高くておもしろい。
破壊戦士のガラシャーンとカスガーノのCVはどちらも2回目の出演となる鷹森さんと水谷さん。それぞれ『えり子』と『ようこ』に出演しているという徹底ぶり。つーか仲違してないでさっさと石板持ち帰れば良かったのにねー。

2008年10月02日

『NG騎士ラムネ&40』DVD-BOX DISC4

DVDを観るだけでなく、『ラムネ』のボーカル曲も聴いてます。
草尾毅がカッコいいのは勿論として、改めて聴くと『男と女はパピプペポ』とか『シアワセになるでんna』とか三姉妹の歌もいいよね。
ニコマスに合いそうだなーと思って探したけど見つからず。
やるとしたら、レスカ=美希、ココア=あずさ、ミルク=伊織かなあ、やっぱ。レスカ=あずさ(お色気的な意味で)、ココア=律子(眼鏡的な意味で)、ミルク=千早(胸囲的な意味で)とかも考えたけど無茶だな。伊織の『男と女はパピプペポ』とか無茶苦茶聴きたいんですが。

閑話休題。感想行きましょう。

#19 ガンバレー!ミルクの子守り歌

ミルクと子供ドラゴンの交流の話。ミルクがまたしてもヒロインらしいことを!
ドラゴンとさりげにドラゴン語?で会話しているタマQ。バイリンガル機能なんてあったのか。
ダ・サイダーのアストロスピン破りに笑った。逆回転してどうする。
キングスカッシャーを石像で押し潰して「私の芸術は実用性もあるのじゃ」って、思いっきり壊れてるんですが。ドラゴンこき使ってつくってたのにいいのか?
突然メタコが「だばー!」とか叫ぶので何事かと思ったら、お母さんドラゴン役もTARAKOさんがやってたのね。特徴的な声の人に何役もやらすなよ。

#20 見つけた!アンナモンコンナ門

前半にみんなが見てた夢が楽しい。どいつもこいつも欲望に忠実すぎる…。
これしか着るものが無いって、そもそもなんで着ぐるみが…。
ゼンザイン初登場。中原茂さんに関西弁キャラさせるってのも凄いよな。CDでは歌まで歌わせるし。
ようやく揃った守護騎士総出撃は燃える。でもBGMが変。『ラムネ』ってときどきBGMの選曲がおかしいよな。

#21 輝け!守護騎士コンテスト

またまた総集編。今までの守護騎士の戦闘シーンに声を当て直しているのが楽しい。脚本は今回もあかほりさとる。
新作パートの作画は今回も良好。
観客は今までのゲストキャラ。リアクションもおもしろい。
またダ・サイダーが人形とランバダを! しかも人形はどう見てもナディア。ランバダってのも時代ですな。
「バリ島へ行きたい!」ってまた判りにくい楽屋ネタだなー。

#22 最高だミャー!タマQ…その愛

この辺からストーリーも作画もテンション上がってきたよなー。
ウレPちゃん初登場。5000年もハラハラ城で寝てるんだったら故郷に帰ってれば良かったのに、タマQ。あとあの形と顔でラブシーンするなよ、おまえら。
折笠さんがテレヤンでまた少年役をやってるな。女の子役はダメですか?
キングスカッシャーがガンダムハンマーを! あんな武器あったっけ?
そして、取って付けたようなレスカとダ・サイダーの秘密キター! ホントに取って付けたあたりが凄いよな。

#23 ウソかマコトか?ラムネス伝説

ラムネスの口車でノコノコついてくダ・サイダーとレスカ。ドン・ハルマゲ様の忠告まったく意味なし!
ミルク、ココアとレスカが姉妹ってのは突然決まった設定だったらしいけど、ダ・サイダーがもう一人の勇者ってのも後付けだったのかな?
どーでもいーけど、ダサイダーってクィーンサイダロンに乗る時ヘブン状態になるよね。あのシーン、結構好き。

#24 突入ホイホイ城!愛の戦士たち

セイロームとシルコーンの合体形態・チャリオット初登場。アッサームとゼンザインでも出来そうな気がするがどうなんだろ?
ラムネス達を先に進ませるために奮闘する守護騎士たち。お約束の展開だけど燃える!
とっさにレスカを庇うダ・サイダー。何だかんだ言ってこーいうところがいい男だよね、やつは。

2008年09月29日

『NG騎士ラムネ&40』DVD-BOX DISC3

この感想を書くために押入れから『コミックボンボンスペシャル 完全保存版 NG騎士ラムネ&40』を引っ張り出しました。
各話スタッフリストやインタビュー、設定資料など今となっては貴重なムック本ですな。
各話解説も載っているけど、あまり読み過ぎるとここに書くことが無くなってしまいそうなので自重しよう。

#13 ダブルダブルでイースカー!?

#4ほどじゃないけど、作画が残念な感じ。
ダ・サイダーに惚れている双子のナルシー、ナルピーがなかなか気持ち悪い。一応女だよな、この二人。
ゲストヒロインのココナッツちゃんは富永みーなさん。当時の人気どころの女性声優を片っ端から呼んでる感じだなー。
守護騎士ブルマン&キリマン初登場。あの二体、単体での戦闘力ってどうなのとか、ブレンドンの人格ってどこから来てるのとか、当時から疑問だった。あかほりの小説がもう少し続いてたらアッサームみたいに過去話があったかもね。

#14 登場!クィーンサイダロン

ヘビメタコ初登場&ダ・サイダー衣装替え。メタコが出てくると俄然“らしく”なってくるね。この辺から作品自体のテンションも上がってきた気がする。
メタコ&クィーンサイダロン初登場の回ということで作画も良い。
#3に続き折笠愛さんがゲストキャラ担当。でも今回も少年役。

#15 ハワイイ島のカメカメカ大王

ダジャレが多いのでもしかしたらと思いきや、やはり小山さんが脚本。
観光客にヨカボディの秘密を知られないように、とか言ってる割に住人に口止めとかしてないよね、カメカメカ大王。
しかし、今回も前回もラムネス達は何もしてないのに、ドン・ハルマゲの呪いが解けちゃってるのは何故だ。
時間の都合でお仕置きは無し、とかドンハルマゲ様も結構てきとーだよなー。

#16 走れラムネス!童話の森のワナ

ベッピーン再登場。TVシリーズで再登場したゲストキャラってベッピーンだけだよな。そういや某ムックの嘘企画書でOVAのEX3ではベッピーン復活なんてまことしやかに書かれてたっけ。
7人の小人の性格がミルクそのまんまで凶暴かつ能天気なのがおもしろかった。
白雪姫なんだから王子様のキスで起こしてあげれば良かったのにラムネスの甲斐性無しめ。まあ、シリーズ後半やOVA以降ならそういう展開もありだろうけど、この頃のお子様なラムネス&ミルクには無理か。

#17 美人はどっち?レスカ対ココア

美人コンテスト。作画がまともで良かった。
ココアのシューズに画鋲を入れるレスカ。さ、さすがだ。そしてその画鋲が自分のシューズに入ってしまう辺りも見事すぎる。
清純な乙女に釣られてノコノコやってくるユニコーン。呪いにかかっているとはいえアッサーム、情けなさすぎる。

#18 ワナワナ!逆襲のダ・サイダー

ミルクが食欲魔人ぷりを発揮。
珍しくドン・ハルマゲの手下でないガラパッチ族の酋長。ダ・サイダーやレスカからがめつく代金を要求したり、ダ・サイダーの落した設計図をミルクに売ったりと、なかなかいい味出してました。
相変わらず色仕掛けで騙されるダメ勇者。レスカにキスされて舞い上がったラムネスが世界を一周してたけどなぜかハラハラワールドが丸かったり。
ミルクが初めてヒロインっぽいことをやった気がする。落ちで台無しだったけど。

『NG騎士ラムネ&40』DVD-BOX DISC2

サクサクと『ラムネ』TVシリーズの感想を続けていきます。

#7 パカッ!頭に花さくニャイル河

ベッピーン登場。印象的なゲストキャラ多いよね。勝生真沙子さんもハマってる。
レスカとベッピーンもいいコンビ。ハラハラ女学院からの付き合いって、ふつーにレスカをガッコ通わせたんだよね、ドン・ハルマゲ様。
ふぬけたラムネスがセイロームの頑張りに感動して熱血を取り戻す展開は、お約束ながらなかなか燃える。

#8 迷って迷ってホラミッド!

せっかくダンジョンが舞台なんだからトラップにもっと凝っても良かったんじゃないかなー。トタンカーメンは地味に良いキャラだったけど。
ゲストヒロインのシズーカは鷹森淑乃さん。工藤静香がモデルなのが時代だなー。
シルコーン登場。昔から思ってたけど、シルコーン大変形って微妙よね。上下逆さまになって通常時の頭部が股間についてるのがなんとも…。

#9 ゼンマイだらけのギアシティ!

ダ・サイダーの「パターンから言って今回は新しい守護騎士は出てこない!」に笑った。
あと初めてダ・サイダーが「やってやるぜ!」と叫んでいる。このときはまだ一発ネタだった模様。まさか矢尾さんもこの後十数年経っても「やってやるぜ!」と叫び続けることになるとは思わなかっただろう。
おー、青野さんがマッドサイエンティストをやっとる。話にまったく絡んでこないのも結構凄い。
9話にして早くも女の子に弱いことがレスカたちにばれて、色仕掛けでメタルコインを奪われる勇者(10歳)ってのはどうなんだ。
斎藤さんが作監の回はやっぱ作画良いな。

#10 アララ?寝ぼけて寝ぼけて海の上

どんな話だったっけ? と思ったら総集編か。まだ10話なのに。スケジュールとかいろいろ厳しかったんだろうねー。
新作部分のミルクが無駄に美少女で吹いた。食ってばっかだったけど。作監は『お嬢様特急』でおなじみ柳沢まさひでさんでした。
あかほり、この手の総集編の脚本・構成は上手いよね。

#11 ヒック!本音ジュースにご用心

今回のスタン帆船の修理といい、#8での穴掘りといい、ポーン8兄弟、役に立つなー。
ホンネードを飲んでもあんまり普段とミルク変わらんような…。
ホンネードを飲んだミルクと同レベルで張り合ったり、ミルクが目の前で捕まっているのに勝負に勝ったことに喜んでたり、メタルコインを間違えたり、やっぱりホンネードを飲んだシルコーンとケンカしたり、人質にされているミルクを忘れてたり、いつもに増してダメ勇者だな、ラムネス。
守護騎士も飲み物飲めるんだね、どうでもいいけど。
お仕置きのレスカがドロンジョ様のようでした。性的な意味で。
ゲストヒロインのソフィーは伊藤美紀さんでした。

#12 リューグー村は老人パワー!?

#5でカメが連れて行ってくれると言った竜宮城ってここだったのかなー?
今回の敵キャラのラーシマ、色々とダメすぎる奴でした。
アドバイザーロボットも年取るとひげ生えるんだな。ゴルBさんも生えてたもんな。
ゲストヒロインのオトト姫は水谷優子さん。水谷さんは後に破壊戦士やEX2のアップルティも演じてます。
ココア、13歳なのにスタイルいいよね。レスカもそういや16歳なんだよな。

2008年09月28日

『NG騎士ラムネ&40』DVD-BOX DISC1

先日紹介したラムネのDVD-BOX、買っちゃいました。

NG騎士ラムネ&40 DVD-BOX 〔初回限定生産〕NG騎士ラムネ&40 DVD-BOX 〔初回限定生産〕
草尾毅, 横山智佐, 玉川紗己子, 神代知衣, 開木菜織


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1話から観始めてますが、せっかくなので各話ごとの感想を書いてみることにします。
まあ全37話+OVA6話の長丁場なので途中で投げ出すかもしれませんが、そのときは「笑え、笑えっつってんだろーが、てめーら!(ドガガガガガガッ!)」てな感じでひとつ。

#1 シュパーン!キングスカッシャー復活

記念すべき第1話。
DVDの割に画質が良くないね。リマスタリングとかしてないんだろうなー、キングレコードだし。まあ画質にこだわる方じゃないし、これはこれで当時の雰囲気があってアリだけど。
物語の導入としてはオーソドックスなストーリーですな。
キャラ造形が固まってないのか、ココアの性格が結構違う。ミルクもココア自身もココアを不細工と認識していて、ココアが自分の容姿を気にしているってのが結構驚きでした。
ラムネの担任の先生、島本須美さんか! ちょいキャラなのに贅沢だな。
あとラムネのおかーさん、地味に美人。
ダ・サイダーの記念すべき初ダジャレは「墓まで破壊しろ」、テストに出るので覚えておきましょう。

#2 正義の力だ!セイントボム

セイントボムとサムライオン初公開。やっぱりキングスカッシャーはかっけーなー。
そういや何の説明もなくミルクとココアがラムネスと一緒に旅立ってるな。一応お姫様なのに。
お仕置きロボも初登場。『ラムネ』って序盤は特に『タイムボカン』要素が多いけど、この辺なんかまんまよね。

#3 ポッキンシティは腹ぺこだ!

冒険が本格的に開始。
自分よりおもしろいダジャレを言われて切れるダ・サイダーはお約束だけど、なんと2話3話ともにダ・サイダーがダジャレを言っていない! まだまだキャラが固まってなかったんだろーね。

#4 ガハハ!ゴクロー山の爆笑扇

やべー! 作画やべー! こ、これが作画崩壊って奴か…。
『ラムネ』の序盤って作画が良くなかったイメージはあったんだけど、3話までは作画安定してたんで油断してた。これはヤバい。
キャラどころかスタン帆船までおかしいのが凄まじい。
あまりの酷さに作画監督の名前をググったらあの『MUSASHI -Gun道-』の監督だった。18年前から作画崩壊していたってのがすげー。
ゲストヒロイン・リンのCVが本多千恵子さんで、ゲスト敵キャラのCVが石丸博也さん。ホント、『ラムネ』はゲストのキャストが豪華だよな。
サムライオンのときのBGMが今回からサムライオンのテーマ曲に。やっぱサムライオンといえばコレだよな。

#5 バンビの頂上になぞなぞの嵐!

作画はなんとかまともに戻りました! 褒められたもんじゃないが、まあ耐えられるレベル。
シカトばーさん懐かしい。いたなーこんなキャラ。
いつもにましてダジャレが多かったけど、脚本は小山さん。さすが。
今回のゲストキャラ・カンフーのCVは高山みなみさん。
セイローム初登場。シャープなデザインでセイロームもカッコイイよね。

#6 熱血!?カンカン村でアッチッチ

そろそろストーリーのフォーマットが固まってきた気がする。
セイロームの「私が正義だ」のセリフがひどい。どんな騎士道だ。
ゲストヒロイン・ナンテンのCVは西原久美子さんでした。ウレPちゃん以外にもやってたのかー。

2008年09月01日

勇者ふたたび…

何気なくニコ動で“ラムネ&40”で検索。

「やっぱ『ラムネ』好きだなー。草尾さんかっけーなー」とか思いながら↑の動画を観てたら、なんとDVD-BOX復刻ですってよ。

NG騎士ラムネ&40 DVD-BOX 〔初回限定生産〕NG騎士ラムネ&40 DVD-BOX 〔初回限定生産〕
草尾毅, 横山智佐, 玉川紗己子, 神代知衣, 開木菜織


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『NG騎士ラムネ&40』と『鎧伝サムライトルーパー』は私がアニメオタクになるきっかけとなった作品。この2作品が無ければオタクになっていなかったとは思わんけど、今とは違う俺にはなっていただろう。
初めて買ったCDも、初めてビデオで全話録画したアニメも『ラムネ』。更に言えば今でもダ・サイダーは俺の中で最高のヒーローの一人だし、ココアは私が唯一萌えた(無論そんな言葉は無かったけど)眼鏡っ娘だったりする。
DVDで全部揃えたいと思うアニメも『ラムネ』とあとは『はれぶた』と『サイバーフォーミュラ』くらいなのだけど、以前発売された『ラムネ』のDVD-BOXは初回限定生産だったためヤフオクなどでもプレミア価格が付いていた。
発売当時はそんな金銭的余裕も無かったし、定価の倍も出して買う気も起きなかったけど、これは買わざるを得んだろう。
TVシリーズ全話に加えてOVA2作品も収録。総集編も入れてほしかったが、こちらはビデオを持ってるのでまあ良し。
序盤の守護騎士集めをしている頃の、作画もシナリオもグダグダな話をまた観られるかと思うとクラクラしてきますな。

更に、DVD-BOX再販に合わせてキングスカッシャーもフィギュア化!

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ここ数年、数々のロボットがフィギュアや超合金で発売されてきたというのに全く立体化されなかった『ラムネ』の主役メカ・守護騎士キングスカッシャーがついに発売。
Amazonの商品写真を見る限り、かなりいい感じじゃないでしょうか。サムライオンの変形まで再現してるし。
こうやってみると、やっぱりキングスカッシャー、かっこいいなー。『ワタル』の影響が大きいのは否定しないけど、独特の魅力があるよね。
しかも、キングスカッシャーに続いてクイーン埼玉ンクイーンサイダロンの発売も決まっているらしい。実はキングスカッシャーよりクイーンサイダロンの方が好きなのでこちらも期待大です。

まさか、放送開始から18年(!)も経って『ラムネ』のDVDやフィギュアが出るなんてねえ。
…恥ずかしいけど、言っちゃっていい?

「俺は今、猛烈に感動しているー!」