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2011年10月02日

『とある飛空士への追憶』

最近は読書メーターのまとめしか更新していなかった当ブログですが、『とある飛空士への追憶』の映画を観てきたので久しぶりにちょちょいと更新。

原作は発売当時、いろんな所で話題になってたので読んだ。
よくできた2時間ものの映画を観たような気持ちの良い作品だと感じて、実際に映像化された時のことを想像してみたりもしたけど、本当に映画化されてしまうとは。まあ、TVシリーズにするには短いし、映画化も昨今の流行りではあるけれども。

映画化の際に発表されたキャラデザは微妙な印象だった。原作のイラストも魅力だったので。
ただ制作がマッドハウスならばそう酷いことにはならないだろうとも。
マッドハウスは私の中では常に80点を取る優等生なイメージ。そのせいであまり話題に上がることも無いけど、安心できるアニメスタジオだと思う。

んで、実際に観た感想はと言えば、期待以上、とは言わないけど期待通りの出来。原作の魅力を十二分に引き出して映像化してるんじゃなかろうか。
原作で映像化してほしいというシーンもしっかり再現してる。ウリのひとつである空戦シーンも見事。
気になっていたキャラデザも動いているのを観たら予想以上に良かった。ファナかわいい。

難を言うと、やっぱり主役二人の演技。
基本メインの二人の出番がほとんどなので、その演技がアレだとやっぱり辛い。
知らない名前だったのでそうだとは思ってたけど、やっぱり本職の声優じゃなかった。
声優じゃない人の演技は、ジブリ作品や最近だと『サマーウォーズ』とか現代日本が舞台の作品だったりするとまだ自然な演技と聴こえなくもないんだけど、異世界もので日本人じゃないキャラだと違和感がどうしてもねえ。
うーむ、こういう一般層を狙ったわけじゃない作品なら声優じゃない人引っ張ってこなくてもいいと思うんだが。

しかしまあ、十分良作といえる出来の作品だとは思う。
原作既読の人はもちろん、未読の人も楽しめる作品だと思うので、機会があればご覧下さいな。

2011年06月10日

川上とも子さん逝去

とも蔵こと川上とも子さんが亡くなった。

好きな声優は? と聞かれたら真っ先に名前を上げるのがとも蔵だった。
悲しくて、仕方ない。

数年前から病気療養のため声優の仕事は休業していたけど、昨年は何作かで復帰していたし、山本正之さんも大丈夫だと言っていたので、必ず完全復帰すると信じていた。

私がとも蔵のことを知ったのはやっぱり『少女革命ウテナ』の天上ウテナ役。
その後も印象深い役を演じることが多かったし、正之さんの弟子でピンク・ピッギーズのメンバーだということもあり、いつの間にかファンになっていた。
ラジオ『うさぎのみみたぶ』もずっと聴いてたし、アルバム『ADOLESCENCE DOLL』も持ってる。声優のオリジナルアルバムなんて他に持ってない。

『宇宙海賊ミトの大冒険』のミト、『天使になるもんっ!』のノエル、『学校の怪談』のさつき、『怪盗きらめきマン』のリップ、『ちっちゃな雪使いシュガー』のシュガー、『DESIRE』のティーナ、『トゥルーラブストーリー2』の七瀬かすみ、『ドキドキプリティリーグ』の神田紗由里、『ときめきメモリアル Girl's Side』の藤井奈津実と、Wikipediaで出演作をざっと眺めても心に残る作品の印象に残る役がたくさんある。
ウテナを代表する、凛とした少女の演技がなんといっても魅力的だった。少年役も上手かったけど、やっぱり少年のような凛々しさを持った少女の役が一番ハマっていたと思う。
それでいて幼女や可愛いキャラの演技も良かった。思い返すと色々なタイプの役を演じていたんだなあ。

正之さんもとも蔵をとても可愛がっていた。
ライヴやラジオでの微笑ましいやり取りが思い出される。
『シチリア島マフィアの美少女』『南極観測流氷美少女』では美少女の声を演じてた。
私の個人的な印象なのだけど、美少女シリーズを始め、少女への憧憬を込めた歌のイメージってとも蔵なんだよね。
daughterみたいな存在、と言っていたとも蔵を亡くした正之さんの悲しみはいかばかりか。

私が生で姿を見たのはいずれも正之さんのライヴ。『きらめきマン』の『LIP STEAL』をソロで歌っているとも蔵は可愛かったなあ。
ライブ会場(確か渋谷オンエアウェスト)から出てきたとも蔵に「お疲れさまでした」と声をかけたこともあった。

とも蔵の声やキャラクターや歌を思い返すほどに、悲しくて仕方ない。
とも蔵号で天国に行って、久しぶりにマーブルと再会できたのかなあ……。

最後に、アルバム『ADOLESCENCE DOLL』から、とも蔵自ら作詞・作曲した『ロウソクが残すもの』の歌詞を紹介します。
心に、届いてるよ。

小さな頃から思ってた
優しくて いい人は
命のロウソクの長さが
人より短いんじゃないかと

そばにいてほしい人から
神さまは 天に呼ぶんだと
冷たい教会のベンチで
何度もなぐさめられたけど

小さな夢を持ってた
どんな時も笑ってた
わがままな 神さまのこと
今日も憎んでしまう

あなたのことを忘れない
いつまでも胸の奥にいるから
あなたのくれた その笑顔
大切に抱きしめて

私のロウソクが消えたら
どんなものが 残せるの?
たったひとり 足りなくても
世の中 変わらず流れてく

涙に色はないけど
心をいろんな色に
変えられると信じてる
命の力 強いから

ひとつだけでも 残したい
大切なもの 求め もがき 続ける
せいいっぱいに 生きたなら
心に届くだろう

2010年07月30日

'10夏アニメ雑感

そろそろ7月も終わり、7月開始の夏アニメの評価も定まってきた頃なので感想をサラッと。
今回はタイトル50音順で。
Twitterでの第1話視聴後の感想も興味があればご覧くださいな。

◆あそびにいくヨ!

原作はMF文庫Jのラノベ。原作はアニメ視聴後に1巻だけ読破。
猫耳宇宙人と地球人の交流を描くラブコメ。
MF文庫Jの作品らしくハーレム系ラブコメかと思いきや、周囲の人間がみな組織に属していたりしてハードなSF的展開もあるのかと思っていた時期が俺にもありました。
ファーストコンタクトもののSF的な要素は確かにあるけどその辺は味付けでやっぱり本質はラブコメでした。ノリは悪くないのでまあお好みでってところ。

余談だけど、原作で一番おもしろかったのは地球を訪れる前にメルマック星と交流しようとして上手くいかなかったってとこでした。そりゃあそうだよな。

◆アマガミSS

原作はPS2のギャルゲー。『TLS』の魂を受け継ぐゲームなので当然プレイ済。
『キミキス』の不評を受けてか、各ヒロインごとのストーリーを4話構成で送るオムニバス形式。
作画も良好でシナリオも原作のイベントを再現してるので違和感無し。アニメでやると橘さんの変態っぷりが際立つな。
ただ、尺の都合もありゲームのイベントをただ繋げた感じになってるので流れは悪い。森嶋先輩編のラストの展開もちょっと唐突な印象は否めない。
そんなこともあってアニメならではの魅力は乏しい。これならゲームやればいいじゃんって話になっちゃう。『キミキス』みたく各ヒロインのストーリーごちゃまぜにした方がカオスになって楽しかったのにと個人的には思う。『キミキス』観てないから言えるのかもしれんけど。
ま、原作通りにやればつまらないと言い、改変すれば原作レイプとか言うんだから、視聴者は勝手なもんだわな。
スタッフの愛が森嶋先輩より少ないのか薫編に入った途端作画が怪しくなったのも不安材料。ま、少なくても梨穂子編までは付き合います。

あと『キミキス』のアニメは無かったとか言ってるヤツがいるが、そういう台詞は『TLSS』のアニメを観てから言いやがれ。

◆オオカミさんと七人の仲間たち

原作は電撃文庫のラノベ。未読。
おとぎ話をモチーフとした学園もの。設定といいキャラクターといい、いかにも今どきのラノベといった感じ。
悪くはないんだけどこれといった魅力に乏しいなあ。JCスタッフだけあって安定感はあるけど。
そんな中で特徴的なのは新井里美さんのナレーター。新井さんの声は癖になりますな。ツッコミ入れ過ぎでときどきウザいくらいなんだけど、これが無いとホントに特徴の無いアニメになっちゃうからなあ。
EDがLAZYのヒット曲『赤頭巾ちゃん御用心』のカバーなのはちょっとおもしろい。

◆学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

原作は月刊ドラゴンエイジ連載のコミック。アニメを観た後に原作は一通り確認。
エロでグロでバイオハザードな話。TVアニメでやるのはなかなか厳しいと思ったら案の定地上波ではかなり規制されている模様。
極限状態での人間の弱さや醜さをしっかり描いているのは良い。
ホラーやサスペンスものにエロは付き物だけど、変に巨乳やパンチラを強調するような見せ方は違和感あるなあ。まあ原作通りではあるんだけど。
4話でいきなり回想ばかりになってしまったところも不安材料。規制なのか尺稼ぎなのか。いずれにしても原作が全然進んでないので「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドが予想できるのも勿体無い。

◆屍鬼

原作は小野不由美の小説。『十二国記』が好きなので読まねばとずっと思いつつずっと来てしまった。
寒村に起こった連続死亡事件から始まるホラーな話。
藤崎竜のコミック版をベースにしているためキャラデザが独特。この作品でピンク髪のヒロインとかないだろ。ノイタミナなんだし、もっと地味というか写実的なキャラデザでやっても良かったんじゃ。
キャラデザとか音楽の使い方とか違和感を覚える点はいくつかあるけど、さすがにストーリーは良いし、ホラー的演出もいい感じ。
4話になって話も大きく動き出しておもしろくなってきた。ノイタミナだし大崩れはしないだろうってことで継続視聴。

◆祝福のカンパネラ

原作はPSPにも移植されるエロゲ。原作は未プレイ。
よくあるぬるいハーレム系ラブコメではあるんだけど、意外と悪くない。キャラクターも可愛いし。毒にも薬にもならん感じだけどBGVとしてボーっと見る分にはいいな。
ファンタジーな世界で一応冒険もするみたいだけど、誰かが死んだり鬱展開になったりはしなさそう。
どうでもいいけど、こやまきみこ、高野直子、こおろぎさとみってキャストだけ抜き出してみると一昔前のピンクパイナップルのアニメみたいだな。

◆ストライクウィッチーズ2

「パンツじゃないから恥かしくないもん!」で色んな意味で話題になったタイトルの続編。前作も視聴済。
制作スタジオの変更や坂本少佐のキャスト変更などいくつか不安要素はあったけど、前作と変わらぬクオリティで安心して観られる。
魅力的なキャラクターはもちろん、パンツじゃないズボンを魅せる空戦シーンも健在。
ただ前作から新要素が少ないので新鮮さが乏しい点と、前作ほど戦争状態の緊張感みたいな部分が薄い点が気になるところ。その辺は今後の展開に期待か。

◆世紀末オカルト学院

テレ東&アニプレックスのオリジナルアニメブランド・アニメノチカラ第3弾。
ノストラダムスの予言を阻止するために2012年から1999年にタイムスリップしたエージェントとオカルト嫌いの少女マヤが学院に巻き起こる怪事件に挑む。
これは予想外におもしろかった。ちょっと懐かしい99年という時代設定と最近じゃ流行らないオカルトネタを上手く組み合わせて、古臭いテーマなのに新鮮なドラマに仕上がってる。コメディとシリアスのバランスもいい感じ。
予告で99年当時のヒット曲を各キャストに歌わせるなど、小ネタも上手い。
ヒロインのマヤのキャラが魅力的だし、サブキャラも濃いのが揃ってる。もうひとりの主人公の文明のクソ人間っぷりも酷いが、これはそのうち覚醒すると信じよう。
雑誌・ムーが監修しているってのも分かってる感じだけど、ムーは本誌の方でももっとプッシュすべき。出てきたオカルトネタを毎号解説するくらいはやってほしい。

◆生徒会役員共

原作は週刊少年マガジン連載のコミック。マガジンを立ち読みするときに目につけば読む程度には既読。
ひと癖ある人間の集まった生徒会の日常を描く。
うーん、4コマコミックのアニメ化の悪い見本かなあ。4コマをそのままアニメにしても面白い訳がないわけで。原作の間が生かされてない。
美少女が下ネタを言うシュールさが魅力なんだろうけど、キャラが薄っぺらくて魅力が無いのでつまんない。まあこれは原作が悪いんだけども。
例えば『B型H系』なんかは美少女が下ネタって点は一緒だけどヒロインの山田が魅力的だったから良かったんだよね。しかもこちらは下ネタ言うだけでキャラ自体のサービスシーンがあるわけで無し。
結局、この作品をアニメ化すること自体が間違いだった、という真っ当な結論に至ってしまうのだった。どどうせ氏家ト全作品をアニメ化するなら『妹は思春期』の方が良かったなあ。

◆戦国BASARA2

原作はPS2のゲーム。原作は未プレイで前作も未見。
独特な解釈で繰り広げられる戦国絵巻。前作観てなくても大丈夫だろうと思って観たけどやっぱり全然オッケーでした。
ハイテンションかつおバカなノリが面白過ぎる。前田慶次が常識人に見えるBASARAマジック! 予備知識がほとんどないので戦国武将がどんな風にアレンジされて出てくるのかも楽しみ。
こりゃあアニメの前作はもちろん原作のゲームもやりたくなっちゃうなあ。レッツパーリィ!

◆伝説の勇者の伝説

原作は富士見ファンタジア文庫のラノベ。原作未読。
今日び珍しい王道っぽいファンタジーもの。
第1話はキャラの顔見せのためにかなりグダグダだったけど、2話からはそれなりに安定して観られるようになった。
ただラノベ原作では特によくあるけど、原作のストーリーを省略してやってるのでイマイチ話が安っぽい。『いちばんうしろの大魔王』ほど露骨じゃないにせよ。
アニメの出来はあまり褒められたもんじゃないけど、原作はおもしろそうなのでそのうち読んでみよう。

◆ぬらりひょんの孫

原作は週刊少年ジャンプ連載のコミック。原作未読。
妖怪の総大将ぬらりひょんの血を引く少年が主人公の学園怪奇ファンタジー。
今どきのジャンプっぽいキャラクターとストーリー。というかむしろ一昔前のガンガンっぽい。
アニメの出来も一昔前のテレ東かテレ朝の夕方6時代のアニメのノリとクオリティだなあ。癖は無いけど特筆したいところも無い。
雪女のつららを始め女の子は可愛いけど、それだけで観続けるのは辛いかなあ。

◆みつどもえ

原作は週刊少年チャンピオン連載のコミック。原作未読。
日本一似てない三つ子の小学六年生が巻き起こすドタバタコメディ。
うーむ、テンション高くてノリは悪くないんだけど、どうにもギャグが面白くない。
下品なネタは嫌いじゃないけど、ギャグが面白くないと不快なだけだよな。
つまんないギャグよりはつまらないシリアスの方がまだマシな訳で、ホント人を笑わせるのって難しいよなあということを再認識させられました。



『セキレイ~Pure Engagement~』『黒執事II』『デジモンクロスウォーズ』辺りは続きものだったりするのでスルー。
一通り観た中でベスト3を挙げるとすると『RAINBOW』『ハートキャッチプリキュア!』『SDガンダム戦国伝』というところでしょうか。
ってまあそれは半分冗談だけど、正直今期は「コレは!」ってな作品が少なかった。
その代わりこれはダメだろってな作品もあまり無い。70点~50点くらいの間にどの作品も収まる感じ。

そんな中でも私の一押しは『世紀末オカルト学園』、3作目にしてようやくアニメノチカラを見せてもらった気がする。アニメノチカラ枠は終了らしいけど。
次いで続きものの『ストライクウィッチーズ2』と『戦国BASARA』は人気作の続編という事でさすがの安定感。
『アマガミSS』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』『屍鬼』は色々惜しい感じ。後はまあ団子状態でお好みの作品があれば、という感じ。

正直、あまり観るべき作品が多いとは言えないけど、人はアニメのみに生きるにあらず。こういうときは他の趣味に時間を割くなり過去の作品を観たりするのもいいんじゃないかしらね。とりあえず私はいい加減録り溜めた『仮面ライダーW』を観たいと思います。

2010年04月26日

'10春アニメ私的ランキング

'10春アニメも一通りチェックしたのでまとめておく。
各作品の感想をとも思ったんだけど、メンドーなので今回は私的ランキングってことでお茶を濁そう。

RAINBOW 二舎六房の七人
おおきく振りかぶって 夏の大会編
荒川アンダーザブリッジ
HEROMAN
GIANT KILLING
四畳半神話体系
けいおん!!
WORKING!!
会長はメイド様
さらい屋五葉
SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors
B型H系
いちばんうしろの大魔王
閃光のナイトレイド
薄桜鬼
kiss×sis
Angel Beats!
迷い猫オーバーラン!
裏切りは僕の名前を知っている
最強武将伝三国演義

(選外)
一騎当千 XTREMEXECUTOR
真・恋姫†無双~乙女大乱~
MAJOR- メジャー-6th
トランスフォーマー アニメイテッド
ジュエルペット てぃんくる☆

とりあえず『RAINBOW 二舎六房の七人』と『おおきく振りかぶって 夏の大会編』の1,2位は不動。どちらも原作の良さはもちろんのこと、アニメならではの魅力を加味している。
続く『荒川アンダーザブリッジ』『HEROMAN』『GIANT KILLING』は結構団子で、どれも観ておいて損は無いレベル。
『けいおん!!』『WORKING!!』『会長はメイド様』も、まあ安心して観られる。
ノイタミナの『四畳半神話体系』『さらい屋五葉』はまだ1,2話しか放映してないので場合によっては順位が上下するかも。今のところ、どちらも癖は強いもの好印象。
『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』は若年層向けでノーマークだったけどなかなか楽しい。逆に『閃光のナイトレイド』は今のところ期待外れ。
『B型H系』『いちばんうしろの大魔王』『薄桜鬼』『kiss×sis』辺りもそこそこ観られるので好みに合えば、といったところ。
『Angel Beats!』『迷い猫オーバーラン!』『裏切りは僕の名前を知っている』『最強武将伝三国演義』はぶっちゃけさっぱりオススメできません。『Angel Beats!』とか話題性を除けば論評に値しないレベルだと思うんだけどなあ…。
選外の作品は続きもので評価不能&好みから外れるので評価無し。

今期もそれなりに観られる作品が多い印象。少なくとも『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』よりランキング上位の作品はチェックしていくつもり。

2010年03月22日

劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』を観てきました

ユナイテッドシネマ新潟がメンズデーで1000円、せっかく新潟でもやってるんだからと劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』を観てきました。さらっと感想などを。

原作は大ヒットとなった18禁ゲーム。後にPS2に移植され、TVアニメにもなった。
TVシリーズは原作のセイバールートを元にしていたが、今回の劇場版は原作の凛ルートをアニメ化。
私は原作ゲームはプレイ済も、TVアニメは未見。原作をやったのもかなり前(もう6年も前のゲームなんだな)なのでかなりうろ覚え、という程度のファン。

一言で感想を言えば、手放しでは褒められないけどそれなりに楽しめた。
やっぱり最大の難点はシナリオ。キャラクターが多い上に人間関係も複雑な原作を2時間に纏めるのは無理があった。原作のストーリーを切り貼り、継ぎ接ぎしてまとめましたという感じになってる。
うろ覚えとはいえ原作プレイ済の私でさえ、話の繋がりが分かりにくかったり、キャラクターの心情がわからない部分があったので、原作を知らない人はかなりおいてけぼりだったのではなかろうか。
それでも終盤の、士郎とアーチャーの対決、士郎がアーチャーとぶつかり超克する部分は上手く描けていたんじゃないかと思う。

多分、もっと劇場用にわかりやすくストーリーを再構成することもできたと思う。でもあえてそれをしなかったのは、原作の名シーンの数々をできるだけ映像化したかったのだろう。
たとえば、セイバーがキャスターに捕えられキャスターの趣味丸出しのドレスを着せられて身悶えるシーンとかストーリー上カットすることは可能だろうけど、あれが無かったらやっぱりファンは怒るだろう。俺も怒る。
とはいえ、やはり無理やり纏めてるので見せ場のほとんど無いキャラも多い。藤ねえはともかく、キャスターやイリヤは「え?」と思うほどあっさり退場してしまう。
未見の人には分かりにくく、原作ファンには物足りない、中途半端な感じになっている事は否めない。

映画だけあって作画のレベルは高い。
前述の通り、原作の名シーンが高いクオリティの作画と声優の熱演で再現されるのはファンにはやはり嬉しいだろう。
ただ、私はTVシリーズ・PS2版ともに触れてないので、ちょっとキャストは違和感があった。凛の植田佳奈の甲高い叫び声がちょっと癇に障る。川澄綾子のセイバーは思ってたよりはずっと良かったけど。
そんなわけで、凛のオーバーニーソックスと絶対領域を堪能するのが本作の正しい楽しみ方だと思う。

観に行った人の感想はいくつか見てたのである程度覚悟してたけど、映画を観たという満足感は味わえたのでまあ良し。
原作を全然知らない人には勧めにくけど、原作プレイ済で、PS2/アニメ版のキャストに不満の無い人ならそれなりに楽しめるんじゃないかと思う。
ただまあ、ここ最近観たアニメ映画で比べると、マクロスF>なのは>Fate、の順番になっちゃうかなあ、やっぱり。
なんかこう色々ともやもやしたので、久しぶりに原作のゲームの方もやりたくなった。原作に触れたくなるのはいいメディアミックス作品の条件だけど、この場合はあんまり褒められんなー。

2010年03月13日

アニメ版『大正野球娘。』について

放送終了から約半年、今更感もありますが、BD&DVDシリーズのリリースも終わったことだし、アニメ『大正野球娘。』について語っておこう。

アニメ化の話を知った時は目を疑った。
私は原作を読んでたし、気に入ってはいたけど、客観的に見れば欠点も多く、ぶっちゃけ万人にオススメできるとは言い難い作品だった。
徳間ノベルスEdgeというマイナーレーベルで、特に人気があるという話も売れてるという話も聞こえない。CDドラマ化やコミック化でさえ十分ビックリだったのにまさかのアニメ化。いくらアニメ業界が原作不足とはいえ、他にやるべきものがいくらでもあるだろうと。
しかも普通の野球ものならともかく、舞台が大正時代。
野球の描写だけでもアニメでやるとなるとなかなか難しいというのに、更に大正時代の時代考証までできるのかというのも大きな疑問だった。
そんなわけでアニメ開始前は不安7期待3といった感じで、どうせダメならばネタになるくらいの駄作になった方がおもしろいなーなどと不謹慎なことも考えていた(悲しい自己防衛だな…)。
原作が好きだった私でもそうなんだから、放送前に期待してたのって池端監督のファンくらいだったんじゃなかろうか。
まあ、そんな私の不安は見事に覆されたわけですが。

女性を蔑視する許嫁を見返すために、晶子が小梅と仲間を集めて男子との試合に挑む、という基本の部分は変わらないものの、ストーリーは大きく改変されている。
何よりアニメで大きかったのは、地に足をつけた野球ものとして原作を再構成したところ。
原作小説の大きな欠点は野球の部分がいい加減なこと。作者自身野球に詳しくない事を認めているけど、野球の描写より食事の描写の方が力が入っている始末。試合内容や展開は野球好きにとってはなかなか厳しいものがあった。
また、原作では金属バットやスパイクなど未来の技術を使ったり、乃枝の発明品による特訓で男子に対抗する。これは作品の魅力でもあるんだけど、“トンデモ”として受け入れられない層も少なからずいた模様。
アニメ版ではそれらのトンデモ要素をほぼすべてカット。基本的に地道な練習で男子に対抗していくことになる。

最初は野球のルールも知らなかった少女たちが、道具を集め、練習を重ねてだんだん上達していく様子を丹念に描いている。
野球の動きを上手く描いているアニメは他にもあるけれど、手だけで投げるいわゆる女の子投げや、腕だけでバットを振る姿など素人の女子の動きをあそこまでうまくアニメで再現している作品は過去に無いんじゃないかと思う。
もちろん、上達した後の動きの描写も見事で、練習や試合をじっくり描いてきたことによって少女たちの成長が実感できる。女の子投げでボコボコ打たれていた晶子さんが、サイドスローの美しいフォームで男子を抑えるようになるのはかなり感動させられる。

キャラクターの設定や性格が一部改変されているが、これも上手くいっている。
晶子がすぐブチ切れる小物キャラになっていたり、巴がアホの子になっていたりするけど、今となっては原作よりもアニメの方が親しみが湧く。
原作ではほとんど存在感の無かった下級生コンビも、胡蝶は陸上部に所属している設定になったり、鏡子はクソレフト化&第10話の大暴走したりとそ見せ場も増えた。
また、アニメのオリジナルキャラクターの尾張記子も、変にでしゃばることも無く、桜花会を陰から支えるポジションとしてしっかり活躍。これだけ違和感無く作品に溶け込むオリキャラっていうのも珍しい気がする。

原作のウリのひとつは大正時代の文化・風物や食事の描写が細かいところだけど、これはアニメ版にも受け継がれている。
放送前、キャラクターイラストでセーラー服のスカート丈が短いのを見て、設定考証をまともにやるつもりはないんだと思い込んでたんだけど、それは私の間違い。実は大正の頃はセーラー服のスカート丈はかなり短く、長くなったのは昭和に入ってからとのこと。
このような例はほかにもたくさんあって、2chの『大正野球娘。』スレでは「大正時代に××なんてあるわけないじゃん」→調べてみたらちゃんとあった、というようなやり取りが放送中は毎週繰り広げられていました。
設定考証については大正野球娘。 まとめwikiが非常に詳しい。アニメと一緒にこちらを見るといっぱしの大正通になった気分になれます。

私が女子野球萌えの人だという事を差っ引いても、近年珍しい、誠実に作られた良作アニメだと思います。
なかなかBD/DVDを全部購入するのは難しいとは思うのだけど、マイナーアニメとして埋もれさせるのは勿体無い作品なので少しでも多くの人に観てほしい。
なんと今年4月からディズニーチャンネルでの再放送が決まったとの事なので、CSを観られる人はそちらで観てもいいかも。
池端監督を始め、作品に関わったすべてのスタッフ・キャストに賛辞と感謝を。



あ、忘れてたので一応追記。
PSP用ゲーム『大正野球娘。~乙女達乃青春日記~』はクソつまんねーのでやらない方がいいです。値段も下がりまくってるので酔狂で買ってもいいかもしれんけど。

2010年02月15日

『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』観てきました

わが新潟でもようやく劇場版『マクロスF』が公開となりました。上映館のユナイテッドシネマは月曜日はメンズデーで1000円ということで行ってきました。

一応テレビシリーズは全話視聴済。
シリーズ作品は初代テレビシリーズ、『愛・おぼえていますか』、『マクロスプラス』、『マクロス7』を視聴済。好きなのは『マクロス7』かな-、作品の出来は置いといて。
今回の劇場版はテレビシリーズをベースに再構成。2部構成で今回の『虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~』が前編となる。

最初の方は、キャラクターの関係や設定をアレンジして上手くまとめてるなーなどと思いつつ鑑賞。テレビシリーズは2クールだけだった割にはストーリー的に冗長で散漫な印象があったけど、アルトとシェリル、ランカの関係を重視して描くことによってかなりすっきり印象。
お陰でナナセが出てなかったらしいが、存在自体をすっかり忘れてたので無問題(ひでえ)。

などとテレビシリーズとの違いとか新曲とかファミマ自重とかを気にしながら観ていられたのは中盤まで。
後半はもう映像と音楽に圧倒されっぱなしでした。
シェリルとランカ、二人の歌姫の熱唱をバックに、大画面いっぱいに美麗なCGで描かれた戦闘シーンが間断なく繰り広げられる。
『マクロス』シリーズのテーマというのは“戦争”と“文化”と“愛”、それぞれを象徴するのが“バルキリー”であり“歌”であり“三角関係”だと思っているのだけど、その3つの要素をすべてぶち込んだ凄い映像でした。
『マクロスF』という作品自体が今までの『マクロス』シリーズの集大成的な作品でもあるのだけど、今回の劇場版はそれを更に高水準に昇華したと言えるんじゃないかな。
特に『ライオン』が流れ出したときはマジでやばかった。ストーリーではなく、映像の凄さで泣きそうになるとは思わなかったよ。

なんか我ながら褒め過ぎって感がありますが、ホント観といて損はないかと。超一流のエンタテインメントに仕上がっていると思います。
BDも購入して、居間の40V型テレビで今度はじっくり観たいなあ。
完結編となる『サヨナラノツバサ』も今から期待大です。

2010年01月31日

'10冬アニメ雑感

1月も終わり、2010年冬放送開始のアニメも大体出揃ったので、'09秋アニメに続いてさらっと感想をば。
今回も気に入った順ね。

デュラララ!!

原作既読。
原作のイメージはそのままにオリジナルのエピソードを加えたりと上手く作っている印象。
毎回視点が違っているのも群像劇らしくて良い。
まだまだ盛り上がりにはやや欠けるけどこのままやってほしい。

ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド

原作は3巻まで既読。
第1話の冒頭でいきなり作品内番組が始まってどうしようかと思った。
主人公が記憶喪失だったりと原作からの変更点も多いけど、アニメならではの改変としては成功かと。
シャフト+新房監督の演出が作品的にも合ってる。私がヴァンパイア好きなのを差っ引いてもかなりいい出来かと。

はなまる幼稚園

原作既読。
杏ちゃんを始め子供たちが可愛い。全体的にほんわかした雰囲気で安心して観られる。
EDの遊びっぷりがガイナックスらしいと言えなくもない。
深夜じゃ無くて夕方放送でも、と思わなくもないが、どことなく深夜アニメっぽい雰囲気もあるんだよね。おもしろいから時間枠は気にしないけど。

バカとテストと召喚獣

原作既読。
1話は微妙だったけど、だんだん面白くなってきた。
1・2話で原作1巻の話を端折りながらやり、3話以降はラブコメ展開。
原作のメインは召喚獣による試験召喚戦争だけど、1話を見る限りアニメの演出として成功しているとは言い難いのでこの路線のドタバタコメディで進めた方が吉かと。

刀語

原作未読。
月1の1時間放送という『フィギュア17』を思い出す放送形態。
なので1話のみの評価となるけど、西尾維新原作らしいテンポの良い会話のやり取りがおもしろい。
原作に近いキャラデザも観る前はどうなのよと思っていたが、実際に動いているのを見ると全然問題無し。
今後の展開次第ではもっと上位に上がる可能性大。

のだめカンタービレフィナーレ

原作当然既読。
『のだめ』の第3シリーズ。相変わらずの安定感。
ただ、原作は後半そんなに面白くないのでその辺をどううまく料理してくれるか。

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

不思議な世界観の作品。色々謎や伏線を交えつつ、今のところはゆったりとした日常アニメといった感じ。
今後の展開でおもしろくも大コケもありそうな感じだけどしばらく様子見。
キャラデザはさんざん言われてるけど『けいおん!』風味じゃ無い方が良かったな。

ひだまりスケッチ×☆☆☆

原作未読。旧シリーズ未見。
3度目のアニメ化。過去のシリーズは観てないけど、ゆるりとした日常アニメなので特に気にせず観られる。
吉野家先生は残念美人だなあ。

おおかみかくし

原作未プレイ。
『ひぐらし』の竜騎士07原案という事で、雰囲気的にも良く似てる。
明るい日常に忍び寄る狂気の世界、という感じ。今のところ謎をはらみつつも平和な日常が続いているが、今後どういう展開が待っているか楽しみ。

聖痕のクェイサー

原作3巻まで既読
今期屈指のエロアニメ。地上波版はエロが規制されて話が訳分からなくなっている。有料配信されているディレクターカット版は確かにこりゃ放送できないわ、というエロアニメ。ときどきギャグでやってるんじゃないかというくらいのエロっぷり。
エロ要素を除けば厨二病邪気眼アクションアニメとしてそれなりにおもしろい。

おまもりひまり

原作は1巻だけ既読。
エロアニメその2。よくあるハーレム系ラブコメ。
4話で主人公が敵の手にかかり瀕死になったりと妖怪バトル的な展開もあるけど、ハードな話は誰も期待してないと思われるのでエロコメ路線がいいかと。
割り切ってドタバタラブコメに徹すればそれなりに観られるかな。

れでぃ×ばと!

原作既読。
エロアニメその3。規制無しに普通に乳首とか出すあたりがさすがAT-X。
特筆して褒めるところのない、普通のハーレム系エロコメですな。
中原麻衣のツンデレ演技と川澄綾子の腹黒演技はいいけどそれだけで観るのは辛いか。
キャラデザがもう少し原作に近ければよかったんだがなあ。

ちゅーぶら!!

原作は2巻まで既読。
エロアニメその4、ではないか。パンツアニメ。
下着について真面目に扱っているのだけど、女子中学生がこんなアニメを観る訳も無く、ターゲットが不明。
下着を他のものに変えても最近はやりの女子部活ものとして成り立つ作品ではあるが、どうにも微妙。
 
 
 
今期は大外れという作品は無いけど、突出した作品も無い感じでした。どの作品も70~60点くらいという感じ。
中途半端な作品が多いと切るに切れないので面倒なんだよなあ。まあ、最近はアニメ観る時間もあるのでいいっちゃいいんだけどね。

2010年01月27日

魔法少女、観てきました。

というわけで、映画『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』を観てきました。
元々あまり観る気は無かったのだけど、新潟では『Fate』も『ハルヒ』も『文学少女』も『マイマイ新子と千年の魔法』もやらないので、せっかく上映される『なのは』くらいは観ておこうと。
トロステでも紹介されてたし、Tジョイ新潟万代は平日の昼間の上映は割引で観られるしね。
テレビシリーズは3話まで観て切ったので、観に行く前にDVDを借りて予習も怠らない。

感想はと言うと、おもしろかったです。
テレビシリーズの序盤は劣化版『カードキャプターさくら』みたいな展開だったり、本筋とは関係無いスピンアウト元の『とらいあんぐるハート』のキャラが出張ってたりと、冗長と言うか退屈だったんだけど、劇場版では話の大筋はそのままにそれらの要素をほぼばっさりカット。なのはとフェイトの絡みを中心に魔法アクションをメインにした展開に変更している。
お陰でストーリーもテンポ良く、それでいて駆け足になることも無く上手く話を纏めている。
追加されたフェイトとプレシアの過去の話も物語を補完してわかりやすくするのにかっている。

テレビシリーズでは微妙だった作画もさすがに劇場版と言う事でよくなっており、なのはもテレビの2割増しで可愛い。
アクション中心のストーリー展開に変更されているので、もちろん戦闘シーンの迫力はなかなか見事。

問題はと言えば、俺が途中で睡魔に負けて寝ちゃったことだな。いや、ストーリー自体は中だるみすること無くずっと盛り上がってたんだけど、昨晩あまり良く寝れなかったせいで…。勿体無いことをしてしまった。

TVシリーズを観てなくても十分楽しめる良作かと思うので、興味のあった方は観ても損はしないはず。おすすめです。

2010年01月18日

郷里大輔さん死去

『ゲゲゲの奇太郎』の目玉のおやじ役で知られる田の中勇さんの訃報が報じられたと思ったら、今度は郷里大輔さんが亡くなったという。

70年代から最近に至るまで、渋く、強面する演技で多くのアニメで悪役を演じた。
代表作は、『キン肉マン』のロビンマスク、アシュラマン、『機動戦士ガンダム』のドズル・ザビ、『北斗の拳』のウイグル獄長、『ドラゴンボール』の牛魔王、閻魔大王、ミスター・サタン、『機動戦士Zガンダム』のバスク・オム、『魁!!男塾』の江田島平八、『機動警察パトレイバー』の山崎ひろみなどなど。
アニメ以外にもバラエティ番組や報道番組のナレーションも多く、その特徴的な声は聴けば誰もが「ああ!」と思い出すことだろう。

個人的には『剛Q超児イッキマン』のサムソン、『太陽の勇者ファイバード』宇宙皇帝ドライアス、鎧伝サムライトルーパー』沙嵐坊あたりも印象深いが、やはりなんといってもロビンマスク。今でもロビンの数々の名セリフが頭をよぎる。

詳しいことはわからないが自殺だったとのこと。事情は知るべくもないが、演じた役柄と違い、非常に優しい方だったとのことなので自分を追い詰めてしまったのかもしれないが、なんとも残念でやり切れない。

今日は『キン肉マン』のDVDを視聴して、郷里さんを偲ぼうと思う。

最後に…。

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