ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 

(1)(2) 『The SoulTaker 〜魂狩〜』の人気キャラクター(?)中原小麦を主人公にした番外編的OVA。
他の登場人物も実は『魂狩』のキャラクターだった。私は観終えるまで気付かなかったが(だって、『魂狩』、JAM Projectのビデオクリップが観たくて1巻観ただけだったんだもの)。
ちょっと見、萌え系魔女っ娘アニメだが、その評価は『全日本妹選手権!!』を妹萌えマンガというくらい間違っている。

第1巻の舞台は秋葉原。相手はひっきーが巨大化したモナー。言うまでも無く2chで有名なアレである。モナーが秋葉原の街で暴れまくり2chネタを連発!
これを商業アニメでやっちまうってのがすごい。禁じ手は禁じ手だろうが、ここまでやってくれればもうオッケーっす。
ま、2chネタがわかんない人には全くわからんだろうが、そんな人はこんなアニメ観ないので問題なし。
第2巻の舞台はコミックマーケット。
オタクの怨念を吸収してビッグサイトが巨大ロボット・ビッグサイトロンに変形! っておいおい。
さらには小麦ちゃんがガッチャマンに、ライバル・こよりちゃんはテッカマンに変身してのコスプレバトル! いくらタツノコだからって無茶しやがります。
ビッグサイトがロボットに変形、までは誰でも考えるが、ゆりかもめパンチや、謎のノコギリ(実際にビッグサイトそばにぶっ刺さっている謎のオブジェ)など細かい所まで凝っているし、何より変形時の挿入歌は作曲・渡辺宙明、歌・串田アキラである。ここまでやられるともう脱帽。
ビッグサイトロンにガッチャマンが科学忍法火の鳥で突撃するシーンのテンションの高さはすごいです。アニメであんなに大爆笑したのは久し振りってくらい。

小麦ちゃんのCVは桃井はるこ。演技、と言っていいのかわからんが、少なくとも小麦ちゃんを演じられるのは彼女だけだと思います。
その他のキャストではライバルのこよりちゃんの大谷育江さんの好演が光る。こよりちゃん、すっげーいいっす。もえもえ。

映像特典として、アニメが出来るまでの過程を説明する、みたいのが付いてるんだけど、これも非常におもしろい。本編で見られない小麦ちゃんの毒舌ぶりが良い。

続編も決定したようで、次はどんなネタで来るのか非常に楽しみ。
うーん、『魂狩』本編も観たくなっちゃったな。

(2.5) もはや『魂狩』など知らないファンばかりじゃないかと思える暴走を続ける『小麦ちゃん』、Karte3の発売を前に番外編のKarte2.5が登場。
内容は、アイドルとしての小麦ちゃんの日常+ミュージッククリップ。1、2巻のような過度な期待はしない方がいいと思いますが、それなりに楽しめます。
ただなー、小麦ちゃんのミュージッククリップはわかるが、なぜ京介くんのミュージッククリップなどを入れる? 入れるんなら誰がどう考えてもこよりちゃんのミュージッククリップだろうが! 1、2巻の映像を編集した小麦&こよりのデュエット曲のクリップはあるんだけど、アイドル・国分寺こよりのミュージッククリップが観たかった…。
そして、今回本編以上に重要なのが、『超展示ロボ ビッグサイトロン』のオープニングムービーです。カッコよすぎ。必見です。つーかクッシー、熱唱しすぎ。

(3) 人気爆発につき新シリーズすたーと! やたー。
と喜んでいたんだが、あれ、あれれ? なんでこんなにつまんねーんだ?
繰り出すギャグがすべて上滑り、盛り込んだパロディも外しまくり。ダメなギャグの見本のようになってしまってるなー。
例えるならば、『はれぶた』が『エクセルサーガ』になってしまった感じ。判り難いか?
個人的に、ギャグアニメに大事なのは「背骨」と「緩急」だと思っている。しっかりした軸があれば多少暴走しても安心して観てられるし、抑えるところがあるからこそ、ハイテンションなギャグが引き立つ。
やっぱり監督交代が響いてるんだろうな。米たに監督じゃだめだったか。米たにさんも変に今までの路線を踏襲しないで自分の持ち味でやればいいのにねえ。
KARTE4以降も改善の様子がなさそうなので切り、かな。さらに新シリーズも決まったらしいが、さてさて。


ナジカ電撃作戦

(1)〜(3) 一応ジャンル的に言うとスパイアクションもの、ということになるのだが・・・。
実はすごい意欲作かもしれない。物語を構成する要素の全てが”パンチラ”のためだけにあるのだから。
前編パンチラの嵐。1分に一度はパンチラがあると言っても過言ではない。これでもかというくらいにパンツを拝めます。
あれだけパンツを見せつつちゃんと話が進む、というか物語はパンチラのために用意されている。
そのくせ、キャストもいいところを揃えているし、作画・音楽も上等。やはりバカアニメをやるならこのくらいやらなければ。
出てくる女性キャラのパンツの色がほぼ全て白、という点にもこだわりが感じられて良い。
あのパンツの見せっぷりは『ノワール』に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいである。
個人的には、もうちょっと頻度が少ないと(『学校の怪談』くらい)パンツのありがたみも増すと思うのだが。
制作のスタジオ・ファンタジアって、『AIKA』をつくったところなのね。納得。きっとレンタルビデオ屋で『AIKA』と一緒にアダルトアニメのコーナーに並ぶんだろうな。

(4) #7はリラがお休みのためナジカ一人のミッション。もっとリラがいないことに対するナジカの心情を描くかと思ったのだが、そういう演出はほとんど無し。
#8は榎本温子の演技のアレっぷりが印象に残ったくらいかなあ。

(5) #9・10ともに、人間とヒューマリットの関係を描いた回。ゲストキャラの関係を見て、リラとナジカがお互いの存在について想う、という展開はクライマックスにむけて十分だろう。
が、作画のレベルがどんどん落ちてるんだよなあ。だから、こーいうバカアニメは最後までクオリティ落としちゃいけないんだって。
どーでもいーけど(あ、いや、この作品的には重要なのだけど)、パンツを見せるとき、やたら大股広げてたり、尻だけ突き出した間抜けな格好で見せるのはいただけないと思うのだが。それともあれは安直なラブコメ的パンチラに対するアンチテーゼだったりするんだろうか。

(6) 最終巻。ナジカとリラの関係の結幕を描く。
いつもナジカに自分で考えて行動しろ、と教えられていたリラがそれを実行した事によってナジカと別れる事になるという展開は皮肉。
余韻を持たせるようなエンディングもなかなかよい。
いくつか未解決の謎とかあったし、少々物足りない感じもするが、物足りないくらいがちょうどいいのかもしれない。
パンツは見飽きたけどね!
どうでもいいが、ナジカが調香師であるという設定は全く意味が無かったような。
中盤以降、作画が落ち気味だったのは勿体無かったなあ。


BACK [nokotsudo]