勇者の挑戦
最後の決戦のために、暗黒魔城都市に突入!
とその前に。前回書き忘れたが、しばらく放置だったモンスターバトルロードにも挑戦。
攻略サイトで調べた使えるモンスター、動く石像のアポロン、キラーマシンのロビン、オクトセントリーのリー(ベホマが使える)でチームを構成。
Sランクこそモリーのはぐれメタルのせいで(ベギラゴン使うなよ、はぐれメタルの癖に)敗退したものの、アポロンをギガンテスのギーガに替えてはぐれメタルを痛恨の一撃で倒し、見事勝利。楽々Sランククリア。
ボス戦で2チーム召喚できるのは心強いなあ。
そんなこんなで暗黒魔城都市。
さすが一応ラストダンジョン、広くて複雑。地図も取り損ねたので訳も分からず彷徨い歩く。
『III』のバラモス城を思い出したよ。あそこも複雑で苦労したっけな。
しかも敵が強い。攻撃力もさることながらHPが多いのが大変。ククールとゼシカは毎ターンシャイニングボウ&イオナズンがデフォ。二人ともMP回復手段はあるものの、それでもなかなか追いつかない。そんなわけで途中で何度も脱出させられた。
一番苦労させられたのはグリゴンダンス。ステテコダンスって、そんなにショックを受けるもんなのか? つーかどんな踊りなんだろう。
長いダンジョンと強力なモンスターを乗り越えて、ついに最深部へ。
暗黒神ラプソーンはちょい悪タマゴみたいな微妙な容姿。…こりゃあどう考えても再戦があるなー。
見た目は微妙だがさすがに強い。2回攻撃でブレスやイオナズンを連発してくる。
とはいえこちらとてレベルも40に達し、何度も死線を繰り返してきたのだ。そう簡単に負けはしない。
ボス戦の戦術は今までとほぼ一緒。まずはモンスターチームを召喚し、ダメージを与えつつ相手の戦術を見極める。
ククールはほぼ毎ターンベホマラー。余裕があるときはスクルトかさみだれ撃ち。
ゼシカはまずフバーハとピオリム、そしてヤンガスとリュールにバイキルト。ククールの回復が追いつかないときは賢者の石で回復。余裕があればメラゾーマで攻撃。
主人公ははぐれメタルの剣ではやぶさ斬り連発。状況によってはベホマや賢者の石で回復も手伝う。
ヤンガスはまずかぶと割りで守備力を削る。その後はウォーハンマー改に持ち替えてデビルクラッシュを連発。……メガトンハンマーって、練成以外では入手できないのかな。はおうの斧、勿体無いんだけど。
何度か痛恨の一撃を喰らって死亡したものの、ククールもゼシカもザオリクが使えるし、世界樹の葉もある。問題なく戦力を立て直す。
いてつく波動で補助呪文が解除され、いちいちかけ直すのが面倒だったものの、特に苦戦することなく見事ラプソーンに勝利。賢者の石が二つあったのが大きな勝因かな。
ラプソーンを倒すと城が崩壊し始める。慌てて脱出する一行。これが『FF』なら時間内に脱出しないとゲームオーバーになるところだ。
途中、足止めに固定モンスターが出てくるが問題なく倒して神鳥のたましいで脱出。……途中で全滅するとどうなったんだろ? ラプソーン戦前に戻されるのかね。
倒したと思ったラプソーンは、異界への扉を開き、闇の世界からのエネルギーを吸収して巨大化。真の姿を現す。ちなみに無茶苦茶デカイ。全長ウン十メートルって感じ。
吹き飛ばされ、神鳥の姿を維持できなくなるが、闇の世界への扉が開いたためにこちらの世界に来ることが出来たレティスによって助けられる。
ラプソーンを倒すには亡き7人の賢者達の力を借りねばならない。そのためには賢者達の力の宿るオーブがいるということで、レティスから山彦の笛を授けられる。
オーブに山彦の笛って、なんとも懐かしいアイテムが出てきたなあ。しかも、神鳥の止まり木のところには見覚えのある双子までいるし。どこから出てきたんだ? 相変わらず二人でハモってるし。
賢者の末裔達のゆかりの場所を回り、オーブを回収。ちなみに『III』のオーブは6つだったけど、今回はゴールドオーブが追加されてます。
オーブを集めて神鳥の止まり木へ。レティスから例のラプソーンを封じていた杖が4分割されて授けられる。
レティスに乗っていざ最終決戦へ。
最後の戦いはレティスの背中、というか羽根の上に乗りながら行われる。そりゃまあ、神鳥なんだから羽ばたかなくても飛べるんだろうけどさ。
ラプソーンを倒すにはヤツの周りを覆う結界を破らなければならない。そのためには授けられた神鳥の杖で祈りを捧げ、賢者達の魂を呼び出さねばならないのだが、これがなかなか大変。
1ターンに4人同時に祈らねばならず、その間はもちろん回復もできない。しかもこれを7回繰り返さなくてはならない。
1ターン祈っては回復、を繰り返すこと7度、ようやく結界が破られた。これでようやくまともに戦える。
戦法は今までと同じ。攻撃力は高いが、回復手段も蘇生手段も十分あるのでなんとか凌げる。ヤンガスと主人公がコツコツとダメージを与え続ける。
レティスの上なので戦闘開始時にはあえてチーム呼びを使わなかったのだが(もし召喚できなかったら目も当てられない)、ラプソーンの攻撃がゆるまった隙をついて召喚する。
そして召喚したギガンテスのギーガが見事痛恨の一撃! ラプソーンを倒した! っておいおい……。トドメくらいは自分で刺したかったなあ、いいけどさ。
そして最終決戦用に錬成していた不思議なタンバリンは結局間に合いませんでしたとさ。
リュールたちに感謝と賛辞の言葉を残し、この世界を去っていくレティス。
そのとき、別の世界でのレティスの名前が語られる。おお、なるほど。BGMが一緒だったのもオールドファンの懐古を誘うだけじゃ無かったのね。
トロデ王とミーティア姫、そしてトロデーンの呪いも無事に解けた。しかし、予想していたとはいえ、トロデ王の怪物姿と人間姿が全然変わってなくて笑った。
そして、ついに世界に平和が訪れた……!
そして数ヵ月後。ミーティア姫とサザンビークのバカ王子の結婚式が行われることに。
世界を救った功績でリュールはトロデーンの近衛隊長に、ってそれだけかよ! 国を譲るとか言え、トロデ王。
久しぶりに仲間達と再会し、姫を結婚式が行われるサヴェッラ大聖堂まで護衛することになる。
サヴェッラではバカ王子と再会。相変わらず最悪だ、バカ王子。
ニノ大司教が新しい法皇になってた。救出されたんだ。心を入れ替えたあのオッサンならばいい法皇になることだろう。
日にちは進んでいよいよ姫の結婚式へ。
この後の展開がなんだかなーって感じなんだよねえ。いや、結婚式に乱入して姫をさらって、仲間やトロデ王の助けを借りて手を取り合って駆け落ち、って展開はいいのよ。ベタベタだけど。
でもさ、ほら、『ドラクエ』の主人公って全く喋らないじゃん。なんかヤンガスやゼシカがけしかけても何も喋らないんで、主人公が何の意思表示もしないまま、回りだけが勝手に盛り上がって話が進んでいくのよねー。その辺がどうにもこうにも。
せめて、ミーティア姫と、「リュール、私を迎えに来てくれたのね?」「→いいえ」「そんな、ひどい…/私を迎えに来てくれたのね?」以下略、ってな会話があっても良かったと思うんだけど。
主人公が喋らないのは昔からの『ドラクエ』の伝統なんだけど、FCの頃はともかく、グラフィックやストーリーがこれだけ凝るようになって、主人公のキャラクターも固定されている今に至るにその伝統を守る必要は無いと思うんだよね。最後の最後で主人公が喋らない弊害が出ちゃった感じ。
エンディングにしては盛り上がりに欠けたなあ。とりあえず、クリア後のイベントをこなすとエンディングが変化するようなのでそれに期待しよう。
そう、世界に平和は戻ったが、まだ物語は終わっていない。主人公の出生の秘密、トーポの正体などまだ明かされていない謎が残っているのだ。
そんなわけで、この冒険日記ももうちょっとだけ続くぞい。
続きは『レッスルエンジェルスサバイバー』が出ちゃったので当分先になりそうだけどね。